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2025年11月

Ozawattiの徒然なるままに 11月

2025年11月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
看護部長ブログバックナンバー

  ①日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会、そして次年度は・・!

11月1日・2日に「日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会」が金沢で開催されました。当院からの発表と、次年度の大会長を私が拝命しているため、座長の任務と実際の運営を見ておきたいという目的で、学会理事でもあり次年度実行委員長を務める岩川科長はじめ、企画運営を担う副部長、科長あわせて総勢7名で参加しました。

今回は、リハ看護学会としては6年ぶりの対面・現地開催。大会趣旨は、リハ看護の専門性についてあらためて確認する、発表・シンポジウム・講演などを通して得られた知見を現場に活かし、リハ看護の発展へと循環させるということです。多くのプログラムからさまざまに学ばせてもらいましたが、大会長講演の中で、「看護師は患者について感じるセンサーを持っていること。(患者の)言葉にならない身体の反応から、患者の言葉を感じ取る」という一節がありました。その時に、私は新人の時に出会った一人の患者さんを思い出していました。身体の変化が気になっていたにもかかわらず一歩踏み込めなかった自分、患者さんはお亡くなりになってしまいましたが、「看護とは何か」を考えるきっかけをくれた患者さんでした。この一節の通り、看護とは知識や技術だけで支えるものではなく、患者さんの内なる思いを感じ取り、寄り添おうとする人間としての感性が土台になっていると思います。

学会を終えて、あらためてリハ看護の強さや温かさ、可能性、そして研究に取り組む意義等をひしひしと感じています。次年度の大会テーマは「ポジティブヘルスと歩むリハビリテーション看護」です。さまざまな対象者一人一人を支えていくリハ看護を考えていきたいと思います。

日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会 1

1 一番右の小玉副部長は、「鶴巻野球部」のユニフォームを着用して、PR活動も兼ねていました(笑)

日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会 2

2 (左)当院からの発表者。質疑応答も上手にできました(パチパチ)。(右)小澤

日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会 3

3 総会で副議長、書記を務めた、(左)下田副部長 (真ん中)加藤科長、(右)大友科長

日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会 4

4 院長交代記念パーティーでは、看護部がゲーム担当。これまで数々の場面で鈴木院長に参加してもらっていた「たたいて かぶって じゃんけんポン!」。鈴木院長が全勝!

日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会 5

5 (左)金沢駅の鼓門(つづみもん)、夜は幻想的。(右)今回の大会長の加藤先生が所属する学校は、私の母校でもあります。打ち合わせのために数十年ぶりに訪問しました。

日本リハビリテーション看護学会第37回学術大会 6

6 次年度学術大会は小田原で開催します。 よろしければぜひご参加ください!

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小澤看護部長のブログ「Ozawattiの徒然なるままに」バックナンバーです。

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