1. 中国人看護師対象現地説明会&面接に行ってきました。その1
2021年4月に日本での就職を希望する中国人看護師への説明会、ならびに当院への入職希望者との面接のために中国・山東省に行ってきました。病院見学、現地視察の時間もあり、肌で感じた初めての中国の印象をお伝えします。
はじめに本題の説明会・面接会です。対象となるのは、すでに中国で看護師資格を有しており、日本で働くことを目指して、現在日本語や日本の文化等を学んでいる学生です。今回は、セコム医療提携病院から当院を入れて3つの病院が参加し、それぞれの看護部長から自施設の説明を行いました。多くの質問もあり、真剣に聞いてくれる皆さんの姿勢がとても印象的でした。翌日は、その学生の中で、当院ならびにセコム提携病院を希望してくれる方と面接を行いました。日本で働きたいと思う理由は、日本の最新知識・技術を学びたい、救急現場を学びたい、中国ではこれから高齢者が増えてくるのでノウハウを学びたい、日本が大好き、・・さまざまでした。中には、日本の俳優が好き、ドラマを見て憧れた等、おちゃめな理由もありました(笑)。
中国と日本の看護師事情は少し異なっています。まず、仕事の内容ですが、日本の「療養上の世話」という役割は、中国では家族やお手伝いさんが行っています。看護師は主に医療行為を行うため、なので病院には多くの家族が付き添っていました。また、日本では看護師免許を取得すれば一生使えますが、中国では免許取得は看護師としてスタートする入り口でしかなく、その後、経験、専門知識を増やしていくことで、「上級」になる試験を受け、一般の看護師から資格を上げていきます。(護士→護師→主管護師→副主任護師→主任護師)
さて、面接した彼ら・彼女たちはこれから来日し、日本の学校で日本の看護師国家試験合格を目指して学習を続けていきます。数日で日本が恋しくなった私からすると、母国を離れ、国家試験、就業という道を選択する志に感服します。再会できる日を楽しみにしたいと思います❤
(その2に続く)
2. 遠藤室長お疲れ様でした!
サービスシステム開発室室長を務めてくれた遠藤玲子室長が、このたび鶴巻温泉病院を卒業しました。
患者さん・ご家族に寄り添い、丁寧にご意見や声を拾い、また看護部だけではなく院内全体を支えてくれました。時に辛い場面も遠藤室長に助けられたことが多々あります。
毎月の「接遇標語」を独特の発声で唱和する姿や、全職対象セミナーでの熱弁、地域へのごあいさつ、委員会事務局などなど、ある時は表舞台で、ある時は縁の下から支えてくれました。ありがとうございました!
情報サイト「シンカナース」インタビュー https://sinkanurse.jp/