看護部長ブログ
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2019年10月

Ozawattiの徒然なるままに 1.中央材料室体験研修 2.インフルエンザワクチン接種

2019年10月

 このたびは、台風19号ならびに大雨により被害を受けられた地域の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 甚大な被害を受け、自然災害になすすべはないのかと脅威を感じます。台風19号のときに、当院では窓ガラスが一部割れたり雨漏り等がありましたが、その程度で済み、患者さんに影響を及ぼすようなことはありませんでした。防災訓練は定期的に実施していますが浸水を想定した訓練はなく、さまざまなことを教訓に災害対策を見直していこうと思います。


1. 中央材料室研修

 9月~10月に、副部長と科長全員が中央材料室(中材)業務を体験しました。研修は1日1人~2人、滅菌技師1級を持つ五十嵐看護師の指導を受けながら、器材の回収から始まり、回収物の振り分け、洗浄・滅菌・包装まで、一連の流れを学びました。「こんな風に扱われているなんて知らなかった」「病棟でルールを守ることの大切さを実感した」等、院内にあっても縁の下の力持ちの部署なので実際の業務を知らない職員も多くいます。

 研修の目的の一つは、このところ器材の扱い方のルールが守られていないことが目立ったため、'中材を知って扱う立場になってみる'ことを掲げていました。まずずまずは、目標達成ですね。今回の学びを病棟に持ち帰り、スタッフに還元するよう期待します。

 さて、研修の学びを測定する材料として、前後で「テスト」を行いました。テスト問題は私が作成。'久々に感染管理認定看護師の血が騒ぐ~!''科長さんたちだからちょっと難しくしようかなー'なんてうきうきしながら(!)作成しました。結果は・・・・もっと修業が必要な人もいました(怒)


一応、真面目にやってます(!?)
こうなると、誰が誰かわかりません(+_+)
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研修後は80点以上で合格ですが・・d科長・k科長・o科長はやり直し(怒)

2. インフルエンザワクチン接種

 10月4週目から、職員のインフルエンザワクチン接種がスタートしました。厚労省(国立感染症研究所)の調査によると、今年のインフルエンザは8月下旬あたりから定点当たりの報告数が増えており、例年に比べると2か月も早く発生増加が始まったことになるということです。確かに、院内でも8月に複数の職員のインフルエンザ罹患報告があり(経路はそれぞれ別)、秦野市内の小中学校ですでに学級閉鎖が出ています。

 今年のウイルスの型は、2009年委世界的にパンデミックを起こしたウイルスということで、鋭意警戒、発症を最小限に抑えられるように対策の徹底が重要です。ワクチンは、接種すれば絶対にかからないというものではありませんが、ある程度の発病を予防し、たとえ罹患したとしても症状の重症化を阻止する効果がありますので、まだの方は積極的に受けてくださいね。・・・こちらも感染管理認定看護師の血が騒ぐ内容でした! 


今年はそれほど痛くなかったのは、看護師の腕がいいから?!
ドキドキしながら、接種を待つ皆さん
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国立感染症研究所「インフルエンザ過去10年間との比較グラフ(10/23更新)

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