当院は、多機能の慢性期病院です。回復期、維持期、緩和期の患者さまにじっくり向き合い、その人がその人らしく生きることを大切に、「5つの心と確かな知識・技術に基づく看護・介護」を提供しています。5つの心とは、「聴く、思いやる、寄り添う、観る、考える」心です。
看護部では、オリジナル看護方式の導入や、DiNQL事業への参加、クリニカルラダー導入、特定行為に係る看護師の研修、介護職員による喀痰吸引の実施等、あらたなことにチャレンジしています。また、働きやすい職場環境作り、データ管理による質向上、キャリアアップ支援等も積極的に取り組んでいます。
元気な慢性期病院の看護部をぜひ見に来てください。当院の公認ゆるきゃら「鶴のまきちゃん」と一緒にお待ちしています。
患者の声を心で聴き、感じ、思いやり、寄り添いながら観て(観察)考えることができる。そして、その手で技術が実践できる看護・介護を提供します。
感性(心)をケアという形で具現化するためには知識と技術と心の動きを感じ取る力(第六感というのでしょうか?)が大切だと考えます。看護・介護の現場にはこの知識と経験などの蓄積により物事を感じる力、第六感が必要です。
地域の人々や患者さまの立場に立った良質な看護・介護を提供するとともに、安全で安心な慢性期医療を看護・介護面から支援します。
その人がその人らしく生きることを大切にしたQOL、QODを目指した看護・介護を展開し、看護部職員としてやりがい感を実感できる組織体制を創造します。
病棟科長を頂点に看護職・介護職が両輪のように、仕事ができる体制になっています。看護は医療的視点で、介護は生活の視点で、それぞれの専門性を発揮しながら協働します。このように看護職・介護職の協働を組織として確立させている病院は稀少です。
日勤 9:00~17:30(早番・遅番有り)
夜勤 17:00~9:30
2016年度より、これまで行ってきた経年別研修を廃止し、クリニカルラダーシステムを導入しました。クリニカルラダーは新人からエキスパートへと段階を踏みながら、臨床実践能力を育成するシステムです。ラダーレベルに応じた院内研修プログラムを組み立て、より高いラダーを目指すための学習を効率的に行うことができます。鶴巻温泉病院では、ラダーレベルを新人を除く4段階(レベルⅠ~Ⅳ)臨床実践能力を4側面(実践、管理、教育・研究、人間関係能力・倫理)に分けました。それぞれのレベルにおいて自らが必要な研修を受け4側面で自己、他者評価を受けるために申請をしていきます。
2014年4月に3人からスタートした 「専門・認定看護師会」 は、発足から5年が経過しました。 現在、専門看護師2名、認定看護師6名、計8名となり各自の強みを存分に発揮した活動を行っています。