鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
マネジメントラダーとは、管理者が管理を実践していくために必要とされる能力を明文化したものです。当院では2021年度から、構成を6領域(目標管理、人間関係能力、看護と介護の質評価、倫理、人材育成・自己啓発組織連携)、レベルを4段階としてマネジメントラダーの運用を開始しました。年度末に管理実践報告書や評価表等を提出し、審査会でラダーレベルを決定します。
今年度の研修テーマは、6領域の中で自己評価が低い、あるいは苦手と感じている人が多かった「組織連携」と「目標管理」の2つとし、どちらかに参加してもらいます。今回の研修は「組織連携」。'スペシャルゲスト'として鈴木院長、木村リハ部長を迎え、社会と病院を取り巻く状況、秦野市(地域)の状況、今後当院が目指すこと、リーダーの在り方等々、そして私からは組織のこと、多職種連携で必要なワザ等をお伝えしました。ワークでは、副主任、係長、科長が会するグループで、「三喜会の理念達成のためにどのようにリーダーシップを発揮していくか」を話し合いました。
「自分たちに求められていることは何か?」とマネジメントラダーを意識した本質に迫る意見交換もあり、今日の研修が管理能力を高めていく一助になればと思います。'ぎゅうぎゅう'に詰め込みましたので(笑)、皆さんゆっくりお休みくださいね。
今年は秋になっても'夏日'が目立ち、市中では半そでの人も。かと思えば、インフルエンザやコロナは増加傾向。人が自然環境と上手につきあっていく方法を試されているように感じます。こんな状況で気づかずに冬を迎えそうなので、秋の日常を回想しました。