1. 研修!研修!!研修!!!
11月~12月にかけては、係長宿泊研修、科長宿泊研修、副主任研修、ラダーⅡ-1、Ⅱ-2、・・と研修目白押しでした。それぞれに目的、対象者が違っているので、毎回毎回が新鮮で、誰よりもたくさんの元気とエネルギーをもらったと得した気分です!
役職者の研修については、今年度「原点に戻る」ことにこだわりました。例えば、科長研修では特定行為研修修了者によるフィジカルアセスメント講義で科長たちがペアになって聴診、触診等の演習があったり、係長研修では「心に残る患者さん」を自然の中で語り、副主任研修では日々実践している看護・介護をありったけ挙げて、これからの自分を考えたりでした。加えて、人材育成の熱いディスカッションや、添削されたレポートを基にレポートの書き方の学び直し、今年度の看護部目標の一つである「新たなものをつくり、挑戦する力を発揮する」に関連して、クリエイティブな思考で問題解決に導くスキルの一つとしての『クリエイティブ・ディレクション』等も学びました。
ラダー研修では、取り組んできた業務改善と医療安全への取り組み成果の発表がそれぞれに行われました。みんなのプレゼン力が高まっていることに関心しながら、患者さんのためという思いが伝わる内容には、「素敵だー❤」と胸が熱くなりました。皆さん、お疲れ様でした。
2. 中国人看護師対象現地説明会&面接に行ってきました。その2
前回に引き続き、今回はこの訪問の中で一番衝撃的だった(!)懇親会と中国のおもてなしについてお伝えします。
訪問中に食事をごちそうになる機会が多くありました。毎回かなりの量のお料理が運ばれてきます。はじめから「おいしい。おいしい。」と調子よく食べていると後半は全く食べられなくなり、残してしまうほどです。でも、中国ではこれでおもてなし成功になります。残さず食べ切ってしまうと、おもてなしした側が「足りなかった。失礼にあたった。」ということになり、'残されてこそ成功'ということです。そのお味は、残すにはもったいない、さすが本場中国!というものばかりでした。
次に、お酒の席のルールです。「毎回乾杯により飲む量を確認すること」があります。この「乾杯」が実は衝撃的で・・日本の「乾杯」は、中国では「千杯(ガンベイ)」=一回で飲む(要は、一気飲み?)、「半杯(パァンベイ」=二回で飲む、等のルールがあり、そのルールから外れると相手の顔をつぶす、失礼にあたるとなります。相手の目の前でその通りに飲み干すことが親睦を深め、信頼関係を築いていくことになります。そして、そのお酒は一般的に'白酒'というアルコール度数40度近いもの(*_*)懇親会の席では、皆さん飲むわ飲むわ・・文化やしきたりに生に触れて、国の違いを知る貴重な経験となりました。40度のお酒の一気飲みに耐えられる強いからだ(?)になったら、その時はまたぜひ!?
情報サイト「シンカナース」インタビュー https://sinkanurse.jp/