鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
9月は学会シーズンに入りましたね。看護部からも、褥瘡学会、家族看護学会、慢性期看護学会、介護福祉学会、エンドオブライフケア学会等々への発表、聴講で、職員が参加しています。
コロナ禍を経て、学会の形も「対面」から、「対面とオンラインのハイブリッド」、「終了後の録画配信」などさまざまになり、参加する側としては参加しやすくなりました。学会発表は、研究成果の発表とフィードバックによる質的向上、ネットワーク構築、キャリア形成の促進といった多岐にわたる意義があります。また、参加することによって知識の深化、最新の研究動向の把握、新たなアイデアやインスピレーションの等の意義があります。そして会場に直接足を運ぶ場合は、その土地の空気に触れることができます。このあとも、日本慢性期医療学会、リハ看護学会、難病看護学会ほか、目白押しです。それぞれが多くを学んで、現場に持ち帰っていただきたいですね。
10月1日に、鶴巻温泉病院の院長を16年間務められた鈴木院長が退任され、同じ法人である横浜新緑総合病院院長に就任いたします。鈴木院長は「変化を進化に 進化を笑顔に」をモットーに、たくさんの知識と先見の目を持って、病床変更、介護医療院設立、電子カルテ導入、特定行為研修への積極的参画等々、書ききれないくらいの実績を残してくださいました。そして、職員一人一人と目線を同じくして下さり、院長室を訪れる職員は多く、笑い声が聞こえてきていました。
鈴木院長がご退任されることは本当に寂しくもありますが、築いてこられたことを大切に受け継ぎ、出江新院長とさらに発展させていくことが残された者の使命であると考えます。これまでのご尽力にたくさんの感謝を込めて、鈴木院長、ありがとうございました。