鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
新型コロナウイルス感染状況は改善傾向を続け、屋内マスク着用判断が個人にゆだねられたり、5月には2類から5類に変わることも決定し、これからは本当の意味での「withコロナ」が各自に問われてくるようになりますね。
院内でもさまざまな制限を少しずつ解除し始めました。まずは『面会の再開』です。コロナ前のように、いつでも何人でもというわけにはいきませんが、(基本)予約制として始まりました。ご家族の姿を見て涙ぐむ患者さんもおり、そんな様子を見て私も胸がいっぱいになりました。家族の大切さをあらためて実感した場面でした。
次は『看護部集合研修の再開』です。延期されていたラダーレベルの成果発表会やケア実践報告会、副主任研修等を開催することができました。発表会・報告会は1つ1つが意義深く、コロナ禍でも患者さんにしっかり向き合っている姿が伝わってきて感激しました。まとめは大変だったと思いますが(「大変でしたか?」と投げかけたら、皆がうんうんと大きくうなずいていました)、経験を振り返り、自分の行動や思考を言語化し、看護・介護の本質について探っていくことは、学びと成長の機会になります。一回り成長している皆さんの姿をとても頼もしく感じました。
4月は、3年ぶりに対面での「セコム提携病院神奈川ブロック合同入職式」が予定されています。コロナ感染のリスクは変わりませんが、コロナ前の日常に近づいていけるよう向き合っていきたいと思います。
ラダーⅠ(h)の発表会テーマは「ケア実践」です。
16名の皆さんの患者さんへの関りの発表は、1つ1つが心に沁みました
ラダーⅡは「論理的思考」と「事故要因分析」の2つから選択し、業務改善あるいは'Im Safer'に取り組んだ内容の報告会でした。
副主任研修。副主任さんが一堂に集まるのは1年3か月ぶり。同じ立場で発散するのはとても大切。みんな時間が足りないくらい盛り上がっていました!