鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
1.あらたな形で病院説明会
この1年間は新型コロナウイルスの影響で、人が多く集まる状況を作ることや県をまたぐことが自粛となり、参加を予定していた病院説明会はほとんどが中止になりました。就職につながる一つのきっかけになる看護学生の実習も中止あるいはごく短期間になってしまい、当院を知ってもらう機会が大きく減った年でした。それでも今年に入ってからweb説明会、直接説明会が形を変えて少しずつ動き始めました。
web説明会は1枠25分程度で、最大8回の説明になります。聴講者が振り分けられる回と自由に聴きにくる回があり、振り分けられる回は、慢性期にそれほど興味を持っていなくても聴いてもらえる(聴かされる!?)機会になります。画面に向かってつい力が入ってしまい、最後の回は声はがらがら、活舌も悪いという消耗具合でしたが・・(泣)。
直接対面では、出展側人数と1ブースに訪問する学生人数を制限し、アクリル板設置やフェイスシールド着用等の感染対策を徹底した中での説明になりました。久しぶりの直接説明会は、学生さんの反応がよくわかり言葉のキャッチボールもできてやっぱりいいなと実感しますが、形が変わっても当院の魅力を伝えていきます!6月まで説明会が続きますので、都合のつく学生さんはぜひ聴きに来てくださいね。(インターンシップも形を少し変えて、やってます!!)
当たり前になったwebオンライン説明会
web説明会は、感染防止になることが一番ですが、足を運ばなくてよいため時間が有効活用できる、多くの学生さんに聴いてもらえる等のメリットがあります。
横浜での対面説明会に人事採用担当の八木さんと出席。
当日の参加者は500人!当院のブースにも多くの学生さんが来てくれました。
2.今年度のまとめと新年度の準備
2-3月は年間評価と次年度の準備に追われます。評価については'普段からこつこつやっておけばよかった'と毎年この時期に反省し、年度初めは'こつこつ'やるのですが、結局今年も反省しています・・。
看護部では、病棟、病棟以外(外来、中材他)、委員会、会議の年間評価を行い、科長会の場で各責任者が報告します。先日の科長会では病棟からの報告がされました。「できたこと」「できなかったこと」がそれぞれにありましたが、できたことは大いにほめて、できなかったことは理由や背景を明確にして、何をどのようにするとできたのかを次年度の課題にしてもらいたいと思います。
このあとも委員会等の報告が続きますが、私からは一足先に看護部年間総括をさせてもらいました。目標達成しなかったこともありますが、今年度は新型コロナウイルス感染症への対応が最重要項目であり、患者さんの単発発生事例はあったものの看護部職員の罹患はなく、感染も最小限にとどめられことは大いに評価できることを伝えました。今年度も残りわずか、もうひと踏ん張りします!
科長会で、各病棟の年間評価を報告。
「できたこと」には残業時間削減、大浴場利用率上昇、コロナ禍で退院支援の工夫等、
「できなかったこと」には学習会開催、退院後訪問等があげられていました。
次回の会議報告に向けて、係長さんたちが熱くディスカッション中!!
(しかし、密ですね)
次年度の人事異動も発令しました。(ざわざわ)