鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
介護職員が全国的に不足する中、当院も例外ではなく、介護職員の採用に知恵を絞っています。そのような中、昨年度インド人の介護技能実習生についての紹介を受け、実際に受け入れている病院の見学を行い、評価が高いことから受け入れを決定しました。候補生はインドの看護師資格を有しており、人のお世話が好きということと日本で働きたいという強い思いが共通しています。インドにいる候補生20人近くとリモート面接を行い、皆さんの真摯な態度が画面を通して伝わり選考に悩みましたが、最終的に3名を決定しました。
順調に進んでいれば昨年の8月には入職予定でしたが、次々と襲ってくるコロナ波の影響で2022年になっても入国延期が続いていました。それでも第6波と第7波の隙間の時期に入国がかない、予定より1年遅れのこの7月に3名は来日することができました。(この間に、技能実習から特定技能1)に切り替えになりました。)
教育担当介護係長を中心に受け入れ病棟の介護係長たちで準備を進め、インドの基礎知識を学ぶ時間を設ける等も行ってきました。3名はすでにチームの一員として、それぞれの場所で学び始めています。コロナの拡大が続く毎日ですが、日本の生活に慣れ、介護を学び、そして目標である介護福祉士資格をぜひ取得してほしいと思います。3名の成長がとても楽しみです!(今後、定期的に3名の様子を紹介します)
技能実習制度は「国際協力の一環」のため、特定技能制度は「国内の人材不足解消」のために設けられた制度。法的根拠、在留資格、職種・作業、受け入れ方等、異なる。
「特定技能受け入れPJ」で指導の方法やふりがな付きの資料の準備、その他いろいろ打ち合わせをしています。
入職日が決定し、おもてなしの準備中。
それぞれの病棟でもおもてなし。
院長からの辞令交付。日本人よりお辞儀が深い・・
左から、院長、プリヤさん、プリティさん、イラキヤさん、小澤。
これからどうぞよろしくお願いします。