スタッフコラム
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スタッフコラム

専門・認定

専門・認定看護師企画勉強会「経口与薬の方法について考えましょう」

2019年7月

摂食・嚥下障害看護認定看護師 加藤 久美子

専門・認定看護師企画勉強会「経口与薬の方法について考えましょう」というテーマで開催しました


摂食嚥下障害のある患者さまに経口与薬する時、安全に内服するためにはどうしたらよいのか悩むことがあるかと思います。さらに絶食中の患者さまの場合には、不安に思うことがあるのではないでしょうか。

今回の勉強会では、内服を安全に実施できる方法を自分自身で体験してもらいました。アンケートの結果では、「実際に飲みにくいと感じたので、患者さんには1錠ずつ内服させたい」「嚥下障害の方がどのぐらい内服が大変か理解でき、実践で工夫できると思った」などの意見を頂きました。

ビタミン剤を使用し、経口与薬の体験をしました

「あなたが受けたい終末期医療」

2019年5月

老人看護専門看護師 関 尚子

昨年度、年間を通して実施して来た専門看護認定看護師勉強会の1コマを担当し、「あなたが受けたい終末期医療とは?」という題名で講義を行いました。

「エンド・オブ・ライフケア」について聞いたことがある方も多いと思います。「エンド・オブ・ライフケア」とは、「病いや老いなどにより、人が人生を終える時期に必要とされるケア」であり、「疾患を限定していない」「高齢者も対象」としています。

療養病床や在宅で食事が取れなくなったとき、「どのような方法で栄養や水分を摂るか?」悩むことが多くあります。そこで「高齢者ケアと人工栄養を考える」という文献の一部を利用し、食事が取れなくなったとき、人工的に水分や栄養を補給する方法とそれぞれの利点・欠点について、どのような方法を選択するのか、皆で学ぶ機会としました。ケアに関わる私たちが学び、考えることは、高齢者がよりよい人生を送るためのご本人・ご家族の意思決定をお手伝いをすることにつながると考え、今後もこのような学習会を続けていきたいと思います。

<勉強会の様子>

【家族看護研究会に行ってきました】

2019年5月

家族支援専門看護師 栗田智美

昨年、近隣大学の家族看護研究会で事例検討のファシリテーターをさせていただきました。アセスメントには家族を「主体的な存在」で「自身の力で様々な状況を乗り越えていくことができる集団」と捉えて、働きかけを模索していく「家族看護エンパワーメントモデル」を活用しました。

<事例検討中の様子>

神奈川、東京、宮城、福島と多方面からの参加があり、様々な意見交換ができました。緩和ケア領域に在籍している方からは、「残された時間の認識が患者や家族と、医療者では隔たりが大きいことが多々あり、介入に苦慮する場合がある」という意見や医療倫理に携わっている方からは「本人の意思決定に基づいたケアがいかなる時も中核を為す」ということが話され、有意義な時間でした。

「推測を交えながらも家族を知る努力をすることで次の働きかけが自ずと見えてくる」そう思えた検討会でした。

感染管理認定看護師 オリエンテーション「感染について」

2019年4月

「今年度も新入職員へのオリエンテーションを実施しました」

感染管理認定看護師 三橋 奈美江

4月4日に「感染について」というテーマで、新入職員62名へのオリエンテーションを行いました。

座学に加え、演習を毎年実施しています。演習は、マスクの着脱方法、手指衛生(手洗い・手指消毒)を行っています。手洗い演習では、絵具にこっそりと蛍光塗料を混ぜ、手全体にまんべんなく塗り拡げた後に手洗いを実施。実施後にブラックライトで洗い残しがないかを確認してもらいました。

手洗い後に洗い残しがないかブラックライトで確認している様子
手洗い後に洗い残しがないかブラックライトで確認している様子


今年度は「洗い残しなし」の新入職員が18名でした。素晴らしいですね。洗い残しがあった職員で一番多かったのが指先で25名。次に指間、手の甲で各6名。手のひら5名。その他2名でした。今回の演習が現場に出ても実践されることを期待しています。


摂食・嚥下障害看護認定看護師「障害者施設への訪問活動」

2019年4月

摂食・嚥下障害看護認定看護師 加藤 久美子

 市内にある障害者施設に入居している方が当院の嚥下外来に受診に来られたのは2017年のことです。受診にこられた入居者さん以外にも摂食嚥下障害の方がおり、現状の食事を継続していいのか迷っているので訪問して欲しいと施設職員さんからの依頼を受けました。場所が変わると精神的に不安になるため、嚥下外来受診は困難であるとのことで施設への訪問診療を希望されました。


 医師、管理栄養士と私で施設訪問を開始しました。訪問頻度は、管理栄養士は2~4回/月、医師は1回/1~3か月、私は1回/月実施しています。内容としては、嚥下状態の評価や食事場面を観察し、ケアの方法を提案したりしています。


 訪問を開始して1年が経過し、のべ40名の入居者さんと関わりました。

 施設の入居者さんの多くは、先行期・準備期・口腔期に障害があり、食事環境が大きく影響します。施設の職員さんと情報共有しながら、姿勢の調整や食事用具の検討を行いますが、施設にある物を利用するため、代用し、工夫することが必要であることを学びました。

 今後も障害者施設との連携を継続していきたいと思います。


2階東病棟  痛みを和らげたい ~私たちの緩和ケア~

2018年12月

2階東病棟の患者は、9割以上が神経難病で、その多くが痛みを伴っています。病棟では薬だけに頼らず、少しでも痛みが和らぐ瞬間をもてるよう、ロビーでのイベント企画や安らげる環境としてアロマオイルの香りやオイルハンドマッサージなどを病棟スタッフ一丸となって提供しています。

それでも痛みを和らげるために麻薬を使用している患者が数名おり、麻薬の取り扱い方法などについては、当病棟の緩和ケア認定看護師の工藤さんが率先し、指導に関わってくれています。

緩和ケア認定看護師:工藤さん

 緩和ケア病棟から2階東病棟に異動になり1年半が過ぎました。最初は「この病棟での私の役割はなんだろう」と悩むこともありましたが、緩和ケアは「がん」の方だけが対象ではなく、苦痛が障害となり生活に支障をきたしている全ての方に適応するものだと考えています。

 そう考えると2階東病棟は、まさしく緩和ケアの対象と言えるでしょう。緩和ケアの経験がとても役に立つ病棟であり、スタッフ全員がその患者様に向き合いながら頑張っている素敵な病棟だと思います。これからも頼られる存在であり続けるよう日々努力したいと思います。(工藤)

麻薬の管理を始め、医療的処置が多い病棟でありますが、今後も病棟スタッフが互いに協力し合い、患者ケアに取り組んでいきたいと思っています。

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。

認定看護師勉強会「貴方を癒すアロママッサージ」

2018年10月

緩和ケア認定看護師の工藤です。

専門・認定看護師運営委員会では年間を通して、院内勉強会を開催しています。今年度は終業後、30分2部制の短時間型を取り入れ、より多くの職員が参加しやすい工夫をしました。8月20日には「貴方を癒すアロママッサージ」をテーマに、アロマテラピーインストラクター・アロマハンドセラピストのスキルを活かし、職員自身の癒しについて、お伝えしました。簡単な講義の後は、ペアでアロマのマッサージオイルを使い、お互いにハンドマッサージを体験してもらいました。

「仕事帰りに気軽に立ち寄れる勉強会」をコンセプトに今回は、初めて理学療法室で行ったことが功を奏し、色々な職種の方々に参加いただくことができました。

香りのよいアロマオイルで室内もリラックスムードとなり、参加者の手と手が触れ合うたびに「気持ちいいー」と癒しを体感していただけたようです。

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。

第1種滅菌技師の中材看護師としての第1歩

2018年9月

中央材料室 五十嵐 里美

2018年6月に第1種滅菌技師の資格を取得しました。この資格は、日本医療機器学会の専門認定制度の1つとして2003年に発足し、全国で有資格者が365人(2017年)、2000年に発足した第2種滅菌技士は全国で7000人を超えています。

第1種滅菌技師の役割は、医療機関における滅菌工程(滅菌器使用での流れ)や滅菌方法が最適かどうかを検証する一連の業務を担うことと位置づけられています。

私自身は、今回、第1種滅菌技師の活動の第一歩として、まずは院内で滅菌学習会を7月26日に開催しました。各部署より23名の参加があり、滅菌物の払い出しの流れや感染制御の面で重要視されている「滅菌保証」について、できるだけ現場の目線で説明しました。

その中で、滅菌保証に係る器材返却時の良い例・悪い例を実際の写真を使って提示しました。スライドを見ていた参加者からは、「えぇ~!」「ウソぉ~?!」など驚きの声が洩れ、私自身は手応えを感じました。

今後も学習会を継続し、1人でも多くのスタッフに滅菌保証への関心を高めてもらえるよう、わかりやすく発信していきたいと思っています。

「これは悪い例です。・・・滅菌保証において・・・」

※スタッフには、写真公開の同意と許可を事前に得ております。

専門認定看護師運営委員会 感染管理認定看護師の活動

2018年5月

当院は、感染防止対策加算1および地域連携加算を申請しております。地域連携加算では、連携している加算1算定施設とお互いの病院を少なくとも年1回程度訪問し合い、感染防止対策に関する評価と報告を行っております。今回は、この地域連携加算での院内ラウンドの様子について紹介致します。

病棟のリネン庫をラウンドしている様子

ラウンド場所は、中央材料室と医療療養病棟です。中央材料室は、担当看護師とレイアウトや物品配置について検討し改善を重ねて、無駄のないすっきりとした環境を作ることができました。医療療養病棟では、リネン庫にリネン以外の物品が収納されている等の課題がありましたが、病棟スタッフの意識が高まり整理整頓がなされました。

ラウンドでは双方共に良い評価をいただき、現場スタッフにフィードバックすることができました。良い評価を各部署に伝えられることは、感染対策チームメンバーにとっても嬉しい瞬間です。

看護部係長会 認定看護管理者教育課程(ファーストレベル)修了

2018年4月

2017年度鶴巻温泉病院看護部係長会メンバーの2名が認定看護管理者教育課程(ファーストレベル)を受講しました。受講場所と期間は、次の通りです。

神奈川保健福祉大学実践教育センター:2017年4月8日~9月29日
神奈川県看護協会:2017年4月27日~9月8日

卒業証書いただきました。
たくさんの学びがありました。

社会の動向や医療政策の変化の中、組織に求められる役割を再認識したことや患者・家族に求められる看護サービスの質管理やデータを看護管理に活用し、ベストプラクティスを目指すことの必要性を感じました。また「質の高いマネジメントは高い成果を生みだす」という講師の言葉に刺激を受け、自己のマネジメントを振り返る良い機会となりました。

更に、受講者との交流の機会も多く、患者に向き合う姿勢や管理者としての悩みなどをお互いに語る機会となり大変有意義な時間であったと思います。この学びを実践に活かしていきたいと思います。

※スタッフには、写真公開の同意と許可を事前に得ております。

3階東病棟 「老人専門看護師の実態!」

2018年2月

こんにちは。3階東病棟です。今回は、普段はおおらかで、楽しく仕事をしている老人専門看護師の関さんにいくつか質問してみました。

老人専門看護師の関さんです

Q1:老人専門看護師を目指した理由は?

A:急性期、慢性期の病院で看護師として経験を積んできました。そのような中、超高齢社会を迎え、高齢者を対象とした専門看護師の必要性が高まると考えたからです。

Q2:病棟で働いていて、老人専門看護師で良かったと思うことは?

高齢者ケアの知識を生かした視点を、実際に直接ケアをしながら実践できるところでしょうか

Q3:これから専門性を活かしてどのようなことをしてみたいですか?

高齢者の増加に伴って「死」というテーマは避けられない問題です。「その人らしさ」を常に念頭に置きながら「エンドオブライフケア」を考えていきたいです。

Q4:病棟で働いていて、楽しいことと辛かったことを教えてください。

介護福祉士が病棟にいる病院は少ないと思います。自分の職種が違った視点で意見交換やケアができることは楽しいです。辛かったことは患者様が亡くなることですね。

Q5:プライベートでこれから、チャレンジしてみたい事はありますか?

海外旅行に行ったとき、「その国の言葉が話せたらもっと楽しいのに」といつも思っています。ドイツ語を勉強して「テディーベア」の国にまた行きたいなと思っています。

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。

専門・認定看護師運営委員会 認知症看護認定看護師の活動

2017年12月

認知症看護認定看護師  榎本真紀

鶴巻温泉病院にはDementia Support Team(DST)という認知症サポートチームがあります。認知症患者の適切な評価や認知症ケアの質向上を目的としています。 DST活動として、各病棟スタッフの依頼を受けて週に1度DST回診を実施しています。DST回診後、カンファレンスを開催し、評価の視点や対応方法などについて助言を行っています。そして、スタッフ向けに勉強会の開催や認知症ケア新聞を定期的に発行しています。また、院内で蓄積したノウハウを地元の方々と共有すべく市役所の会合にも参加し地域連携を図っています。

スタッフ向けに勉強会の案内を行っています

↑クリックでPDF表示↑
認知症ケアに関する情報をまとめた「認知症ケア新聞」を定期的に発行しています

絵本「おつるさんがいく」

DST委員会の公認キャラクターは「おつるさん」です。今回、DST委員会では、大人から子供まで認知症を理解してもらうために、認知症の絵本「おつるさんがいく」を作成しました。

原作者の清水拓人(作業療法士)さんからコメントをいただきました。

≪今回、大人から子供まで認知症のことを理解してもらうために、認知症の絵本「おつるさんがいく」を作成しました。この絵本を多くの人に読んでもらい、少しでも認知症に対する偏見や誤解が軽減すればと思っています。今後「おつるさんがいく」をシリーズ化していきたいと思っていますので、引き続き「おつるさん」の活躍を見守っていて下さい≫

認知症の人は、要望が言語化されにくいことで入院生活に困難が生じることが考えられます。そのため、認知症状を正しく理解し、適切な看護を提供していけるように、認知症のその人にとって必要なケア方法を病棟スタッフと一緒に考えていきます。

緩和ケア認定看護師の活動

2017年11月

緩和ケア認定看護師
長田恵美

緩和ケア認定看護師の資格を取得して3年目になり、痛みのコントロールを始め、意思決定支援を中心に院内で活動をしています。緩和ケアチームも立ち上げ、医師、看護師、薬剤師、理学療法士のメンバーを中心に活動しています。より専門的な関わりができるように歯科医師、歯科衛生士の方にもご協力を頂き、毎週1回ランチョン形式でメンバーが集まり、毎月企画している勉強会や対象患者様の情報共有を行っています。

ミーティングの場面

10月の勉強会は、理学療法士の添田さんに「緩和ケア領域のリハビリテーションの実際」というテーマで講義を行って頂きました。「お子さんの結婚式に参加が難しい患者様と一緒に、病室でサプライズ結婚式を企画した」「釣り好きの患者様に、海釣りの様子を撮影したものを見てもらった」など、患者様のご希望にできるだけ沿うように企画し実施の実際がよく分かる内容でした。

企画・実施に至るまでには、多職種で協力した関わりが不可欠であり、機能回復の視点ではなく、緩和ケア領域だからこそのリハビリテーションが患者様を支える大きな役割を担っていると改めて知る機会となりました。これからも患者様とご家族の希望を支える為に切磋琢磨していきます。

※スタッフには、写真公開の同意と許可を事前に得ております。

「第30回地域連携公開セミナーの講師を務めました」

2017年7月

摂食・嚥下障害看護認定看護師
加藤 久美子

2017年5月25日に当院主催の地域公開セミナーが開催されました。「高齢者はなぜノドにお餅を詰まらせてしまうのでしょう。-高齢者の飲み込みの機能について考えましょう-」というテーマでお話をさせて頂きました。

年を重ねると体の様々な部位に加齢による影響が出ます。嚥下機能も例外ではありません。どのような変化がみられるのかを演習や動画を用いて説明しました。認定看護師になって1年が経過しますが、一般の方への講義は初めてでしたので「分かりやすく」を第一に内容を考え実施しました。

参加人数は72名で地域の方、入院患者さまのご家族、病院職員の参加もありました。感想内容を一部紹介します。「高齢の父母を抱えているのでとても良かった」「動画や体験があり、具体的に嚥下機能を知ることが出来た」「対策をくわしく知りたかった」などでした。

皆様、ご参加ありがとうございました。

■回復期リハビリ病棟通信 第7回 2016 初秋号

摂食・嚥下障害看護認定看護師としての役割(PDF 1.4MB)

専門・認定看護師運営委員会 活動の紹介

2017年7月

家族支援CNS 栗田 智美

私たち専門・認定看護師運営委員会は、発足後4年目に突入しました。当初3名でスタートしたこの会も、現在は10名の所帯となりました。詳しくは「看護部キャリアアップ」をご覧下さいね。

当院が所属する三喜会の理念は、患者さんとご家族、地域住民、そして職員の三者が生きる幸せを喜び合えること、言うなればみんながハッピーになることを目指しています。私たちの活動も「みんながハッピーになること」に根差し、今、臨床現場や地域で必要とされていることは何か、私たちの企画と現場のニーズは合致しているか、どのように表現したらより伝わるのか等を毎月の定例会議で検討しています。

専門・認定看護師運営委員会の会議中の様子

写真は会議中の風景です。笑い声もあれば、時には厳しい投げかけに凍りついたりしながら真剣に話し合いをしています。看護師や介護福祉士が自信をもってケアを行うことができ、そのケアが患者さんとご家族にとってより質の高いもの、心地のよいものとなることを願ってやみません。

少子超高齢・多死社会の今、看護の必要性は多岐にわたっています。様々なジャンルを勉強した仲間が集まることで、人数以上の力を発揮して活発に活動していきたいと思います。

※スタッフには、写真公開の同意と許可を事前に得ております。

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