介護医療院では、昨年に続きレクリエーション活動に力を入れています。今回は「野菜の植え付け、収穫の様子」を紹介させて頂きます。
当施設では毎年、野菜苗の植え付けをしています。今年も5月にトマトやパプリカ、ナス、ピーマンの苗を入所者様がスタッフとともに植えました。「植えるの楽しかった。またやりたい」といった言動が聞かれ、気分転換にも繋げられています。
入所者様は、野菜や花の成長して行く過程を見て楽しまれています。そして、ついに収穫の時期を迎えました。
当施設では車椅子乗車できる方だけではなく、ベッド上で過ごされている入所者様も楽しめるよう、ベッドごとベランダへお連れして、植え付けをしていただいたり、風や陽の温かさを直接、感じてもらっています。普段ベッド上で過ごされている入所者様からは、空を見て「あーきれい」、「お日様は気持ちいいね」といった言葉が聞かれました。
これからもすべての入所者様が季節を感じられるよう、外気に触れる機会を継続していきたいと思います。
※入所者様には写真公開の同意を事前に得ております。尚、写真撮影時のみマスクを外しています。
入浴は「身体を清潔に保つ」だけでなく、「生活の中での楽しみ」や「リラックスの時間」、「リハビリテーションの場」になります。4階南病棟では、患者様の状態やニーズに合わせた方法で入浴しています。また、退院後をイメージして、リハビリテーションスタッフと連携を取りながら入浴介助をしています。24年間、入浴専従として勤めてきた介護福祉士の松岡さんは安心感があり、患者様やスタッフから信頼されています。経験から学ぶことがあると思い、松岡さんから話を聞きました。
Q1:入浴介助の際、気をつけていることは何ですか。
A1:患者様に喜んでもらえるよう、考えながら仕事をしています。また、気持ち良く入ってもらうために掃除も丁寧にしています。
リラックスしていただけるように言葉遣いや話題に気をつけており、趣味や好きなことを聞いて、本音が言える雰囲気を創っています。
Q2:入浴介助を続けてきた中で良かったことは、ありますか。
A2:お風呂が終わって患者様から「ありがとうございました」、「またね」の声に助けられて、24年間続けてこられました。
チェアインバスタイプの機械浴を操作する松岡さん
松岡さんの話からコミュニケーションの重要性と患者様を思う気持ちが、やりがいにつながることを実感しました。今後も入浴が安全に快適に行うことができるよう、退院後の生活を見据えて介助をしていきたいと思います。
5階東病棟では、ベランダで季節の野菜や花を育てています。
患者様と水やりをしたり、野菜を収穫したりしています。この夏は収穫した野菜で、リハビリテーションを兼ねて、患者様がおいしい料理をスタッフに振舞ってくださいました。一緒に何かを作り上げる喜びは、すくすくと育つ野菜や花をみるとひとしおに感じられます。患者様に教わりながら、私達もガーデニングや農作業の腕をあげていきたいと思います!
こんにちは、3階西病棟です。暑い夏がやってきたと思ったら、じめじめと雨が降る様子も見られ、天候も慌ただしいですね。熱中症のニュースも見られますので、みなさま、水分を小まめに摂取して脱水に気を付けて下さいね。
当病棟では60日間と短い入院期間の中でも少しでも患者様が楽しめるイベントを考え、毎月レクリエーションを実施しています。今回は5月、6月に実施したレクリエーションを紹介します!!
5月はアジサイのお花を作り、お茶会を行いました。女性の患者様たちは器用にお花を作ることができていました。紅茶やコーヒーを提供し、ゆったりと過ごせる時間を設けました。
6月は7月の七夕に向けて、スタッフと一緒に七夕飾りや短冊を作成しました! 願いことが叶うと良いな~。素敵な七夕飾りができました。
コロナがまだまだ流行っている状況なので感染対策を徹底し、季節を感じられるようなレクリエーションを毎月実施していきます。そして、少しでも患者様たちの癒しの時間を作れるよう努めます。
このコラムでは、今後も患者様が楽しまれている雰囲気をお届けしたいと思っていますので、お楽しみに!
4階西病棟では季節を感じてもらうために、月毎に季節に応じたレクリエーションを実施しています。7月は七夕ということで病棟内の壁を装飾しました。ロビーの壁に七夕の飾りをつけ、部屋の前には夏を感じてもらうためのミニうちわ、ロビーにはお願いごとも書いて笹に飾りました。
私は3年前の3月、就職で九州から神奈川に来ました。その頃からコロナの感染が拡大しており、現在まで、1度も地元に帰ることが出来ていません。今年の私の七夕の願いごとは「早くコロナが収束し、地元に帰省することが出来ますように」です。また、コロナ前と同じように患者様がご家族と面会が出来るようになることを願っています。