今回は家で育てたお花を入所者様へ届けてくれるスタッフの話しをしたいと思います。
今年3月に入職した加藤さん。お花や野菜を育てることは好きな優しい方です。休憩時間でも入所者さんの所へ行き、育てたお花を一人一人に説明しながら見せて回ってくれています。加藤さんの努力のおかげで、今年は介護医療院が花いっぱいで華やかです。
一部お花のご紹介をします。
このお花は、・・・・・
そして、提供してくれる加藤さんに、インタビューしてみました。
Q:いつもお花を持ってきてくれるのは何故ですか?
A:園芸が趣味で、四季折々の花が咲くので、入所者さんにも季節を感じて欲しい。
Q:お花を通じて入所者さんとの交流はどうですか?
A:お花のお兄さんとして認識してもらっています。皆さんに喜んでもらっています。コミュニケーションのきっかけにもなります。
Q:お花を育てるにあたって何かこだわり、理想はありますか?
A:球根植物をメインに育てています。ゆくゆくは介護職も続けながら、品種改良などもしていきたい。これからも、介護をしながら、趣味でオリジナルの品種をお披露目したいです!
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。尚、写真撮影時のみ、一時的にマスクを外しています。
当病棟に異動して約1年が経った看護師の峯原さんに、インタビューをしてみました。
峯原さん
Q:5階南で1年間働いて、どのような病棟だと感じますか?
峯原さん:スタッフ同士のコミュニケーションが密であると感じています。
Q:働いていて、楽しいと感じる瞬間はありますか?
峯原さん:患者さんとのコミュニケーションです。患者さんから「ありがとう」と言われた時、患者さんが笑顔で退院される時に楽しい、嬉しいと感じます。
Q:今後の目標は何ですか?
峯原さん:疾患の知識を深めていき、患者さんにより個別性のあるケアを提供できるようにしたいです。
患者さんとスタッフの笑顔が溢れるこの5階南病棟で、更に成長して、素敵な看護師さんになってくれるよう願っています!
※スタッフに写真公開の同意と許可を事前に得ております。(写真撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)
10月のイベントといえば!【HALLOWEEN】ですね。当病棟でもハロウィンイベントを開催しました!病棟内もハロウィンの装飾でとても賑やかでした。患者さんやご家族にも仮装をしていただき、楽しい時間を共有できました。
患者さんと一緒にカボチャの中に入っているお菓子をお配りし、笑顔溢れる時間となりました。患者さんやご家族と一緒に作り上げたイベントは一層思い出に残ることと思います。毎年ご協力いただく皆さん、ありがとうございます。
今後とも、ご家族、患者さんを交えて楽しい時間を作って行けたらと思います。
近年、地球温暖化の影響に伴う集中豪雨や土砂災害、季節はずれの台風、地震などが続いています。いつ・どこで災害に遭遇してもおかしくない状況ですね。
4階南病棟では、定期的な避難訓練や、毎日担当スタッフが避難口・避難通路・階段・防火扉・屋内消火栓の確認を行っています。
私は10月の2日間、日本介護福祉士会主催の全国大会・日本介護学会に参加してきました。「逃げる 生きる 整える」のテーマは、まさにタイムリーで、本会場では事例発表や講演が行われました。一番多かったキーワードは、日頃の備えです。皆さんは、大丈夫ですか。
自宅や職場の避難場所や避難方法、ハザードマップを確認していますか。自分の身を守るために日頃から情報収集や避難訓練は大切です。また避難情報に関するガイドラインが変更になり、避難勧告が避難指示に一本化されました。警戒レベル3が発令された場合は、高齢者等避難になるので早めの対応が必要です。コロナ禍で都市における避難方法も分散避難(指定避難場所だけでなく、安全な親戚・知人宅やホテル・旅館への立ち退き避難、上階移動などの屋内安全確保)を推奨する考えに変わっています。災害の内容によっていろいろと判断していかなければならないので大変ですね。私はこの機会に、食料や防災グッズなどの備蓄が後回しになっているので、早急に取り掛かろうと思いました。
変わらない日常がいつまでも続きますよう祈りつつ、一人ひとりが意識して、もしもの時のために備えていきましょう。
暑かった夏が終わり、穏やかな秋を過ぎ、すっかり寒くなってきましたね。
3階南病棟では、1~2か月かけて季節に合わせたレクリエーション活動を実施しています。10月~11月は秋を意識してもらおうと思い、「小さな秋」をテーマにしてリースづくりのレクリエーション活動を実施していました。
秋のモチーフの折り紙を患者さん達それぞれの思いを込めてリースを作成してもらっています。コロナ禍であり、なかなか患者さんとご家族が会えないため、リース作成中の様子やリースと一緒に撮った写真をリース中央に貼って写真立てになるようにしました。作成したリースはご家族にお渡ししています。
このようなレクリエーション活動を通して、患者さんに季節を感じてもらい、ご家族には患者さんの様子を知ってもらうことができたらと思います。
教育専従 介護係長 足立原 崇
今年の新人さんが入職して約7か月経過しました。入職時には緊張した表情を見せていた新人さんも今では立派なチームの一員として現場で活躍しています。
10月30日には「目指す看護師・介護福祉士に向かって」と題し、研修を行いました。この研修では、入職から現在までを振り返り、自分たちの考える看護師像・介護福祉士像についてグループワークをしました。入職時と比べて一人で実践できることが徐々に増えた喜びや、まだ不安が残る技術などを踏まえ、目指す看護師・介護福祉士について活発な意見交換をすることができました。
グループでそれぞれの思いを共有しました
緊張しながらも協力して発表出来ました
グループでの話し合いから下半期に向けた抱負や決意をまとめて発表をしました。
発表の中には
・患者さんの人生に寄り添いたい
・自立支援を大切に介護したい
・自分の行動に責任を持つ
・学び続ける意欲を持つ
・観察力を向上させていきたい
など、それぞれ専門職としての自分の思いを他者へ伝えることができていました。
また、どの職員も立派に成長し、発表することができていました。残す研修もあとわずか、引き続き新人さんの成長を願い、支援していきたいと思います。
10月も終わり、11月も過ぎ、寒さもいよいよ厳しくなってきました。いまだ新型コロナウイルスが蔓延しているため、病棟では病室内の換気や手洗いなど患者さん、スタッフ共に感染予防を意識して行動しています。
さて、今回は病棟で実施した季節のレクリエーションをご紹介します。Aさんは小さいツリーにオーナメントやマスキングテープで飾りつけをしています。真剣な表情で作業をする姿や時折、笑顔が見られてとても楽しそうに飾り付けをしています。完成した作品は病棟の廊下やロビーに展示しています。楽しそうにレクリエーションをするAさんですが、約3ヵ月前に当病棟に入院されました。入院時は思うように言葉が出ず、スタッフの呼びかけにも反応がなく、肩を揺さぶる等の刺激でやっと目を開ける状態でした。そんなAさんは毎日リハビリで現在ではお話もされ、さらに車椅子に乗りレクリエーションにも参加できるようになりました。
毎日リハビリに励まれて日々変わり続ける患者さんの姿に、驚きや自分も頑張らなければと励まされます。これからも日々レクリエーションや患者さんの様子をコラムで紹介していきます。
※患者様には写真公開の同意と許可を事前に得ております。尚、撮影時のみ一時的にマスクを外しております。
朝晩は冷え込みが厳しくなってきましたが、さる10月のイベントと言えば、そう!ハロウィン。2階東病棟ではスタッフが仮装を行い、ハロウィンを楽しむために音楽をかけながら患者さんと一緒に写真を撮りました。
「ハロウィン」をモチーフに飾り付けをし、楽しい雰囲気が病棟を包み込む中で、患者さん一人一人とお化けたちが写真を撮りながら病棟内を練り歩きました。患者さんは怖がる様子はなく、にっこり笑顔が見られました。
また、本年度はコスモス祭が開催できなかったため患者さんへのプレゼントとして、スタッフおすすめの靴下を贈りました。足を温めると血管が拡張され、リラックス効果やむくみが取れるなどの嬉しい効果があります。メリノウールで編まれている暖かい靴下なので、これからの冬に大活躍すると思います。
患者さんと一緒にスタッフもハロウィンを楽しむことができました。今後も入院生活に少しでも楽しみが出来るようにイベントを行っていきたいです。
10月のとある晴れた日に...
患者さんをお連れして、外気浴をしました。
当院敷地内には、1階バルコニーや屋上庭園があります。夏は、猛暑で台風等の悪天候でなかなか外へ行く機会がありませんでしたが、季節は秋に移り変わり、快晴となったタイミングで1階バルコニーの足湯へ行ったり、10月にきれいに整備され、完成した本館屋上の歩行訓練所のベンチでゆっくり外の景色が眺められるようになりました。
外気に触れたり、草木の植物を見ることで少しでも季節を感じていただける日になりました。
だいぶ寒くなってきましたね。風邪をひかないように温かいものを食べて、防寒グッズを揃えて寒い冬に備えましょう♪
今回は9月と10月に実施したレクリエーションの内容を紹介します。
また、リハビリスタッフが考案した棒倒しゲームを数人の患者さんと一緒に実施しました。皆さん、上手に三角コーンを倒すことができ、とても盛り上がりました。
まだまだパワーがあります!!私たちも負けていられませんね。
10月は9日と23日に音楽リサイタルをロビーで実施しました。演奏者は介護福祉士の浮田さんです!!
バイオリンの演奏を聴いて、患者さんたちと一緒に癒しの時間を過ごしました
コロナ禍でまだまだ面会も制限している状態ですが、少しでも患者さんが楽しめるイベントを考え、患者さんの元気な姿を皆様に届けたいと考えています。次回は冬のイベントの様子をお届けします。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。