スタッフコラム
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スタッフコラム

2022年10月

新人研修「体験から学ぶ摂食嚥下」を実施しました

2022年10月

摂食・嚥下障害看護認定看護師 加藤 久美子

新人研修の「食事介助」や「口腔ケア」は新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、中止としていましたが、2年ぶりに開催することができました。

今回は感染対策として新人職員が自分自身で体験する方法とし、スプーンの操作やKポイントの位置を確認したり、固体と液体を一緒に摂取したり様々な体験をしてもらいました。

「患者さんの姿勢やスプーンの入れる位置、出すタイミングに気をつけたい」や「自分の立ち位置を考えて介助する」などの学びの意見を頂きました。病院食の試食も行いましたが、「嚥下調整食2より4が美味しい」「嚥下調整食の違いが食べてわかった」などの感想がありました。患者体験からの学びを実践に活かして欲しいと思います。

日本家族看護学会 第29回学術集会

病院食を取り分けているところ

日本家族看護学会 第29回学術集会

病院食を試食しているところ(黙食)


※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、写真撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)


障がい者・難病リハビリ病棟(2階東)「夏の高校野球、決勝戦!」

2022年10月

コロナ禍により、今年も夏にちなんだ行事の中止が相次いでいた中、この夏患者さんと一緒に心を踊らせながら注目していたのが、夏の高校野球でした。

全49校の出場校決定後、病棟スタッフが大きなトーナメント表を作成・掲示し、準備も万端!

連日暑さも厳しい中、一人ひとりの選手が勝利を目指して一生懸命に頑張る姿を応援していました。そして優勝校が決まる決勝戦は皆で声援を送ろうと当日は歓声も響き渡る大きなスクリーンで決勝戦を観戦しました。

夏の高校野球、決勝戦!
大きなスクリーンに釘付け!

得点が入ると皆で拍手をして喜び合いました。中には満塁ホームランを見て、涙を流されていた患者さんもいました。また、ラジオ観戦していた患者さんも得点が入ると満面の笑みを見せてくれていました。

夏の高校野球、決勝戦!
「必勝」のうちわを握りしめての応援!

感染対策をとることに加え、色々な物事に対して制限を重ね、苦しい思いをしながら諦めずに前を向いて一生懸命に頑張る多くの選手を見て、大きな感動を受けました。
この観戦会を患者さんと一緒に開催することができ、病棟スタッフ一同もこの夏の素敵な思い出となりました。

特殊疾患病棟(2階西) 「夏といえば・・・」

2022年10月

こんにちは。2階西病棟です。

暑い夏から徐々に秋めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏と言えば、花火やお祭りですね!コロナの影響で開催が難しいですが、昨年や一昨年に比べたら少しずつ解禁されてきました。

2階西病棟でも、そんなお祭り気分を味わっていただけるよう、ロビーに花火や提灯の飾りつけをしました。ロビーで過ごされていた患者様からは「かわいい」との声をいただき、離床した時やレクリエーションの時に見て、夏気分を味わっていただけたようです。

夏といえば・・・

夏といえば・・・

最近は秋も深まり、天候の変化が激しく体調を崩しやすい季節です。
皆様、お体には気をつけてお過ごしください。

日本家族看護学会 第29回学術集会に行ってきました

2022年10月

家族支援専門看護師 栗田 智美

9月上旬、日本家族看護学会 第29回学術集会に参加するため、福岡に行ってきました。家族看護学会が九州で開催されるのは、今回が初めてという記念すべき回であり、私自身にとっては初めての九州でした。

濱田裕子先生による学術集会長講演「家族のもの語りを紡ぐ」にはじまり、「はなちゃんのみそ汁」の著者である安武信吾さんの市民公開講座など、心をゆさぶられるお話を聞くことができました。命を紡ぎ、つないで生きていることに伴走する家族看護の在り方について考えさせられ、身が引き締まる思いでした。

2日目は、宇屋 貴さんの「グリーフケアとしてのエンバーミングの実際」の聴講や将来構想委員企画に参加して意見を述べました。社会は常に変化しており、取り組むべき課題も形を変えて見えてくることもあります。新しい情報を取り入れながら、自分にできることを形作っていきたいと思った2日間でした。


日本家族看護学会 第29回学術集会

博多駅前。空港と市街地がとても近くて驚きました


インド人特定技能介護職員が3名入職しました

2022年10月

教育専従 介護係長 足立原 崇

夏真っ盛りの8月1日、インド人特定技能介護職員として3名が入職しました。3人はインドで看護師の資格を有しており、今回の入職で日本の介護福祉士取得を目指しています。

インド人特定技能介護職員が3名入職

鈴木院長から辞令交付を受けました

インド人特定技能介護職員が3名入職

左からイラキアさん、プリティさん、プリヤさん

配属病棟ではウエルカムボードを作成し、3人の入職を楽しみにしていました。そんなイラキアさん、プリヤさん、プリティさんに質問をしてみました。

Q1:日本で行ってみたい所はどこですか。

イラキアさん:海、温泉に行きたいです。
プリティさん:ディズニーランドに行きたいです。
プリヤさん:東京タワーに行きたいです。

Q2:おすすめのインド料理は何ですか。

イラキアさん:ビリヤニ(お肉とスパイスを混ぜた炊き込みご飯)
プリティさん:チャパーティー(インドやパキスタンのパンの一種)
プリヤさん:ビリヤニ

Q3:何か一言お願いします。

イラキアさん:皆さんとてもやさしい、元気に頑張ります。
プリティさん:皆さんとてもやさしい、いつもありがとうございます。
プリヤさん:皆さんがゆっくり話してくれるので感謝しています。

患者さまからもとても人気のある3人です。これからもよろしくお願いします。

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、写真撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)


「老人看護専門看護師としての活動を振りかえる」

2022年10月

老人看護専門看護師 関 尚子

 今年度は、某大学で「老人看護専門看護師の活動」について講義をする機会をいただきました。90名の学生さん達にハイブリッド型の講義を行いました。講義内容は、「専門性について」「資格取得までの道のり」「全国にどのくらいいるのか」「どのようなところで活動しているのか」などをお話ししました。

 また、専門看護師の役割である「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」について、私が受け持った利用者の方の一例を紹介しながら講義をしました。学生さんからは「エンドオブライフケアについてどのようにしていけばいいのか知ることができた」「実際にどのように高齢者をアセスメントして、ケアをしていけばいいのか参考になった」などのコメントをいただきました。

 今回の講義を通して、自分自身の活動を振り返る良い機会となりました。

老人看護専門看護師

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