コロナ禍により、今年も夏にちなんだ行事の中止が相次いでいた中、この夏患者さんと一緒に心を踊らせながら注目していたのが、夏の高校野球でした。
全49校の出場校決定後、病棟スタッフが大きなトーナメント表を作成・掲示し、準備も万端!
連日暑さも厳しい中、一人ひとりの選手が勝利を目指して一生懸命に頑張る姿を応援していました。そして優勝校が決まる決勝戦は皆で声援を送ろうと当日は歓声も響き渡る大きなスクリーンで決勝戦を観戦しました。
得点が入ると皆で拍手をして喜び合いました。中には満塁ホームランを見て、涙を流されていた患者さんもいました。また、ラジオ観戦していた患者さんも得点が入ると満面の笑みを見せてくれていました。
感染対策をとることに加え、色々な物事に対して制限を重ね、苦しい思いをしながら諦めずに前を向いて一生懸命に頑張る多くの選手を見て、大きな感動を受けました。
この観戦会を患者さんと一緒に開催することができ、病棟スタッフ一同もこの夏の素敵な思い出となりました。