家族支援専門看護師 栗田 智美
9月上旬、日本家族看護学会 第29回学術集会に参加するため、福岡に行ってきました。家族看護学会が九州で開催されるのは、今回が初めてという記念すべき回であり、私自身にとっては初めての九州でした。
濱田裕子先生による学術集会長講演「家族のもの語りを紡ぐ」にはじまり、「はなちゃんのみそ汁」の著者である安武信吾さんの市民公開講座など、心をゆさぶられるお話を聞くことができました。命を紡ぎ、つないで生きていることに伴走する家族看護の在り方について考えさせられ、身が引き締まる思いでした。
2日目は、宇屋 貴さんの「グリーフケアとしてのエンバーミングの実際」の聴講や将来構想委員企画に参加して意見を述べました。社会は常に変化しており、取り組むべき課題も形を変えて見えてくることもあります。新しい情報を取り入れながら、自分にできることを形作っていきたいと思った2日間でした。
博多駅前。空港と市街地がとても近くて驚きました