スタッフコラム
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スタッフコラム

2021年8月

介護リレーコラム 第1弾 ~声にならない思い~

2021年8月

2階西病棟(特殊疾患病棟)北村大輝

皆様こんにちは。 介護福祉士の北村大輝です。
私は現在、特殊疾患病棟で勤務しています。この病棟は患者さまが自身で身体を動かすことが難しく、多くの介助を必要とすることが特徴です。また自分の思いを声に出すことが難しい患者さまが多いことも特徴の1つです。そのような病棟でのケアは、患者さまからの反応(表情の変化、言葉での感想の伝達など)を得られないことが少なからずあります。そこで、私は「声にならない思いを推し量る(推し量ろうとする)」ことを心掛けるようにしています。

患者さまと接する北村さん

言葉や何らかの方法で思いを伝えることが可能であれば、それを患者さまの反応として受け取ることが出来るかもしれません。では、意思疎通が困難な患者さまの場合にどのような対応をすればよいのでしょう?「患者さまにとって正しいことを行えているのか?」と疑問に感じることもあります。でも、そんな時こそ、「声にならない思い」を推し量り、患者さまに行っているケアが「正しい」か「正しくない」という判断の基準ではなく、患者さまが求めていること、嬉しいことを考え続ける自分でありたいと思います。

笑顔の北村さん

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)

介護リレーコラム バックナンバー

介護リレーコラム 序章 素晴らしいパートナー ~生活支援の専門職・介護福祉士~

2021年8月

看護部ホームページ委員会 委員長 中根涼子(看護師)

 鶴巻温泉病院では、たくさんの職種が患者様のために日々、協力して関わっています。その中で看護師である私たちと一番近い存在で共にケアを実践しているのが、介護福祉士です。介護福祉士はご存じの通り、日常生活支援のプロフェッショナルで国家資格の専門職です。

 日本介護福祉士会では、介護福祉士の専門性を1.介護過程の展開による根拠に基づいた看護実践、2.指導・育成、3.環境の整備、多職種連携と示しています。私は病棟管理者として、介護福祉士の専門性を理解した上で、専門職として尊敬しています。また、その専門性を十分に発揮している当院の介護福祉士の皆さんに脱帽しています。

 最近、ある院内研修で「介護福祉士として大事にしていること」という発表を聞きました。発表前は緊張で取り乱す場面もありましたが、発表が始まると自分の介護実践や介護観を熱く語り始めたのです。発表した事例はごく一部でしたが、日々の実践の中で、こんなに素敵な場面がいくつもあるのか、と思うととても誇らしく思えた瞬間でした。

 このように当院には素敵な介護実践をしている、熱い介護観をもった介護福祉士がたくさんおります。皆さん、当院の介護福祉士がどのような思いや考えを持っているのか、気になりませんか? そんな素晴らしいパートナー、介護福祉士たちが綴っていく、このコラム。ご期待ください!

4階東 介護医療院 トマトの収穫祭&七夕飾り

2021年8月

介護医療院ではテラスでトマト、オクラ、ナス、イチゴを育てており、入所者様と一緒に成長を楽しんでいます。

収穫時期のトマト

こちらは収穫時期のトマトです。入所者様と一緒に収穫しみんなで美味しく食べたり、目で楽しみました。入所者様からも「すごく美味しかった、綺麗な赤だね」と感想をいただきました。 トマトは7月になると実が先端からだんだん赤く色づき熟し始めます。ヘタ付近まで赤くなったら収穫時期の目安だそうです。

一季なりという品種のイチゴ

こちらはイチゴです。一季なりという品種のイチゴは、初心者向けで旬の時期(5~6月ごろ)に収穫することができるイチゴだそうです。イチゴは冬に収穫できるというイメージがありますが手軽に家庭菜園ができるイチゴもあると初めて知りました。

七夕にむけて笹の葉に短冊をつるしました

そして七夕にむけてみんなで短冊に願い事を書きました。七夕と言えば、天の川を隔てて会うことができなくなった織姫と彦星が、1年に1度だけ会うことができるというロマンチックな星物語が有名な日です。毎年7月7日の夜に、願い事を書いた色とりどりの短冊や七夕飾りを笹の葉につるし、星に祈る習慣が各地で広く親しまれていますね。

これから暑い日々が続きますが、体調管理には十分注意し、熱中症にお気をつけください。

2階南病棟 アジサイ作り

2021年8月

今年もジメジメした梅雨が続いていました。
そこで、私たち2階南病棟では梅雨のジメジメとした嫌な空気を吹き飛ばそうとアジサイ作りのレクリエーションを実施しました。

楽しくアジサイ作り中
楽しくアジサイ作り中!!

作り方は、アジサイの花をかたどった用紙に、スポンジでスタンプを押して模様をつける方法です。忙しいリハビリの合間に患者さんが一生懸命作ってくださった完成作品は、病棟の壁に飾りました。見本を見ながら一生懸命にスタンプを押している様子や、自分で作成したアジサイが飾られているのを見つけるとスタッフに自慢している様子などが見られました。

水色と白色の綺麗なアジサイが完成
ピンクと紫色の綺麗なアジサイが完成
皆さん綺麗にアジサイを咲かせることができました。

これからも毎月、季節の感じられるレクリエーションを企画し、リハビリを頑張る患者さんの楽しみになるよう行っていきます。

2階西病棟 お風呂場が綺麗になりました

2021年8月

5月に浴室の改修工事を行ったことで患者さまが利用する浴室が綺麗になりました。

まずは床です。以前はタイルが剥がれ、滑りやすく職員の転倒リスクも高い状態でしたが、工事を行ったことで綺麗になった上に滑り止めの機能も追加されました。これで職員も安心して患者さまの移乗介助や搬送ができます。

滑り止めの機能の床になりました

次は天井です。天井をすべて張り替えたことで浴室内が以前よりも明るく感じるようになりました。患者さまの表情や皮膚の状態がより鮮明になり、観察しやすくなりました。

天井を張り替え浴室内が明るくなりました

また、当病棟の浴室は窓がなく、湿気や熱気が籠りやすいことが問題となっていましたが、換気機能が向上したことで、浴室内の空気の流れが良くなったように感じます。

綺麗に快適に生まれ変わった浴室で患者さまにより安心、安全に入浴して頂けるように、これからもスタッフ一同頑張ります。

3階東病棟 梅雨の季節~壁面製作が告げる季節の変わり目~

2021年8月

今年もじめっとする梅雨の季節が到来しました。他の地域がどんどん梅雨入りする中で、関東の梅雨入りはずいぶん遅く感じましたが、気象予報士の解説では、今年の関東の梅雨入りは例年に比べると3日遅かっただけだったそうです。

さて、今回の3階東病棟のコラムは患者様と職員が手掛ける壁面製作について取り上げていきたいと思います。当病棟ではレクリエーション担当が月ごとに担当職員を設定し、どんな催しをするか考えることになっています。
写真で紹介する製作は6月の担当職員4名による作品です。季節ごとにテーマを決め、院内で代り映えしない景色を壁面製作で彩ることで、患者様に季節を感じていただくことができます。6月の担当者がてるてる坊主を製作している過程を見ていましたが、とても楽しそうに製作していました。彩られた壁面を見た患者様は、笑顔で「もうこの季節が来たのね~」と楽しそうに話されていました。壁面製作は患者の笑顔に繋がるツールにもなり、会話も弾む要素にもなります。

私は保育士の資格も所有しており、実際に保育の現場でも実践経験があります。壁面製作はテーマを決めるまでの過程は難しいですが、テーマが決まって実際作っていく過程になると、とても楽しく実践できます。
皆さんもぜひ作品を作って、彩ってみてはいかがでしょうか?

てるてる坊主を製作

介護リレーコラム バックナンバー

2021年8月

 当院には素敵な介護実践をしている、熱い介護観をもった介護福祉士がたくさんおります。皆さん、当院の介護福祉士がどのような思いや考えを持っているのか、気になりませんか? そんな素晴らしいパートナー、介護福祉士たちが綴っていく、介護リレーコラムをぜひ、ご覧ください。

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