まだまだ寒い時期ですが、春の訪れを感じる季節になってきましたね。
朝と晩は冷え込むことがありますが日中は日差しも良く、温かい日々が続いています。そのため梅のつぼみが目を出し始めています。梅の木が咲くと次は桜ですね。介護医療院でも一足先に春を感じる装飾がされています。
3月3日はひな祭りであったためスタッフや入所者様と一緒にお雛様とお内裏様を作成しました。
みなさん色々な個性の顔立ちでとても楽しく作成することができました。
当療養棟は、さまざまな場所に装飾を施し、季節を感じられるようにしており、今はロビーにスタッフが装飾した桜が咲いています。(いつも装飾してくれるスタッフ、ありがとう!)
穏やかな春の訪れとともに1日でも早く平和な日が訪れますように。
みなさまも体調には気をつけてお過ごしください。
回復期の先生が飼い主の茶子さん。
触ると鳴いてくれたり、動いてくれることもあり、患者さんに大人気です。そのため、当病棟に少し長めの出張をしてくれています。
茶子さんが3月3日に誕生日を迎えたことと長期滞在してくれている感謝を込めて、スタッフがお家と首輪をプレゼント。私たちもすっかり愛着が湧いてきてしまいました。
ご家族との面会も少ないため、少しでも癒しの時間を提供できるように工夫しています。その過程でこのように他の病棟との連携ができるのも良いですね。
こんにちは。4階南病棟です。
3月になりました。年度末ということもあり、普段と違って仕事やプライベートでも、何かと慌ただしい日々を送ることが多い季節ですね。その一方で少しずつですが暖かくなってきて、長かった冬が終わり春の季節を迎えようとしています。皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
さて、今回は患者様が作成した作品を紹介させて頂きます。
これらの作品は、日々のリハビリテーションで手指を動かしやすくすることを目的に折り紙で作っています。子供のころに作った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは筒状に巻いた紙を縦または横にして敷き詰めて貼る、ロールピクチャーです。 「桜はまだ咲かないけど、一足先に私の(作品が)咲いちゃうだね」と、毎日コツコツと折っている姿を見かけます。
このコラムは今年度の最後のコラムになります。
新型コロナに翻弄された1年でありましたが、今までありがとうございました。4月から新しい年度に変わり、新たな出会いや新しい環境で心機一転、皆様の幸福をお祈りいたします。
春とはいえ朝晩はまだ冷え込みますので、どうぞお体を大切にお過ごしください。
今年度もそろそろ終わりが近づいて来ました。
フレッシャーの顔つきも立派になり、頼もしい存在となっています。ここでフレッシャーの3人に1年間を振り返り、話を聞いてみました。
Q:嬉しかった出来事はありますか?
岩本さん:出来ることが増えていく中で自分自身も嬉しかったですが、それ以上に先輩方が親身になって教えて下さり、褒めてくれたことです。
中島さん:歩けずに車椅子で入院してきた患者さんが、退院の時には自分の足で歩けるようになって帰っていったことです。
柴さん:同じ方向に向かって一緒に頑張れる仲間が出来たことです。
Q:辛かった出来事ありますか?
岩本さん:早番勤務の時に早起きすることです。
中島さん:勤務が土日祝日関係なく、元日の朝から仕事だったことです。
柴さん:研修で、毎回テストがあったことです。
Q:来年度への抱負を教えてください。
岩本さん:退院支援を行うために、その人にとって何が必要かを考えてアセスメントしていきます!!
中島さん:これからも思いやりの心をもって患者さんと接していきたいです!!
柴さん:今年度学んだことを生かして、以前よりも成長していきます!!
1年間、辛いことや苦しいことを経験してきた3人はとても立派に成長し、素敵な看護師・介護福祉士として3階南病棟で働いています。1年前は右も左も分からず、あたふたしていた頃が懐かしいですね。来年度は後輩が入ってきて、先輩としてもっと成長する姿を見せてくれることを期待したいです。
来年度も当病棟は、みんなで手を取り合い、チーム一丸となってより良いケアを提供できるよう、頑張っていきます。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
当病棟では2月のレクリエーションで、季節が感じられるよう、患者様と一緒に鳥と梅の花を作りました。
参加された患者様に話をきいてみると「もうそんな季節だね」と話してくれ、楽しそうに花の色を選んでいる姿も見られました。
完成した梅の花を眺め、嬉しそうな笑顔が見られたので気分転換にもなったようでした。
これからも季節を感じられるようなイベントを考えていきたいと思います。
家族支援専門看護師 栗田智美
昨年夏から冬にかけて、2021年度 保健師助産師看護師実習指導者研修会を受講する機会に恵まれました。学生への指導を学ぶことで、専門看護師の機能のひとつである「教育」について、改めて考えることができました。
「教育」とは、個人のもつ資質・能力を最大限に伸ばすよう支援することであり、一方的に教えきれるものではなく、主体的に考えてもらえるようにするものと知りました。
専門看護師の「教育」機能は、「看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす」とされています。忙しい臨床現場では、答えに早く辿り着くことが求められます。私はこれまで、できるだけ時間を短縮して、知識や解決策を手早く分かりやすく示すことが正しいと思っていました。しかし、学習者自らが思考を巡らすためには、対話と時間が必要と知り、目から鱗が落ちる思いでした。今後は、短期的な視点と中長期的な視点を織り交ぜて、学習者の満足度が上がるような伝達を心がけていきたいと思います。
最後に、受講中印象に残ったアルベルト・アインシュタインの名言です。
老人看護専門看護師 関尚子
今回は、認知症ケア委員会の活動について紹介します。
認知症ケア委員会は「認知症による行動・心理症状や意思疎通の困難さが見られ、身体疾患の治療への影響が見込まれる患者に対し、病棟の看護師等や専門知識を有した多職種が適切に対応することで、認知症状の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられること」を目標にして活動をしています。
日々、認知症を持つ患者様のケアをする看護師、介護福祉士等が専門知識を学習し、質の高いケアが提供できるように支援していくことが役割の1つでもあります。
現在まで、ユマニチュード、認知症の世界をVRで体験する研修を実施してきました。しかし、この2年間はコロナ感染の蔓延により非接触での学習としてe-ラーニングの活用をしてきました。
来年度の学習会の教材として、チームの一員である薬剤師、介護福祉士たちの協力を得ながら、「せん妄」と「薬剤の投与」についてビデオ撮影をしました。今後も現場ですぐに活用できる内容を提供できるようにしていきたいと思っています。