看護部長ブログ
鶴巻温泉病院 看護部では、看護師・介護福祉士を募集しています。詳しくはこちら
鶴巻温泉病院 看護部では、インターンシップ研修を随時受け付けております。

看護部長ブログ

Ozawattiの徒然なるままに 1.2020年 幸先良い! 2.クリスマスに手術...

2020年1月

1. 2020年、新年のご挨拶申し上げます。幸先良い!

 令和の最初に迎える新年が始まりました。今年は「ねずみ年」ということで、ねずみのように真面目にコツコツ働き、適応能力を高く持ち続けていけるよう努力したいと思います。(真面目にコツコツ・・というのは、ねずみ→「寝ず身」から由来しているという一説がありました。寝れないのは困りますけどね・・(汗))

 年始は3か所の神社に参拝に行ってきました。一つ目は実家の金沢にある尾山神社。あいにくの雨でしたが、ここで関取の「炎鵬」に遭遇!小さな体で次々と技を繰り出す人気の炎鵬は金沢出身なんです。引いたおみくじも「大吉」で、幸先良い!とわくわくしながら帰ってきました。そして二つ目は秦野にある出雲大社へ、三つ目は病院ならびに関連施設の方々と恒例の比々多神社へ行ってきました。比々多神社では、患者さんの安全安心、職員の健康・成長、地域に貢献できる病院作り等々を祈願しました。

 ここ数年、環境変化の大きさをさまざまな場面で感じます。いつの時代でも変えてはいけないもの・変化にあわせて変えていくものをしっかり見極めて、看護部と病院運営にあたりたいと考えます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

炎鵬、大きくはありませんがオーラがすごい!
毎年恒例の比々多神社へ参拝
(左)鈴木院長 (真ん中)小澤 (右)田村事務長
比々多神社に飾られていたネズミの石像。かわいい!?
病院の一室にお札を祀ります。

2. クリスマスに手術・・

 私的な内容になってしまいますが、'患者目線'ということでご了承ください。

 約1年前に骨折して固定していた針金の抜釘術を受けました。クリスマスイヴに入院し(今回は自院ではありません)、クリスマスに手術となりました。イヴの夕方は'みんな楽しい時間をすごしているんだろうなー・・'なんて感傷的になっていましたが、夕食にクリスマスディナーと称して、ビーフシチュー、ゼリー寄せ等が出てきて、モチベーションが一気にアップ!見た目が豪華、お味もよくって、しばし病院にいることを忘れる時間をいただきました。添えられたメッセージカードにも気持ちがあたたかくなり、ほんの少しの気配りやおいしい食事は患者さんにとって活力になるとしみじみ感じました。

 今回は経過がよく、手術翌日にはすたすた歩くことができ(リハの方もびっくり)、予定通り退院しました。身体から異物がなくなってすっきりしたので、落ちてしまった筋力を取り戻すべく、今年は筋トレに励みます!

クリスマスイヴの夕食に出てきた生ハムとゼリー寄せ
贈呈された本を参考に頑張ります!

Ozawattiの徒然なるままに 1.研修! 研修!! 研修!!! 2.中国現地説明会&面接(2)

2019年12月

1. 研修!研修!!研修!!!

 11月~12月にかけては、係長宿泊研修、科長宿泊研修、副主任研修、ラダーⅡ-1、Ⅱ-2、・・と研修目白押しでした。それぞれに目的、対象者が違っているので、毎回毎回が新鮮で、誰よりもたくさんの元気とエネルギーをもらったと得した気分です!

 役職者の研修については、今年度「原点に戻る」ことにこだわりました。例えば、科長研修では特定行為研修修了者によるフィジカルアセスメント講義で科長たちがペアになって聴診、触診等の演習があったり、係長研修では「心に残る患者さん」を自然の中で語り、副主任研修では日々実践している看護・介護をありったけ挙げて、これからの自分を考えたりでした。加えて、人材育成の熱いディスカッションや、添削されたレポートを基にレポートの書き方の学び直し、今年度の看護部目標の一つである「新たなものをつくり、挑戦する力を発揮する」に関連して、クリエイティブな思考で問題解決に導くスキルの一つとしての『クリエイティブ・ディレクション』等も学びました。

 ラダー研修では、取り組んできた業務改善と医療安全への取り組み成果の発表がそれぞれに行われました。みんなのプレゼン力が高まっていることに関心しながら、患者さんのためという思いが伝わる内容には、「素敵だー❤」と胸が熱くなりました。皆さん、お疲れ様でした。

新人研修ではないですよ。科長研修です(*^_^*)
係長研修では「クリエイティブディレクション」の講義にわくわく❤
副主任研修での成果
業務改善の発表が終わりほっこり

2. 中国人看護師対象現地説明会&面接に行ってきました。その2

 前回に引き続き、今回はこの訪問の中で一番衝撃的だった(!)懇親会と中国のおもてなしについてお伝えします。

 訪問中に食事をごちそうになる機会が多くありました。毎回かなりの量のお料理が運ばれてきます。はじめから「おいしい。おいしい。」と調子よく食べていると後半は全く食べられなくなり、残してしまうほどです。でも、中国ではこれでおもてなし成功になります。残さず食べ切ってしまうと、おもてなしした側が「足りなかった。失礼にあたった。」ということになり、'残されてこそ成功'ということです。そのお味は、残すにはもったいない、さすが本場中国!というものばかりでした。

 次に、お酒の席のルールです。「毎回乾杯により飲む量を確認すること」があります。この「乾杯」が実は衝撃的で・・日本の「乾杯」は、中国では「千杯(ガンベイ)」=一回で飲む(要は、一気飲み?)、「半杯(パァンベイ」=二回で飲む、等のルールがあり、そのルールから外れると相手の顔をつぶす、失礼にあたるとなります。相手の目の前でその通りに飲み干すことが親睦を深め、信頼関係を築いていくことになります。そして、そのお酒は一般的に'白酒'というアルコール度数40度近いもの(*_*)懇親会の席では、皆さん飲むわ飲むわ・・文化やしきたりに生に触れて、国の違いを知る貴重な経験となりました。40度のお酒の一気飲みに耐えられる強いからだ(?)になったら、その時はまたぜひ!?

山東省の名物料理。アワで作ったクレープのような薄い皮に、ネギやお肉、みそをはさみます。美味!

大学見学時に遭遇した学生さんたちの集団練習?

世界遺産に登録されている「泰山」

Ozawattiの徒然なるままに 1.中国現地説明会&面接(1) 2.遠藤室長お疲れ様でした

2019年11月

1. 中国人看護師対象現地説明会&面接に行ってきました。その1

 2021年4月に日本での就職を希望する中国人看護師への説明会、ならびに当院への入職希望者との面接のために中国・山東省に行ってきました。病院見学、現地視察の時間もあり、肌で感じた初めての中国の印象をお伝えします。

 はじめに本題の説明会・面接会です。対象となるのは、すでに中国で看護師資格を有しており、日本で働くことを目指して、現在日本語や日本の文化等を学んでいる学生です。今回は、セコム医療提携病院から当院を入れて3つの病院が参加し、それぞれの看護部長から自施設の説明を行いました。多くの質問もあり、真剣に聞いてくれる皆さんの姿勢がとても印象的でした。翌日は、その学生の中で、当院ならびにセコム提携病院を希望してくれる方と面接を行いました。日本で働きたいと思う理由は、日本の最新知識・技術を学びたい、救急現場を学びたい、中国ではこれから高齢者が増えてくるのでノウハウを学びたい、日本が大好き、・・さまざまでした。中には、日本の俳優が好き、ドラマを見て憧れた等、おちゃめな理由もありました(笑)。


 中国と日本の看護師事情は少し異なっています。まず、仕事の内容ですが、日本の「療養上の世話」という役割は、中国では家族やお手伝いさんが行っています。看護師は主に医療行為を行うため、なので病院には多くの家族が付き添っていました。また、日本では看護師免許を取得すれば一生使えますが、中国では免許取得は看護師としてスタートする入り口でしかなく、その後、経験、専門知識を増やしていくことで、「上級」になる試験を受け、一般の看護師から資格を上げていきます。(護士→護師→主管護師→副主任護師→主任護師)


 さて、面接した彼ら・彼女たちはこれから来日し、日本の学校で日本の看護師国家試験合格を目指して学習を続けていきます。数日で日本が恋しくなった私からすると、母国を離れ、国家試験、就業という道を選択する志に感服します。再会できる日を楽しみにしたいと思います❤

(その2に続く)


熱心に説明を聞いてくれました。

病院見学の際、このような歓迎をいただきました。
真ん中に鳥の首が・・(料理名がわからなかった)
看護部へのお土産(笑)

2. 遠藤室長お疲れ様でした!

 サービスシステム開発室室長を務めてくれた遠藤玲子室長が、このたび鶴巻温泉病院を卒業しました。

 患者さん・ご家族に寄り添い、丁寧にご意見や声を拾い、また看護部だけではなく院内全体を支えてくれました。時に辛い場面も遠藤室長に助けられたことが多々あります。

 毎月の「接遇標語」を独特の発声で唱和する姿や、全職対象セミナーでの熱弁、地域へのごあいさつ、委員会事務局などなど、ある時は表舞台で、ある時は縁の下から支えてくれました。ありがとうございました!

送別会でも「接遇標語」をご唱和いただきました!
鈴木院長と遠藤さん

鶴巻温泉病院のホームページへ