看護部長ブログ
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Ozawattiの徒然なるままに 1.さぶちゃんからの贈り物 2.研修再開!

2020年6月

1.さぶちゃんからの贈り物

 介護医療院に入所されているAさんは、北島三郎さん(以下、さぶちゃん)の大ファンで、居室の床頭台や壁にはさぶちゃんの写真が飾られています。体調が良い日は応援うちわを手に、ロビーの大型テレビでさぶちゃんのDVDを鑑賞をすることが楽しみの一つです。

 そんなAさんがさぶちゃんにファンレターを送ったところ、さぶちゃんの事務所からお礼のお手紙とDVDが贈られてきました。Aさんはもちろん、スタッフも感激!この報告を受けた時に、ファンを大切にするさぶちゃん・事務所の姿勢に、相手を思う心や優しさを学ばせていただきました。

 お手紙は皆で共有し、DVDも他の入所者さんと一緒に鑑賞して下さっています。次は本物のさぶちゃんに会いたいなと、皆で夢見ています!!

掲示板で皆さんに報告

さぶちゃんの応援うちわを手にDVD鑑賞中。盛り上がってます♪

介護医療院は「生活の場」であり、家具や装飾もは自宅の雰囲気を。

2.研修再開!

 神奈川県に発令された新型コロナウイルス非常事態宣言を受けて、看護部の研修はすべて中止しました。ラダー研修については今年度から体制と内容を変更し、主催者・受講者に加えて私も楽しみにしていましたが、感染拡大防止のためには当然の判断なので、ここは頭を切り替えて、この間はe-ラーニングによる自己学習・自己研鑽を呼びかけました。

 かくいう私も久しぶりにe-ランを視聴し(大きな声では言えませんが・・)、その内容の充実ぶりにワクワク!そして、普段は視聴しない私みたいな職員がほかにいるのか(!?)、例年の同時期に比較するとe-ラン視聴率がぐっと上がっているといううれしい報告もありました。

 さて、非常事態宣言の解除、県をまたいだ移動制限の自粛解除を受けて、看護部の研修再開を決定しました。7月からのクリニカルラダー研修開始に先駆けて、今月は新しく役職に就いた「新副主任研修」と「新係長研修」を行いました。どちらの研修も、目標は「新しい職位を理解し、その職位としての自己課題を見出すことができる」です。立場が変わり、責任の重さや不安、やりがい等それぞれに感じているようですが、新しい役割に向かう姿は輝き、頼もしさが伝わってきました。みんなの成長がを楽しみです!

新副主任研修。距離を保ち、時間を短縮して開催

「自分が目指す係長像」を表現

 口から食べた(インプット)結果、安全・質の高いケアやスタッフ満足等が生み出される(アウトプット)イメージを表現


経営も意識しされ、頼もしい!

Ozawattiの徒然なるままに 新しい顔 1.外来 2.地域連携室 3.教育担当

2020年5月

 2020年度が始まり、はや2か月が経過しました。神奈川県の非常事態宣言が5月25日に解除されましたが、まだまだ緊張感は続き、感染対策の継続が必須です。先日、職員の友人のお父様から「手作りフェイスシールド」が寄贈されました。心がこもったフェイスシールドにただただ感謝!本当にありがたく思います。

 さて、4月にあらたな人事配置を行いましたが、皆さんそれぞれすっかりなじんでおり、ずっとその部署にいたようです。そんな中から今回は、外来、地域連携室、教育担当者の様子を紹介しますね。


1.新しい顔 外来

大友係長と緩和ケア認定看護師でもある工藤副主任が配属になりました。配属直後から新型コロナウイルス感染症を疑う外来患者さんの対応に追われながらも、水際でしっかり押さえてもらい、頼もしい限りです。

 二人からは、「少しずつ慣れて役割がみえてきた。入院患者さんとは違い、自分たちが見ているのはその方の24時間ではなく生活の中のほんの数分。その中で信頼関係を築いていくことの大切さとむずかしさを感じている」「病棟にいるときも'チーム医療'で取り組んできたが、外来ならではのチーム連携の大切さがある」と、深い言葉を聞くことができました。

患者さんからの電話相談に対応中の大友係長
微熱患者さんへの対応準備を整えた工藤副主任
・・こうなると誰かわからない・・(>_<)

2.新しい顔 地域連携室

 室長が交代となり、あらたに吉田室長、退院支援専従として原岡科長が配属になりました。入退院の窓口として、ここでもコロナの影響を大いに受けていますが、「今だからこそ、あらたに考える」という姿勢で活動しています。

 原岡科長からのコメントをいただきました。「入院患者さまのカンファレンスには、ワクワクしながら参加しています。患者さまのその人らしい生活をチームで支援していけるように、努力していきたいと思います。」

かなり天然の吉田室長(笑)

キュートな原岡科長❤

3.新しい顔 教育担当

 加藤科長、岡部看護係長、富樫介護係長、栗田主任の新体制でスタートしています。加藤科長のメッセージを紹介します。

 現在、4名で看護部教育研修や実習に関することを行っています。私を含む3名は初めての教育専従です。新型コロナウイルスの影響により、4月の新人研修は日々研修内容を変更し、悪戦苦闘しながら行いました。緊急事態宣言以降はすべての集合教育研修を中止としましたが、現在は研修再開に向け準備を行っています。

 新入職員は同期の絆を構築する間もなくそれぞれ病棟で働いています。距離は離れていても心は近くに感じてほしいと「一緒に頑張ろう」というテーマでメッセージカードを作成し、冊子にして配布しました。また教育専従が新入職員に対して少しでも支えになれるように毎日、病棟ラウンドを行っています。

 看護部の教育理念は「専門職としての自覚を主体的に持ち、豊かな人間性と実践能力を兼ね備えた人材を育成する。」です。このマークは、前任の教育専従者が作成した理念をテーマにしたマークとなります。小鳥が成長し羽ばたいていけるように看護部職員の支援をしていきたいと思います。


左から、富樫介護係長、栗田主任、岡部看護係長、加藤科長

Ozawattiの徒然なるままに 1.緊張感の中で新年度スタート 2.患者さんへの手作りマスク

2020年4月

1. 緊張感の中で新年度スタート

 新型コロナウイルス感染症拡大が終わりの見えない中、院内でも多くのイベントや研修等が縮小または中止となる緊張の中で新年度がスタートしています。セコム提携病院神奈川ブロック合同入職式が毎年横浜で執り行われていましたが、今年度は各病院での単独挙行。当院では入職者の距離をとるために、さらに職種を分けて2回挙行としました。看護部では、看護師19名、介護福祉士10名、ディカルアシスタント2名の新人さんを迎えました。

 入職後集中して実施する新人さんたちの集合研修は早々に中止とし、絆が深まる宿泊研修も泣く泣く中止(+.+)。それでも集合研修がなくなって病棟に行く時期が早まった分、現場で実践的に学んでいる姿や、先輩のあとをしっかりちょこちょこついて教わっている姿を見ると、それなりに一人前に見える(!)とホンワカします。患者さんのことをたくさん知って、真の一人前になっていってくださいね。

 そして、新人研修だけではなく、クリニカルラダー研修も6月末まですべて中止を決めています。(4月下旬現在)今年度から内容、システムをリニューアルしたので残念ではありますが、とにかく今は「三密 密閉・密接・密集」(厚労省3月28日発表)を作らないこと、取り除けるリスクは取り除くよう注力していきます。安心して研修が実施できる日が早く来ることを祈ります。


セコム医療システム布施取締役会長からのビデオメッセージ
SSDの伊藤さんの発案で
新入職員へのお祝いメッセージで桜を作りました。
「三密」を避けるために屋上でオリエンテーション
                  

2.患者さんへの手作りマスク

 市販のマスクが手に入りにくい今、患者さんに「マスクを準備してきてください」というお願いはむずかしく、かといって病院からお渡しするほど豊富なわけではなく、リハ等で院内を行き来する患者さんに着用していただくマスクをどうするか?・・行き着いた結論は、「こうなったら作るしかない!」ということで、患者さんへのマスク作りが始まりました。

 全部署に布、ストッキング等の寄付を募り、隙間時間でマスク作りに参加できる人も募り、ミシンやアイロン、アイロン台も持ち寄っていただくことができました。はじめは要領を得なかった作業でしたが、あっという間にこつをつかんで、もはや職人となってました(笑)。

 実際に着用していただいた患者さんからは、「ありがたい」といううれしい感想や、「ちょっと小さい」「通気性が今ひとつ」というご意見もいただき、今後に活かしていきます。手作りマスクには、患者さんを護りたいという職員の思いが込もっています。すべての患者さんを護っていくために、まだまだ作ります!


           
木村リハ部長(左)が参戦!
歯科衛生士さんも参戦!!
最後の仕上げは手縫い。
マスクのゴム部分はストッキングです。
あっぱれ、ストッキング!!

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