看護部長ブログ
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Ozawattiのつれづれなるままに 1.研修会・学会報告 2.キネステティクファシリテーター誕生!

2018年11月

 1.研修会・学会報告

 看護部では、さまざまな研修会・学会に積極的に参加しています。参加後は、レポート提出に加えて所属部署での報告、さらに実習指導者講習会や認定看護管理者等の長期研修は「科長会で報告する」という課題があります。

 スタッフにとって科長会は超(!)緊張する場所。それでもみんな緊張を感じさせることなく、学んだことをきちんと自分の言葉で伝えてくれています。報告者は学びをあらためて振り返り、聞き手は新しい情報や他者の学びを知る貴重な機会になっています。

 学会シーズン真っ最中!これからも続々と報告が予定されており、楽しみです(#^.^#)

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ファーストレベルを修了した與那嶺看護係長の報告

学びの一例
学びの一部

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日本褥瘡学会学術集会に参加した褥瘡対策委員メンバーからの報告

 2.キネステティクファシリテーター誕生!

  このたび、鈴木龍司介護係長が、一般社団法人日本キネステティク普及協会のキネステティクファシリテーターネオを取得しました。

 キネステティクとは、「人間の'自然な動き''動きの感覚'を人と人との関わりに応用する概念。キネステティクスに基づく介助法は『相手を抱えたり、持ち上げたりしない』ことが特徴」とケアプログレスジャパン代表の中本氏が紹介しています。つまり、患者さんの自然な動きに合わせて足りないところだけ補い介助するので、介助する側も余計な力がいらず、お互いに負担のない「優しい介助の技」と言えますかね・・。

 さて、鈴木係長が取得したファシリテーターネオ資格は、段階を踏んで取得できるものです。高い志を持って段階を進んでいく姿を見ていましたので、とてもうれしく思います。院内外での活躍が期待されます。

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キネスティククラシックファシリテーターネオの認定を受けた鈴木龍司介護係長

Ozawattiのつれづれなるままに 1.看護師特定行為実践 2.コードブルー訓練

2018年10月

1.看護師特定行為実践

 現在、当院には日本慢性期医療協会看護師特定行為研修を修了した看護師が3名います。修了後は、主に「創傷管理関連」区分の「褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去」と「創傷に対する陰圧閉鎖療法」の実践を重ね、さらに先月から「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」区分の「気管カニューレの交換」を始めました。

 初めは、交換に難儀し途中で医師をコールする場面もありましたが、'何がどうだったのか'を振り返り、次に生かしています。看護師の心があふれる見事な技に感動!、高い志を感じる輝く笑顔にさらに感動! これからもその姿を追い続けていきたいと思います。

カニューレ交換実践の様子

左)3期生・下田科長 中央)2期生・柏木副部長
右)4期生・水谷科長、頼もしい3人。

2. コードブルー訓練

 院内で突然の心肺停止、もしくはそれに近い状態が発生した場合に、職員が応援を要請し救命処置等の対応ができるように、年に4回コードブルー訓練を行っています。先日、その訓練が実施されました。

 「南館1階駐車場(今回訓練の場所)、コードブルー」の放送が繰り返され、南館1階の看護部にいた私は、'私が真っ先に・・'と勇んで駆けつけましたが、すでに数人が駆けつけており、蘇生訓練が始まっていました。(スタッフのすばやい行動がすばらしい)医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、その他職種、新人さん、ベテランさん、・・たくさんのスタッフが真摯な態度で訓練に臨んでいました。

 最後に医師からの、「有効な胸骨圧迫ができなければ人命救助はできない」、「カオス(混沌・混乱)の場面で、リーダーシップをとっていく1人の存在が重要」という言葉に身が引き締まりました。

心臓マッサージ、人工呼吸、AED使用等の実施訓練の様子

Ozawattiのつれづれなるままに 1. 中国人看護師候補生の来院 2.緩和ケア認定看護師によるアロマ勉強会

2018年9月

1.中国人看護師候補生の来院

日本の少子高齢化により、医療・介護分野でも労働力不足が懸念され、外国人看護師・介護福祉士候補生の受け入れが進んできています。当院では、以前インドネシアから看護師候補生を受け入れて活躍していただいた実績があります。

今回、来年4月に中国人看護師候補生2人の受け入れを決定しており、当院の概要を知ってもらうために来院してもらいました。すでに日本語能力試験「N1」に合格しているので言葉の問題は全くありません。(日本人より日本語がきれい!?)礼儀も正しく、4月に再開できる日が楽しみです。国家試験の合格を祈りつつ、静かにその日を待ちたいと思います。


配薬時に着用するビブスの説明を受けています。

中国語がぺらぺら(笑)のOT職員より、リハの説明を受けています。


2. 緩和ケア認定看護師によるアロマ勉強会

専門・認定看護師会」では、今年度輪番制で勉強会を開催しています。先日、緩和ケア認定看護師が、「あなたを癒すハンドトリートメント」というテーマで勉強会を開催してくれました。

アロマの歴史から始まり、精油のこと、香りと体のメカニズム他、そしてハンドトリートメントの実践、最後は自分で作った精油のお土産まであり(私はリフレッシュ効果のあるペパーミントを選択しました)、しばし癒し癒された時間でした❤

男性の参加も多く、「みんな癒しを求めているのね」とあらためて感じました。工藤さん、お疲れ様でした。


中央が工藤緩和ケア認定看護師

工藤先生を見習って、'えっーとこうかな?'

入浴介助担当者と施設管理室職員のほっこりするペア(#^.^#)


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