4月1日に、セコム提携病院神奈川ブロック3病院の合同入職式が横浜で挙行されました。
看護師、介護福祉士、PT、OT、ST他、3病院合わせて107名の新入職員を迎えることができました。各病院の理事長、セコム医療システム小松社長からお祝いと応援エールをいただき、新人さんたちの表情がきりりと引き締まりました。
さて、病院の方では全職種合同のオリエンテーションが3日間行われ、3日目の最後に配属発表があり、それぞれの部署、病棟に分かれていきます。入職式を含めて一緒に過ごした期間は4日間でしたが、部署を超えて新人さんの絆ができていたことにちょっと感動!看護部ではこのあともオリエンテーションが続き、理念探検、近隣散策、宿泊研修等など、盛りだくさん。(その様子は次回にご紹介いたします。)
それでは、品位を備えて(品位は私がこだわることの一つです)、患者さんの思いに寄り添える医療職になっていってくださいね。
鶴巻温泉病院看護部の新しい仲間です。
事務部門からの講話を真剣に聞いています。
配属発表を待つ緊張の時間。
配属先が発表され、所属長が新人さんを病棟に連れて行く前に「はい、ポーズ!」
今年度の看護部の目標は、次の3つです。
1. 安全で質の高い看護・介護を提供する
2. 新たなものをつくり、挑戦する力を発揮する
3. つなげる・つながる看護・介護を実践する
目標立案にあたっては、昨年度の実績、課題、将来展望他、多くの情報を集めて、鶴巻温泉病院看護部が目指していく方向を決定しました。すべてに思いを込めていますが、個人的には「つなげる・つながる看護・介護」がわくわくします。病院と地域、職員から患者さん・家族、先輩から後輩へケアがつなげる・つながる、・・そんな願いがあります。
それでは、2019年度もよろしくお願いいたします。
2月から3月は、看護学生さんが春休みになることから、就職説明会、病院見学、インターンシップが目白押しです。私自身のけがも少しずつ回復してきたので、福岡の説明会に行ってきました。ブースを訪れてくれた「慢性期看護」に興味を持つ学生さんたちと、慢性期の奥深さ、やりがい、ジレンマなどなどお話しすることができ、充実した時間を持つことができました。
次に、来年度セコム提携グループ病院に入職予定の中国人看護師さん8名が、当院で研修を行いました。その時点では、日本の国家試験を終えて結果を待つという状況でしたが、その後全員の合格のお知らせが届きました。すばらしいです!ちなみに、この中の2名が当院に、あとは東京、千葉、北海道に別れていきます。
最後に、インターンシップでは、説明会でお会いした学生さん、実習に来てくれた学生さん、先生に勧められて来てくれた学生さんたちが参加してくれました。多職種が連携して働く様子やデスカンファレンスで涙する看護師の姿が印象深かったようです。参加して下さった皆さんと一緒に働けることを願います!
全国の説明会では、同法人の横浜新緑総合病院と合同でブースを出しています。
鈴木院長の講話を真剣に聞く中国人看護師さんたち。
当院のゆるきゃら・鶴のまきちゃんと一緒に記念撮影
3月に看護部の一部の異動があり、病棟から看護部に異動してきたY科長。自宅でちょっとしたアクシデントがあり、左第5指を負傷し手術となりました。しかし、期待した結果に届かず再手術となり、この姿に・・もともと左利きだったY科長のダメージは大きく、それでも右手を中心に仕事に励んでいます。部位は異なれど、負傷仲間!?Y科長、一緒に頑張りましょうね(笑)
2019年2月27日 記
前回のブログで報告しましたが、手術が終わり、その後自院に入院してリハ訓練を始めました。自院に入院することについては躊躇しましたが(!?)、今は「鶴巻温泉病院に入院してよかった」と思います。その思いを患者目線でお話しします。
鶴巻に転院したのは手術後2日目で、身体はまだ言うことを聞かず不安が大きかったのですが、病院玄関で笑顔のお出迎えがあり、そこで一気に不安が和らぎました。(これが、サービスシステム開発室の'グリーティングサービス')
病棟では、担当してくれる医師、看護・介護スタッフ、リハセラピスト、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士さんたちがやってきて、私の目標を明確にしながらチームとしてどのように支えていくかを検討してくれました。多職種に支えられるってこんなにも心強いんだとしみじみ感じました。
リハ訓練が始まると、日々動けるようになっていく身体と、動けるようになると心も明るくなっていく自分を感じて、'リハってすごい!'と感激!「リハビリテーション」という言葉は、ラテン語の『rehabilitare』が語源で、『再び(re)人間らしい状態にする(habilitare)』という意味を持つことをあらためて思い返しました。そして、セラピストが熱心に勉強している姿も垣間見えて、鶴巻のリハの実力は努力があっての賜物だと実感★
そしてこの機会なので、患者さんに交じって(自分も患者ですが・・)レクリエーションや足湯も体験し、病院にいることを忘れる時間ももらいました。さらに、食事がおいしくて、毎食楽しみ❤いろいろ工夫されており、病院食への印象ががらりと変わりました。
こんな風に居心地がよいので、まだいてもいいなと思いながらも、病棟スタッフはかなり気を使っているであろうと思うので(笑)、退院できるよう訓練に励みます。
リハを担当してくれるPTの大木科長。
見た目の印象より優しい(笑)
「ヨジレク」に参加。
参加している患者さんが本当に楽しそうで、私も真剣になりました。
朝食のクロワッサン、外はカリッ、中はモチッとしていて最高においしい!