1. 新型コロナウイルスへの対応
新型コロナウイルスによる感染症が拡大を続け、緊張感の中で毎日を過ごしています。病院では面会制限、イベント中止、外来開始前のミーティング、職員は出勤時に検温、手指衛生、マスク着用、会議の縮小、換気等々、患者さんを守るために感染が持ち込まれない・自分が感染しない・感染を持ち込まないように、皆で今できることに取り組んでいます。
たった一人が感染対策を怠ったり、'このくらいなら'という油断が感染を拡げてしまうこと、防護具を外すときが失敗しやすいこと(私自身、過去にこれでノロに感染・・)、不特定多数が触る箇所や共有するのものはリスクが高いこと等を、感染管理認定看護師として活動していたときに痛感しています。
目に見えないウイルスに対する不安は大きいと思いますが、正しい知識と正しい行動で対峙していくしか予防法がないと考えます。患者さん・自分自身・周囲の仲間や大切は人を守るために、一人ひとりがやるべき対策にこれからも努めて参ります。
2.別れ
3月は別れの時期です。看護部でもいくつかの別れがあり、当院に長く勤めてくれた外来のA看護師とT看護師、認知症看護認定看護師の榎本係長、臨床心理士のOさん、・・あたたかい仲間が次の道に進んでいきました。
安心感、信頼感があり、いつもそこにいてくれて当たり前の存在の皆さんだったので、退職の申し出があった時には寂しさが溢れてしまいました。それでも次の道を明確に目指す姿は輝いていて、頑張ってほしいと素直に思いました。残る私たちは、仲間が築いてきたものを引き継ぎながら進化させていくことがエールに変わると思います。あらたに進んでいく皆さんと看護部皆の未来に大いに期待します!!
1. セコム医療フォーラム2020
1月末に、セコム医療システム株式会社が主催する医療フォーラムがセコム原宿本社で開催されました。医療フォーラムは毎年開催され、北は北海道から南は神戸まで、全国のセコム医療グループ施設が出席します。
今年度は「スポーツの祭典!スポーツからの学び~今、改めて強い組織と人材育成に臨む~」というテーマでした。昨年大いに盛り上がったラグビーワールドカップに続き、今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催です。セコム医療グループでは取り組みの一つとして、「チーム医療の強化」を挙げています。
厳しい戦いの中、勝利を目指して臨むアスリートから、チームワークやリーダーシップ、目標達成に向けたプロセス、モチベーションの維持などを垣間見ることができ、その視点で講演をいただくということで、2011年ワールドカップ日本代表主将を務めた菊谷崇さん、2015年・2019年ラグビーワールドカップ日本代表チームトレーナーの青野淳之介さん、アテネ・北京・ロンドンの3大会連続でパラリンピックに出場された射撃パラリンピアンの田口亜希さんがご登壇されました。
モチベーションを鼓舞する働きかけ、'従来型'から'変革型'リーダーシップの発揮、思考力への刺激、ワンチームになるのではなくワンチームにする、惜しみない情熱、ハードのバリアフリーが整っても使うのは人・ソフトのバリアフリーに救われる等々、心に響く言葉をたくさんいただきました。
計り知れない努力、孤独、圧力、犠牲等がありながら、決して表に出すことはないアスリートだからこそ、私たちに真の感動となって伝わってくるんですね。今日の学びはぶれない強い意思として、今後の管理に活かしたいと思います。
2. 降臨!「鶴巻神セブン」!?
神奈川県看護協会が主催する「令和2年 新春のつどい」に行ってきました。その年に何かしらの長期研修を受講したメンバーを中心に、複数人で参加しています。昨年は諸事情で参加できなかったため、昨年ファーストレベルを修了したメンバーも含めて、看護科長4人、看護係長2人、私の7人で参加しました。(これがこの日の「鶴巻神セブン」!?)
来賓として、黒岩神奈川県知事、神奈川県病院協会会長、日本看護協会勝俣専務理事ほか、高名な多くの方にご出席いただきました。黒岩知事からは、看護学部は増えているが看護師数は人口10万人対比でみると神奈川県は全国2番目に不足していることや、県で積極的に推進している未病への取り組みについて等のお話しをいただきました。
おいしいお料理とマリンバ演奏、久しぶりに会う他施設の仲間との懇談など、楽しいひとときとなりました。何より一番笑えた出来事は、帰り道にみなとみらいの夜景をバックに7人で写真を撮ろうと仕事帰りのサラリーマンにシャッターをお願いしたところ、そのグループの中のお一人が一緒に写っていただいた(というか、写ってきた?・・)ことです。何だか持ちがほんわかする出来事で、おかげでよい1枚が撮れました!ご協力ありがとうございました❤
1. 2020年、新年のご挨拶申し上げます。幸先良い!
令和の最初に迎える新年が始まりました。今年は「ねずみ年」ということで、ねずみのように真面目にコツコツ働き、適応能力を高く持ち続けていけるよう努力したいと思います。(真面目にコツコツ・・というのは、ねずみ→「寝ず身」から由来しているという一説がありました。寝れないのは困りますけどね・・(汗))
年始は3か所の神社に参拝に行ってきました。一つ目は実家の金沢にある尾山神社。あいにくの雨でしたが、ここで関取の「炎鵬」に遭遇!小さな体で次々と技を繰り出す人気の炎鵬は金沢出身なんです。引いたおみくじも「大吉」で、幸先良い!とわくわくしながら帰ってきました。そして二つ目は秦野にある出雲大社へ、三つ目は病院ならびに関連施設の方々と恒例の比々多神社へ行ってきました。比々多神社では、患者さんの安全安心、職員の健康・成長、地域に貢献できる病院作り等々を祈願しました。
ここ数年、環境変化の大きさをさまざまな場面で感じます。いつの時代でも変えてはいけないもの・変化にあわせて変えていくものをしっかり見極めて、看護部と病院運営にあたりたいと考えます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2. クリスマスに手術・・
私的な内容になってしまいますが、'患者目線'ということでご了承ください。
約1年前に骨折して固定していた針金の抜釘術を受けました。クリスマスイヴに入院し(今回は自院ではありません)、クリスマスに手術となりました。イヴの夕方は'みんな楽しい時間をすごしているんだろうなー・・'なんて感傷的になっていましたが、夕食にクリスマスディナーと称して、ビーフシチュー、ゼリー寄せ等が出てきて、モチベーションが一気にアップ!見た目が豪華、お味もよくって、しばし病院にいることを忘れる時間をいただきました。添えられたメッセージカードにも気持ちがあたたかくなり、ほんの少しの気配りやおいしい食事は患者さんにとって活力になるとしみじみ感じました。
今回は経過がよく、手術翌日にはすたすた歩くことができ(リハの方もびっくり)、予定通り退院しました。身体から異物がなくなってすっきりしたので、落ちてしまった筋力を取り戻すべく、今年は筋トレに励みます!