看護部長ブログ
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Ozawattiの徒然なるままに 1. 一足早く新しいユニフォームでパンフレット撮影 2.マネジメントラダーⅠ「きらり管理実践研修」

2021年12月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
看護部長ブログバックナンバー

1.一足早く新しいユニフォームでパンフレット撮影

 来年度に向けて、看護師向けのパンフレットをリニューアルすることになり、その撮影が行われました。選考していた新しいユニフォームも決まり、'モデル'はそのユニフォームを着用して撮影に臨みました。(今回、一足早く看護師の新しいユニフォームをお披露目します!)

 紙のパンフレットについてはデジタル化とペーパーレス化が進む時代の中、意見が分かれるところかもしれません。持ち帰る時の荷物になったり、家の中の置き場所に困ったりすることもあると思います。けれども、紙媒体には多くの力が秘められていると私はこだわっています。この思いを的確に表現してくれている記事がありました。

 「WEBには答えが、紙メディアには問いかけがある。インターネットを開けば求める答えに簡単にたどりつくが、紙のメディアはページをペラペラめくりながら寄り道したり思わぬところに目が止まったり、『好奇心への問いかけ』がユーザーの新たな行動につながることがある。」(「カタログパートナーズ:カタログ製作お役立ちブログ」より一部抜粋,https://www.catalog-p.com/usefulblog/49.html

 手に取ってくれた人の興味をそそることができる、そんなパンフレットに仕上がってくれることを楽しみに待ちたいと思います。

看護師の新しいユニフォームはこれに決定!

看護師の新しいユニフォームはこれに決定!

老人看護専門看護師の関さんの撮影

老人看護専門看護師の関さんの撮影。笑顔がいいですねー??

特殊疾患病棟では、新人さんがモデルです。

特殊疾患病棟では、新人さんがモデルです。

介護医療院では、入所者さん(もどき?)とお茶を飲みながら歓談する一コマ。

介護医療院では、入所者さん(もどき?)とお茶を飲みながら歓談する一コマ。


2.マネジメントラダーⅠ「きらり管理実践研修」

 マネジメントラダー導入に向け数年間かけて準備してきましたが、本格的運用にはなかなか至らずにいました。しかし、今年度どうにかはじめの一歩を踏み出すことができました。

 マネジメントラダーの対象は役職者になるため、まずは副主任を対象に研修会を開催しました。副主任は管理職に位置づけられるものの、私の中には「自分の大切にする看護介護を実践し、語ることができて管理につながる」というこだわりがあります。だからこそ、管理だけに特化するのではなく、看護介護についての内容が土台にあって研修を進めていただける講師にこだわり、今回、上谷いつ子先生にお願いしました。上谷先生には毎年「ラダーⅠ-2」で研修を進めていただいていますが、'先生のお話しは管理職にこそ聞いてもらいたい!'と常々考えていました。

 専門職として求められもの、法的責任、倫理、リフレクション、管理、・・看護介護の原点に立ち返る多くのお話しは、みんなの心に響いたと確信しています。そして、副主任さんたちにとっては1年以上ぶりの集合研修で、久しぶりに仲間と語って共感して意見交換した、そんな有意義な時間になったと思います。生き生きしている表情は輝いていました!学びを力として発揮し、これからも活躍してくださいね。

上谷先生の柔らかい雰囲気に癒されます??

上谷先生の柔らかい雰囲気に癒されます??

仲間と真剣に語り、聴き、共感し、意見交換しました。

仲間と真剣に語り、聴き、共感し、意見交換しました。

仲間と真剣に語り、聴き、共感し、意見交換しました。

仲間と真剣に語り、聴き、共感し、意見交換しました。

このチームの名称は「妖怪きらり」。ベテラン看護師ならではのネーミングに納得(笑)

このチームの名称は「妖怪きらり」。ベテラン看護師ならではのネーミングに納得(笑)

(おまけ)実はこの日私の誕生日で、研修後に副部長と研修担当者がサプライズでお祝いしてくれました。感激―?

(おまけ)実はこの日私の誕生日で、研修後に副部長と研修担当者がサプライズでお祝いしてくれました。感激―?



「シンカナース」インタビュー


Ozawattiの徒然なるままに 1.実習再開! 2.ユニフォーム選考

2021年10月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
看護部長ブログバックナンバー

1.実習再開!

 介護学生、認定看護師教育課程学生の実習からの再開です。実習初日(もしくは実習前)に私からのオリエンテーションの時間があり、数か月ぶりに対面で実施しました。学生さんは初日ということで緊張した面持ちではありますが、そんな表情や反応を直接感じることができ、話にうなずいてくれるだけでもうれしくなります!対面はやっぱりよいなーと感じる時間でした。そして、学生さんを待っていたのは、私以上に現場の指導者、スタッフ、患者さんではないかと思います。純真な学生さんの存在は新鮮であり、さわやかな風が吹くことと思います。

 実習に行けずに'ペーパーシュミレーション'で学習を重ねてきた学生さんも少なくありませんが、目の前の患者さんから教わること、実習でしか学べないことがたくさんあります。また、現場の指導者も、学生指導を通して多くのことを考え学ぶ機会になります。看護・介護の楽しさ、深さ、難しさ等に触れ、お互いに成長していくことを願います。


実習初日のオリエンテーション

 実習初日のオリエンテーションでは、私からは病院の特徴、慢性期の現場、看護部概要、専門性等について伝えています。

学生さんに問いかける

 時には、「自分の祖父母に人工呼吸器が必要になったとすると、どんな選択をする?」と学生さんに問いかけることもあります。

 
指導を受けている一場面

                  

 指導を受けている一場面(どっちが指導者か、学生さんかわからない!?)

感染管理認定看護師教育課程の学生さん

 神奈川県立保健福祉大学実践教育センター感染管理認定看護師教育課程の学生さんも、約1か月間当院で実習。

三橋CNICの組織横断的活動

 走り回る三橋CNICの組織横断的活動にくっついて学んでいます。

介護学生さんの実習受け入れ

 介護医療院でも、介護学生さんの実習受け入れが再開となりました。

食事介助

 学生さんにとっては、食事介助も含めて実際の介助にどきどき★

 ※ご本人には写真公開の同意と許可を事前に得ております

2.ユニフォーム選考

 当院では4年ごとにユニフォームが更新されます。来年4月に更新を迎えるので、今年の夏からいくつかのカタログを取り寄せ選考を始めました。選考にあたって、過去には業務委員会、科長会、係長会などが担当してきました。けれども、全員一致で納得するはずはなく、決定に時間を要してしまうため、今回は私と副部長で決めることにしました。「これは太って見える」「こっちは老けて見える」「下着のラインが映る」「かっこいいけどさすがに高い」等々、あーだこーだ言いながら、色、形、着心地、費用等をトータルに考え決定しました。新しいユニフォームも決まり、現在は、個人ごとのサイズ合わせの段階に移っています。春には新しいユニフォームになりますので、ご期待くださいね。

パンフレットを眺めているだけで

パンフレットを眺めているだけで楽しさが募ります??

見本のユニフォームをあれこれ着比べてみました

せっかくの機会なので、見本のユニフォームをあれこれ着比べてみました。



「シンカナース」インタビュー


Ozawattiの徒然なるままに 1.100歳のお祝い 2.福祉用具講習会 3.小さい秋!

2021年9月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀

1.100歳のお祝い

 足湯があるウッドデッキは、本館と南館の連絡通路になっています。そこを通りかかった時に、素敵なシーンに遭遇しました。金の帽子と赤いドレスをまとい、そばにはケーキが。そしてウッドデッキの向こう側にはご家族の笑顔・・。

 介護医療院に入所しているAさんが100歳の誕生日を迎え、ご家族がお祝い服と記念品を持ってお祝いに来てくださいました。コロナ禍の体制で直接そばで会うことはかないませんでしたが、ガラス越しでお祝いすることができました。あたたかい日差しとご家族の愛情に包まれたAさんの姿は、私にも幸せな気持ちを届けてくださいました。対応していたスタッフは「部長に見つかった!」なんてしきりに汗かいていましたが(コロナ禍で怒られると思ったらしい(-.-))、こんな素敵な時間を作ってくれるみんなのことを誇らしく思います。

 ちなみに、院内にはAさんを除いて100歳代の方がほかに2名いらっしゃいます。これからもお元気で長生きしてくださることを願います。

00歳のお祝い

 100歳のお祝いを「百寿(ももじゅ・ひゃくじゅじゅ)」、あるいは100年が一世紀ということとから「紀寿(きじゅ)」と呼びます。ケーキは職員がタオルで作った「タオルケーキ」。すごいっ!


ご家族の笑顔と涙

 ガラス越しでのお祝いでしたが、ご家族の笑顔と涙に胸が熱くなりました。

※患者様(ご家族様)には写真公開の同意と許可を事前に得ております。

2.福祉用具講習会

 院内には多くの福祉用具があります。福祉用具は、利用する人(患者さん・入所者さん)の自立の可能性を高める、介助する側(職員)の負担を軽減する、より安全な環境を作る等のメリットがあります。病棟においては、'これがないと絶対に困る'というものもあれば、'使いこなせていないかも・・'というものも実際あります。患者さん・入所者さんの安全を保ち、かつ移乗時の職員の負担を軽減する、さらに費用対効果を再考するという目的で、あらためて福祉用具を見直すことにしました。

 デモンストレーションの対象は、介助量の多い療養病棟の係長に限定し、いくつかの福祉用具を体験しました。市場には多くの種類の福祉用具があり、一見便利そうに見えてもなかなかなじまないものもあります。安全・安楽・使いやすいをキーワードに選定していく予定です。

ターンテーブル

・ターンテーブル: ベッド・車いす、便座・車いす間等の移乗時に、足部の回転を補助する回転板。「これ使ってみたい!」と人気。

フレックスボード

・フレックスボード:アコーディオンのような形状が移乗時の姿勢にぴったりフィットし、持ち上げることなく角度のある車いすへの移乗ができました。

3.院内で見つけた小さい秋!

 秋のお彼岸も過ぎ、病棟や院内も秋の気配が漂っています。病院のコスモス祭は今年も中止になってしまいましたが、その代わりに「院内で見つけた小さい秋」をお届けしますね。

 看護部では少しずつ研修再開に向けて準備を始めています。秋を感じながら、その日を待っています。

緩和ケア病棟の秋

緩和ケア病棟の秋

療養病棟の秋

療養病棟の秋

大浴場の秋

大浴場の秋。入り口に飾ってあるのはイチョウです。

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