鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
7月1日に、当院としては3期生になるインドからの3名を介護職としてお迎えしました。過去2年は、渡航の調整で予定より入職が遅れましたが、今年度は予定通りの日程で迎えることができました。一昨年に3名、昨年は2名を迎え、頑張っている5名に対して、今年度の「病院賞・銀賞」が贈られています。
インドの国土面積は日本の8.7倍と言われ、同じ国でも食べ物、言語、宗教ほか、さまざまに違っています。今回お迎えした3名の出身地は「メーガーラヤ州」というインドの北東部で、食べ物については。カレーよりもヌードルをよく食べるそうです。日本のカップラーメンがとてもおいしいと話してくれました。
環境が大きく変わり、そしてこの猛暑ですが、体調を崩さず少しずつ慣れていってもらえるといいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
私事になりますが、「日本看護協会会長賞」を頂くことができ、6月に『日本看護協会通常総会』の場における受賞式に出席してきました。神奈川県看護協会小田原支部理事としての地域への貢献、看護師特定行為研修試行事業への参加による制度確立への貢献等を認めていただき、今回の受賞に至りました。
すべてのことは、きっかけを作ってくれた人や支えてくれた人がいたからこそであり、あらためて皆さまに感謝いたします。その分、私もできる限りの力で恩返ししたいと思います。この度はありがとうございました。
鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
2024年度が始まり、はや3ヶ月目に入りました。今年度、看護部の体制で大きく変えたことがいくつかあります。1つ目は、組織管理上で4名の「チーフ」を立てたこと。副看護部長1名が地域連携室長兼務となったことから(前回紹介)、病床機能に分けて代表を立て、看護部長直下としました。回復期リハ病棟(岩川チーフ)、緩和・地ケア・療養病棟(村松チーフ)、神経難病・特殊疾患病棟(下田チーフ)、介護医療院(小玉チーフ)です。自部署を管理しながら機能全体をみていくので仕事は増えましたが、ひいひい言いながらも生き生きと動いている姿は頼もしい限りです。
2つ目は、教育委員会、教育専従、‥等、「教育」という名称をすべて「まなびサポート」に変更しました。1年前に「看護職の生涯学習ガイドライン」が日本看護協会から提示され、'生涯教育を支援する'ことが示されました。これまでは組織で求める人材像と必要な能力・知識にあわせて教育計画が立てられていましたが、一人ひとりが望む将来の姿やキャリアがあり、双方をすり合わせて学習支援することが重要になるということで、「学びをサポートする」という名称になりました。
3つ目は、看護部委員会・会議の頻度・時間を大きく減らしたことです。この背景には、コロナ禍では大勢で集まることができなかった中でも工夫できたことや、時間だけが過ぎていく会議も散見されたため、「最小限のインプットで最大限のアウトプットを生み出す」という生産性の向上を目指すことにしました。この通知を配信した時には不安や不満の声もありましたが、看護部みんなで必ずできる!と信じていますので、どんなアウトプットになるのか楽しみでもあります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
左、村松チーフ:「小さなことからこつこつやります!」 左から2番目、岩川チーフ:「毒を吐きながらがんばります!!」(笑) 右から2番目、下田チーフ:「職員の『いいとこ探し』をします!」 右、小玉チーフ:「話を短くします!」(←『話が長い』と、いつも下田チーフにつっこまれています。(笑))
学びサポート室専従:(右)加藤科長「より現場に役立つ研修を計画しているのでお楽しみに!」 (左)栗田看護係長「新しい船出ですが、漂流しないように頑張ります。」
学びサポート室専従富樫介護係長:「頑張ります!」(←まだ緊張の日々で、コメントも硬め(笑))
4月に昇格した(左)篠原介護科長代理(前回紹介)、(右)與那嶺看護科長
鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
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4月は新人さんを迎えたり、人事異動で病棟の顔ぶれが変わったり、外では桜が満開になり、何だかそわそわします♡
看護部では今年度も多くの看護職・介護職をお迎えしました。新人さんの入職式は横浜の某ホテルで、「セコム提携病院神奈川ブロック3病院(西横浜国際総合病院、横浜新緑総合病院、当院)」の合同で執り行われました。式の中では新人さんの名前が一人ずつ呼ばれて返事をするのですが、緊張している様子が伝わってくるので、私も一緒に緊張して固まってしまいました(汗)。全員の名前が呼ばれてやっとリラックス。
一方、院内では異動した職員、出向から戻ってきた職員、・・こちらも緊張の面持ち。看護部では職員にさまざまな場所を経験して成長してほしいという願いと、病棟の活性化を目的に人事異動を実施しています。異動により環境が変化し、多かれ少なかれストレスは生じるものです。そのストレスを上手に消化して、あらたな場所で活躍して病棟を盛り上げていってほしいと思います。