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Ozawattiの徒然なるままに さまざまな対面の再開

2023年3月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
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 さまざまな対面の再開

 新型コロナウイルス感染状況は改善傾向を続け、屋内マスク着用判断が個人にゆだねられたり、5月には2類から5類に変わることも決定し、これからは本当の意味での「withコロナ」が各自に問われてくるようになりますね。

 院内でもさまざまな制限を少しずつ解除し始めました。まずは『面会の再開』です。コロナ前のように、いつでも何人でもというわけにはいきませんが、(基本)予約制として始まりました。ご家族の姿を見て涙ぐむ患者さんもおり、そんな様子を見て私も胸がいっぱいになりました。家族の大切さをあらためて実感した場面でした。

 次は『看護部集合研修の再開』です。延期されていたラダーレベルの成果発表会やケア実践報告会、副主任研修等を開催することができました。発表会・報告会は1つ1つが意義深く、コロナ禍でも患者さんにしっかり向き合っている姿が伝わってきて感激しました。まとめは大変だったと思いますが(「大変でしたか?」と投げかけたら、皆がうんうんと大きくうなずいていました)、経験を振り返り、自分の行動や思考を言語化し、看護・介護の本質について探っていくことは、学びと成長の機会になります。一回り成長している皆さんの姿をとても頼もしく感じました。

 4月は、3年ぶりに対面での「セコム提携病院神奈川ブロック合同入職式」が予定されています。コロナ感染のリスクは変わりませんが、コロナ前の日常に近づいていけるよう向き合っていきたいと思います。

さまざまな対面の再開

ラダーⅠ((ハーフ))の発表会テーマは「ケア実践」です。
16名の皆さんの患者さんへの関りの発表は、1つ1つが心に沁みました

さまざまな対面の再開

ラダーⅡは「論理的思考」と「事故要因分析」の2つから選択し、業務改善あるいは'Im Safer'に取り組んだ内容の報告会でした。

さまざまな対面の再開

さまざまな対面の再開

副主任研修。副主任さんが一堂に集まるのは1年3か月ぶり。同じ立場で発散するのはとても大切。みんな時間が足りないくらい盛り上がっていました!

さまざまな対面の再開

Ozawattiの徒然なるままに 院内で活躍する人たちを紹介します!(1) 院内で活躍する人たちを紹介します!(2)

2023年1月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
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 院内で活躍する人たちを紹介します!(1) 

 2023年が始まりました。病院では新年の始まりに、いくつかの恒例行事があります。その一つが「仕事始め式」です。コロナ流行前は多くの職員が出席していましたが、ここ数年は出席者を限定して実施しています。院長の『年頭のあいさつ』に続き、近くにいる人同士でお互いをほめあいます。'ほめる'ことは、相手との関係が良好になる、相手に自信とやる気をあたえる、自分の気持ちも前向きになる等、たくさんの効果が得られます。

 今年は近くにK介護科長がいたので、髪型をほめてみたところ、「ほめるときのポイントは外見ではなく、性格や行動、考え方やセンスなど」と指摘されてしまいました(汗)。いかに普段からほめていることが少ないかと内省・・。 ほめあっているその場は笑い声があふれ、コロナに負けない明るい年になると確信しました!

 そして、仕事始め式の締めは、こちらも恒例になった総務課・稲垣係長です。病院の繁栄と職員の健康を願い、どうぞこの一年もよろしくお願いいたします。

院内で活躍する人たち

(左)鈴木院長 (右)総務課・稲垣係長
かけ声は「えい、えい、おー!」です。総務課には大変お世話になっております。

院内で活躍する人たち

比々多神社参拝。
(左)小澤 (真ん中)鈴木院長 (右)田村事務長

院内で活躍する人たち

比々多神社に飾られていたウサギの置物。
ウサギは「成長」や「飛躍」の象徴と言われているので、ぜひあやかりましょ❤。

院内で活躍する人たち

久しぶりにひいたおみくじは大吉! 
ガラスのうさぎのストラップは、科長さんたちへのお年賀。

 院内で活躍する人たちを紹介します!(2) 

 当院のリハビリテーション部には、レクリエーション活動を提供してくれるレクリエーショントレーナーがいます。レク活動を通じて患者さん・入所者さんの心身機能の維持向上や心の元気の回復を目指し、また生活がより豊かになることを最重要課題として四季折々のイベントを企画してくれています。(私も入院中にお世話になりました。2019年2月のブログ参照

 直近の活動の一つに『一緒に咲かせませんか』があります。ガラス窓に貼った梅の木に、梅の花びらを貼っていくというものです。梅の花びらの色塗りや花びらの形に切ることもレクの一環として患者さんが行い、1枚1枚に患者さんの心がこもっています。そして、木の枝はあえて高く伸ばし、'高い枝に貼るために(患者さんに)身体を伸ばしてもらう'という意図があるそうです。

 '行きたくなる場所・コミュニティになってほしい'というレクトレーナーの方々の熱い思いも感じながら、ぜひご覧になってみてください。

院内で活躍する人たち

レクリエーショントレーナーの戸田さん(左)と上野副主任(右)。
いつも楽しめるレクの提供をありがとうございます。

院内で活躍する人たち

すべて患者さんの手作り。本館東棟1Fの梅の木は、2月末まで展示予定です。


Ozawattiの徒然なるままに 1.ささやかなクリスマス(1) 2.ささやかなクリスマス(2)

2022年12月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
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 1.ささやかなクリスマス(1)

 院内でCOVID-19がぽつぽつ増え始め、11月に予定されていた医療機能評価受審目前に受審予定病棟に発生があり、結局受審が延期となりました。機能評価受審に向けては、ここ数か月間看護部全体で準備してきたため、肩の力が抜けたというのが正直な気持ちです。それでも、日々の実践を振り返る有意義な機会になりました。急遽受審の連絡がきても、あわてずに対応できるよう整えておきたいと思います。

 そして、今月に入り「第8波」が猛威をふるいました。職員、患者・入所者さんの感染者が増え、転病棟、職員リリーフ体制、臨時会議、防護用具・物品追加購入等々、あわただしい日々を過ごすことになりました。現在は収束に向かい平常を取り戻しつつありますが、渦中の現場では、職員自身も感染の不安を持ちながら(実際に感染を受けてしまった職員もいました)、専門職としての責務を果たそうとする勇姿に、ただただ深謝の念を抱くばかりでした。皆さんの尽力に感謝します。

 そんな中でもあちこちの病棟にクリスマスの飾り付けがありました。患者・入所者さんが、ほんの少しでも明るい気持ちになっていただきたいという職員の思いが伝わるといいなと願います。

ささやかなクリスマス

鶴のまきちゃんもクリスマスヴァージョン(左上)
手作りのオーナメントに'愛'を感じます

                   
 2.ささやかなクリスマス(2)

 プリティさん、プリヤさん、イラキヤさんが入職して5か月(詳細は2022年8月のブログに記載)。3人はのみ込みが早くて、任せられることも増えています。そして、どんどん上達する日本語で、患者さん・入所者さん・職員とのコミュニケーションを積極的に図っています。

 毎日の夕食は3人一緒ということで、食事当番が決まっているそうです。作った料理を病棟にも時々持ってきてくれて、私もちゃっかりいただきました!

 コロナ禍で、それぞれの病棟では歓迎会や忘年会を催すことができませんが、鶴巻に来て初めて迎えるクリスマスなので、雰囲気だけでも感じてもらいたいと思い、3人を食事に誘いました。結局、インド料理になりましたが(笑)、メニューを解説してもらいながら至福のひと時を過ごすことができました。これからもよろしくお願いいたします。

ささやかなクリスマス

お仕事姿編:(左)プリヤさん (真ん中)プリティさん (右)イラキヤさん、笑顔が素敵です。

                          
ささやかなクリスマス

プライベート姿編:(左)イラキヤさん(真ん中)プリティさん (右)プリヤさん、beautiful!

ささやかなクリスマス

いただいたチキンのカレー煮込み。スパイスが効いていて本場の味わい!

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