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Ozawattiの徒然なるままに 12月

2024年12月

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
看護部長ブログバックナンバー

  ①野球部大躍進!

当院の野球部が、今年の6月に開催された「2024年度秦野市長杯争奪春季野球大会Cクラス」で優勝し、Bクラスに昇格しました。そして、Bクラスに昇格して臨んだ「2024年度秦野市長杯争奪秋季野球大会」が10月に開催され、何と、準優勝に輝きました!(本人たちはこの成績には満足していませんが・・)さらに、この結果を持って、「ジャパンメディカル選抜野球大会」への出場がかない(ジャパンメディカルリーグとは、全国の医療分野で働く人を対象とした野球大会で、全国の強豪病院野球チームが関東に集結してトーナメント戦により病院野球チームのNO.1を決定するというもの)、11月23日に長野県佐久市で開催された大会に参加しました。

メンバーの多くは前日の日勤を終えて、朝方の3時に鶴巻を出発し長野に向かいました。初戦相手は、これまでに数々の大会で優勝経験がある強豪の『公徳会 佐藤病院さん』(山形県)なので、睡眠時間が少ないなんて言ってもいられず、全力で戦うのみでした。すると、先制したのは当院!しかも途中までリードする展開!けれども終盤には力尽きてしまい、「10対3」の結果で敗退となりました。

今年4月に頼もしいメンバーが加わり、みんな自分の時間を使っての練習と試合をこつこつ重ねての結果なので、この試合に出場できただけでもすばらしいと思います。次の春には秦野市のAクラスにすすむので、これからも楽しみです。

写真①

ジャパンメディカルリーグ。試合の前に審判、当院と対戦相手のキャプテンが揃って宣誓。(左から3番目が当院の小玉キャプテン)

写真②

先制を示す貴重な1枚!

写真③

追いつかれ、この後逆転を許す・・

写真④

こちらは「2024年度秦野市長杯争奪秋季野球大会」での準優勝表彰式。賞状を受け取っている大エースの田中君。

写真⑤

春からはAクラス。目が離せません。

  ②多職種で「日本慢性期医療学会」に参加

先月のブログで、日本慢性期医療学会におけるシンポジウム登壇に向けた資料作成の様子を紹介しましたが、無事に本番を終えることができました。また、当院の医師、看護師、薬剤師、MSW、管理栄養士、PT等、さまざまな職種が演題発表を行うということで、職種を超えて多くの職員が参加しました。横浜での開催でしたが、特定看護師チームは前日から宿泊し、前夜祭(!?)も楽しんだようです(笑)。学会参加は発表者だけではなく、聴講者にとっても知識の幅が広がる、新しい動向を知る機会、自分の士気が高まる等、意義はたくさんありますので、多くの職員が興味のある分野に参加してほしいと思います。

写真⑥

「慢性期医療における特定看護師の活躍の場」のシンポジウムに、当院で特定行為研修修了4人目の水谷科長が登壇。活動実績、よかったこと、今後の展望等を発表。

写真⑦

座長の役でも活躍。(左)当院で特定行為研修修了3人目の下田科長

写真⑧

椎木医師は排尿チームの活動、効果等について発表。優秀演題賞10演題の1つに選ばれました。すばらしい!

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2024年12月

小澤看護部長のブログ「Ozawattiの徒然なるままに」バックナンバーです。

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鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
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  ①学びの秋!研修会・学会目白押し

残暑が続いていましたが、やっと秋本番になりました。秋はひんやりした空気によって気持ちが落ち着き、集中力が高まると言われています。一方、学術誌「米国科学アカデミー紀要」掲載されたベルギーの研究によると、集中力を必要とする課題では脳は夏に最も活発に活動したが、冬は活動量が大幅に減った。記憶力を必要とする課題では、脳の活動は秋にピークに達し春に低くなっていた。という報告がありました。脳が季節に反応しているという、面白い報告ですね。

さて、そのように考えると、秋に開催される研修会や学会の学びは記憶に残りやすいということですね。10月は、看護部ではグリーフケア、論理的思考、事故要因分析、リーダーシップ、ハラスメント防止等、さまざまなテーマで研修会が開催されました。また、レジリエンスやアロマ&ハンドトリートメント等の外部研修、さらに「死の臨床研究会年次大会」参加等、活発に学びの時間を得ています。そしてこの先も、院内研修に加えて、看護師・介護福祉士ともに学会発表・参加を控えています。学んだことを自分の中だけに留めずに、ぜひ患者さん・入所者・ご家族、仲間に還元してもらいたいと思います。

写真①

クリニカルラダー研修・事故要因分析プロセス発表会。現場で発生しがちな事例について、「Im SAFER」を使って分析しました。

写真②

クリニカルラダー研修・論理的思考プロセス発表会。こちらはロジックツリーを用いて問題解決に向けていきます。

写真③

クリニカルラダー研修・リーダーシップ研修。講師の大島武先生(写真 左)には、長く担当していただいています。失敗体験を含めて'言語化'することの大切さも教わりました。

写真④

11月の日本慢性期医療学会シンポジウム登壇に向けて準備中の水谷科長(左)と柏木副部長(右)

  ②「5S」できていますか?

5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字の「S」をとったものです。 そして、組織全体でこの5つの要素に取り組むしくみ作りや改善が「5S活動」であり、ミス・事故防止だけでなく、業務効率、コスト削減、組織の活性化等の効果があるとされています。

当院では10年以上前から5S活動に取り組んできましたが、セコム医療提携病院全体の活動として、2017年から提携病院同士の相互ラウンドを行っています。

今回、医療システム本社からのラウンドを受けました。事前に指定された部署に加え、当日来院後に「スマホルーレット」で選ばれた3か所は'突撃訪問部署'となり、30分前に告知されました!

ラウンド結果はこんな感じです(一部)。

・整頓:表示は「1対1ルール」=置き場所が決まっており、ルール通りに表示・置くということの徹底を。
・清掃:椅子の足元や窓枠等は定期清掃を。(要は、ほこりが目立ったということです( 泣))
・清潔:物を入れている段ボールや缶は、虫が発生したり錆びるため使わないように。

看護部長室は今回のラウンドはありませんでしたが、私のデスク周りも整理整頓が必要と自覚しています(汗)。よくできている部署を見習って、習慣にしようとあらためて心した次第です。

写真⑤

当日の突撃部署の一つに選ばれた2南病棟。急いで大掃除(笑)

写真⑥

上の棚もくまなくチェック。

写真⑦

水周りもくまなくチェック。

写真⑧

毎回「5S最優秀」の歯科の引き出し。見習いたい!

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