昨年、新入社員として当病棟に配属され、1年半一緒だったメンバーが11月1日から他病棟の配属となりました。新しい一歩の始まりです。
そんな2人にこれからの意気込みについてアンケートを取りました。
Q1:2階南で勤務してきた中で一番印象に残っている思い出(出来事)は何ですか?
須藤:失語症によって話すことが難しく、いつも無表情だった患者さんが笑顔になった瞬間が一番印象に残っています。
富永:やはり患者さんとの関わりだと思います。失語症のある方が笑顔を見せてくれた時、できなかったことができるようになった時、「頑張ったね」と患者さんから言葉をかけてくれた時など沢山あります。
Q2:新しい病棟での抱負を聞かせてください。
須藤:新しい環境で分からないことが沢山あると思いますが、患者さんに寄り添える看護師を目指していきたいです。
富永:2階南で得た経験や知識を少しでも活かして、今よりも「患者さんを看る」という力を深めていきたいです。異動先でも自分らしく精一杯がんばります。
昨年3月、看護師国家資格に合格し、同期として就職した2人。コロナ禍だったこともあり、研修が縮小され、他病棟の同期との交流も少ない中、支え合いながら頑張ってきました。先輩たちから様々な指導をもらい、時には笑顔、時には涙を浮かべながら1年半、一生懸命頑張りました。当病棟での経験は今後の看護師としての糧になると思います。新しい病棟でバラバラになってしまいますが、これからも頑張ってください。2階南病棟一同、応援しています。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ一時的にマスクを外しております)
新型コロナの影響で面会自粛が続く中、「入院中に少しでも思い出に残ることがしたい」と考え、4階南病棟では、10月31日にスタッフが仮装し、ハロウィンパーティーを開催しました。緊急事態宣言が明けたこのタイミングを逃す手はない、と今年度初めてジュースとケーキを患者様に召し上がっていただくことにしました。
患者様からは「ケーキ美味しかった。」や「あのスタッフと一緒に写真が撮りたい」等のリクエストもあり、日頃スタッフとの会話の少ない患者様も笑顔で話しかけてくれました。パーティー中は終始笑い声が響き渡り、短い時間でしたが、スタッフも患者様の笑顔を見ることで、「パーティー出来てよかったね」や「すごい笑顔で写真撮れてるね」と楽しむことができました。
今回のパーティーで、距離は保ちつつ、心の距離は近くなれたと思います。
※患者様、スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しています)
回復期リハビリテーション病棟の患者さんたちは、日々リハビリに取り組まれています。
今回は、そんな患者さんたちが、リハビリの合間で休憩しつつも、脳を鍛えながら、交流している場面を撮影させて頂きました。
コロナ禍の面会制限で、ご家族やご友人とも逢えず、寂しい思いをされる方も多い中で、オセロを楽しむおふたりは、入院中に仲良くなりました。お互い励まし合ってリハビリに取り組まれ、オセロの際にも「こっちもひっくり返していいんだよ」「そうきたか!」と終始楽しそうな様子でした。そんな姿を見て私たち職員も癒されていました。
おふたりは退院までオセロで息抜きし、リハビリに励まれていらっしゃいました!
おふたりの姿をみて、患者様にリハビリを頑張っていただくだけではなく、日々の生活の中で楽しみを見つけて過ごしていただけるようなお手伝いを今後もしていけたらな、と改めて感じました。
※患者様には写真公開の同意と許可を事前に得ております。