近頃の寒暖差が激しい日々では、季節の移ろいを肌で感じることが難しくなっています。そんな中、4階南病棟では、季節の美しさを思い出し、患者さんに楽しんでいただけるレクリエーションを企画しました。
今回は秋を感じる2つの壁面画を紹介します。1つ目は「ぶどうの実」です。紫・青・緑系の色画用紙を使って、ぶどうの形に切り取りました。そして細長く切った色画用紙を輪にして実に見立て、本体に貼り付けていきます。この作業は、色の組み合わせや配置のバランスを考えることで脳を刺激し、活性化させる効果があるそうです。
2つ目は「紅葉」です。赤・黄色・茶系の折り紙をひし形に折り、数多くのパーツを作成しました。患者さんには7枚のパーツと台紙を選んでいただき、それらを放射状に配置し、1枚の台紙に貼り付けていきます。それぞれが考える色のグラデーションや柄の組み合わせが、秋の風情を感じさせる個性的な作品に仕上がりました。
これらの作品を皆に見ていただくことで満足感と「これは私が作ったのよ」という達成感を味わえたようです。「この柄とこの色は合うね」「きれいね」といった感想が飛び交い、患者さん同士のコミュニケーションにも花が咲きました。
これからも変わりゆく季節を感じられる場を提供していきたいと考えています。
こんにちは!3階南病棟です。
最近は風が冷たくなり、上着のかかせない季節になってきましたね。私たちの病棟は回復期リハビリテーション病棟であり、患者さんは毎日頑張ってリハビリを行っています。
そんな疲れた体を癒していただこうと、当院自慢の足湯に行ってきました。患者さんからは「病院じゃないみたい。最高ね」という言葉が聞かれました。外の空気も感じて、リラックスしていただけたようでした。
足湯にはリフレッシュ効果があり、毎日大変なリハビリを行っている患者さんの翌日への意欲向上に繋がっている場所となっています。
私は、メディカルアシスタントとして、患者さんの生活支援をしています。今年の4月に医療療養病棟から回復期リハビリテーション病棟へ異動となり、入職後5年目となりました。医療療養病棟には4年いました。声で思いを伝えられないたくさんの患者さんが、安楽に療養生活を送れるようにケアをしていました。
今年から回復期リハビリテーション病棟です。ここでは生活歴や個別性を把握し、退院後の生活を見据えた関わりが必要になります。患者さんとの密なコミュニケーションとスタッフ間の連携がすごく大事だなと思いました。患者さんの介助量がすぐに変わるので、情報収集も欠かせません。また、患者さんから直接、「ありがとう」と感謝の声をいただけるのは嬉しいです。
新しい環境に慣れるまですごく大変でしたが、以前とは異なる経験ができています。このことが自分と向き合う機会になりました。私はもっと、専門的な知識や技術を身につけたいので、介護福祉士を目指すことを決めました! 頑張ります!