近頃の寒暖差が激しい日々では、季節の移ろいを肌で感じることが難しくなっています。そんな中、4階南病棟では、季節の美しさを思い出し、患者さんに楽しんでいただけるレクリエーションを企画しました。
今回は秋を感じる2つの壁面画を紹介します。1つ目は「ぶどうの実」です。紫・青・緑系の色画用紙を使って、ぶどうの形に切り取りました。そして細長く切った色画用紙を輪にして実に見立て、本体に貼り付けていきます。この作業は、色の組み合わせや配置のバランスを考えることで脳を刺激し、活性化させる効果があるそうです。
2つ目は「紅葉」です。赤・黄色・茶系の折り紙をひし形に折り、数多くのパーツを作成しました。患者さんには7枚のパーツと台紙を選んでいただき、それらを放射状に配置し、1枚の台紙に貼り付けていきます。それぞれが考える色のグラデーションや柄の組み合わせが、秋の風情を感じさせる個性的な作品に仕上がりました。
これらの作品を皆に見ていただくことで満足感と「これは私が作ったのよ」という達成感を味わえたようです。「この柄とこの色は合うね」「きれいね」といった感想が飛び交い、患者さん同士のコミュニケーションにも花が咲きました。
これからも変わりゆく季節を感じられる場を提供していきたいと考えています。
第1回 機能別病棟勉強会を開催しました
リハビリテーション看護を極める ~高次脳機能障害の看護!!~
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 岩川彰子
2021年度看護部目標「生活の質を豊かにする看護・介護実践」を目指し、機能別病棟機能の特徴を学べる勉強会を開催することになりました。
当院の回復期リハビリテーション病棟では、脳卒中・頭部外傷等の疾患を有する患者さまが、7割程度入院されています。その様な中で、スタッフから難しいと感じているとの意見が多かった「高次脳機能障害の看護」を今回のテーマに取り上げました。
時間外での開催となるため、業務後の疲労感を引きずらないよう、はじめにストレッチを行い笑顔と元気をプレゼン!!現場の忙しさから少し離れて、一緒に楽しく学べる勉強会を目指しました。
前半は高次脳機能障害の概要と注意障害についての講義を行い、後半は、注意障害のテストを実施しました。患者さまの気持ちを振り返る内容で構成し、高次脳機能障害の世界を想像することによって、困っている患者さまへの看護実践を具体的にイメージできる様に進めました。最後に、回復期リハビリ病棟の看護師に期待されている役割をふまえて、脳卒中看護認定看護師としての熱いメッセージを送り、笑顔で終了となりました。
これからも気軽に相談ができる認定看護師として、現場の看護実践に役立つ勉強会を企画していきたいです。

