この冬は、コロナ禍で行動制限が緩和されてきたとはいえ、家族との面会制限は継続しており、感染対策のため部屋で過ごす時間が増えました。そこで、4階南病棟では少しでも楽しいひとときを過ごしていただけるよう12月には「クリスマスツリー」の壁面画を作成しました。
クリスマスツリーの形に切った色画用紙に、星やハートなどのシールやクリスマス関連のフレークシール、模様柄の折り紙を、患者さんに選んでもらい、自由に貼っていきました。好みの色やシールの種類に限りのある中でしたが、白い丸のシールを雪にみたてたり、色のバランスを考えたり工夫が感じられます。クリスマスの文字やイラストも加わり、素敵な作品に仕上がりました。
患者さんから「いい気分転換になった」「子供に戻ったみたいで楽しい」「孫にあげたい」などの感想が聞かれました。
レクリエーションは、日々の生活の中に小さな楽しみをつくり出していくことや生きる喜びを見いだしていくことも大切な役割です。楽しいという気持ちは、状況や個人の好きなこと、興味によって変わっていきます。これからも多くの患者さんが、楽しんで頂けるレクリエーションを企画していきたいと思います。
寒さ厳しい毎日ですね。新年を迎えても、まだコロナ感染の影響で、患者さんに向けた催し物がなかなかできない状況が続いています。
これでは入院中の患者さんも季節を感じることが少なくなってしまいますね。そこで、3階南病棟では少しでも季節を感じていただけるよう、12月には毎年ロビーにクリスマスツリーを飾っています。飾りつけも患者様とスタッフが一緒に行いました。
まだまだこれから、より寒さも厳しくなっていきますが、スタッフ一同、一致団結して乗り越えていきたいと思います。
今回は昨年12月に行われた病棟でのクリスマスイベントについて、紹介いたします。
12月初旬よりクリスマスツリーやリースなど病棟が華やかに彩られました。写真の雪だるまのマスコットは、病棟スタッフの手作りでとても可愛らしいです。
12月24~26日には、病棟スタッフがサンタクロースやトナカイに扮して患者さんへクリスマスプレゼントをお届けに行きました。プレゼントを受け取った患者さんたちはとても嬉しそうで笑顔にあふれていました。患者さん一人一人と記念撮影を行い、楽しいひと時を過ごすことができました。
寒さが身に染みる季節となりました。新年を迎え、また新たな気持ちで頑張っていこうと思います。
※患者様とスタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。