塗り絵と聞いて、大人よりも子供が行うイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし近年では、大人向けの繊細なデザインや有名な絵画、キャラクターの塗り絵など種類がたくさんあり、簡単に始めることができます。
塗り絵には、いろいろな効果があります。絵の形を認識したり色を選んだりする頭を使う作業と、色を塗っていくという体を動かす作業を同時並行して行うため、脳の活動を促しているそうです。また色鉛筆などの用具をつかむ、握る、線からはみ出さないように色を塗るという繊細な作業を行うので手や指先の機能を維持するためのリハビリとして有効です。そして集中することで気持ちをリラックスさせる効果が期待でき、さらにやりがいや達成感が味わえるそうです。
4階南病棟では、リハビリテーションやレクリエーションの時間に塗り絵を取り入れています。季節の行事、身近な花や食べ物など知っているものや興味のあるものを選択していただき、患者さんに合わせた題材を用意しています。作成された塗り絵付きのカレンダーは、入院生活で役立っているそうです。



脳の活性化や手指のリハビリ、ストレス解消の効果がある塗り絵で、日々の生活を豊かにしてみてはいかがでしょうか。
※患者さんには写真公開の許可を事前に得ています。尚、写真撮影時のみ一時的にマスクを外しています。
第1回 機能別病棟勉強会を開催しました
リハビリテーション看護を極める ~高次脳機能障害の看護!!~
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 岩川彰子
2021年度看護部目標「生活の質を豊かにする看護・介護実践」を目指し、機能別病棟機能の特徴を学べる勉強会を開催することになりました。
当院の回復期リハビリテーション病棟では、脳卒中・頭部外傷等の疾患を有する患者さまが、7割程度入院されています。その様な中で、スタッフから難しいと感じているとの意見が多かった「高次脳機能障害の看護」を今回のテーマに取り上げました。
時間外での開催となるため、業務後の疲労感を引きずらないよう、はじめにストレッチを行い笑顔と元気をプレゼン!!現場の忙しさから少し離れて、一緒に楽しく学べる勉強会を目指しました。
前半は高次脳機能障害の概要と注意障害についての講義を行い、後半は、注意障害のテストを実施しました。患者さまの気持ちを振り返る内容で構成し、高次脳機能障害の世界を想像することによって、困っている患者さまへの看護実践を具体的にイメージできる様に進めました。最後に、回復期リハビリ病棟の看護師に期待されている役割をふまえて、脳卒中看護認定看護師としての熱いメッセージを送り、笑顔で終了となりました。
これからも気軽に相談ができる認定看護師として、現場の看護実践に役立つ勉強会を企画していきたいです。

