梅雨に入り、じめじめとした日が続いていますね。そんな梅雨の鬱憤を晴らす、嬉しい出来事がありました。
当院では季節ごとにイベント食の日があり、旬の食材を取り入れ、季節が感じられるようなメニューを展開しています。そのイベント食に6月はなんと!あの某有名牛丼専門店の牛丼が登場しました。この有名店は明治32年(1899年)に創業した大手牛丼チェーンです。誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか?実際にお店で使われている帽子と丼も提供され、病院スタッフも店員さんになりきりました。患者様も懐かしさを感じたのか、とても喜んでいました。
今回、そんな大盛り上がりの食事風景を特別に撮影させていただきました。
いい食べっぷりですね。牛丼は勢い良くかきこんで食べるのが醍醐味ですよね。柔らかい牛肉と玉ねぎに秘伝のタレが絡んで何とも言えない美味しさ。そこに爽やかな酸味の紅ショウガが相性抜群です!他の患者様もあの懐かしの味に嬉しそうな表情で召し上がっていました。病院に入院しているのに、有名店の牛丼を食べられるなんて、きっと忘れられない体験になりそうです。
帽子をかぶるのはちょっぴり恥ずかしい気持ちになりましたが、スタッフもすっかり店員になったつもりで、「いらっしゃいませー!」と、とても楽しませていただきました。このように当院では患者様に味だけではなく、目で見ても楽しめるイベント食を定期的に実施し、患者様から大変喜ばれています。
※患者様(ご家族様)、スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
こんにちは!4階南病棟です。早いもので、1年間の半分が終わりましたね。
今回は7月7日の七夕にちなんで、病棟に飾っていた七夕飾りのご紹介をしたいと思います。
皆さん、七夕飾りの由来はご存じでしょうか?織姫様と彦星様の有名なお話の他にも、笹の葉は神様の寄り付くところと考えられており、神様の見えるところにと願い事を書いた短冊や願いを込めた笹飾りを飾るようになった、という逸話もあるようです。
今回は患者様や病棟職員に協力してもらいました。特にレクリエーション係の職員には、デザインから飾り付けまで一貫して作り上げてもらい、その後、患者様と職員で思い思いに短冊を書きました。
「コロナが収束しますように」や「早く妻と愛ネコに会いたい」など、願いを込めて書きこまれた短冊は、皆さんの願いが天に届きますように、一つ一つ丁寧に願いを込めて飾りました。色々な願いが飾られていて、思わず見入ってしまいますね。
七夕飾りを見て、「なんて書いてあるんだろう?」「誰が書いたんだろう」「字がきれいだな」と、通りかかった患者様同士でのコミュニケーションを取る場面がありました。また、短冊を読むために高いところへ手を伸ばしたり、裏返す動きをリハビリに取り組まれたり、回復期病棟さながらの光景がみられました。
彦星様と織姫様も、幸せな時間を過ごすことができたでしょうか。うだるような蒸し暑さが続きますが、しっかり食べて、しっかり笑って、患者様と一緒に夏を楽しみたいと思います!
今年もジメジメした梅雨が続いていました。
そこで、私たち2階南病棟では梅雨のジメジメとした嫌な空気を吹き飛ばそうとアジサイ作りのレクリエーションを実施しました。
作り方は、アジサイの花をかたどった用紙に、スポンジでスタンプを押して模様をつける方法です。忙しいリハビリの合間に患者さんが一生懸命作ってくださった完成作品は、病棟の壁に飾りました。見本を見ながら一生懸命にスタンプを押している様子や、自分で作成したアジサイが飾られているのを見つけるとスタッフに自慢している様子などが見られました。
これからも毎月、季節の感じられるレクリエーションを企画し、リハビリを頑張る患者さんの楽しみになるよう行っていきます。