スタッフコラム
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病棟スタッフ紹介

介護リレーコラム 第1弾 ~声にならない思い~

2021年8月

2階西病棟(特殊疾患病棟)北村大輝

皆様こんにちは。 介護福祉士の北村大輝です。
私は現在、特殊疾患病棟で勤務しています。この病棟は患者さまが自身で身体を動かすことが難しく、多くの介助を必要とすることが特徴です。また自分の思いを声に出すことが難しい患者さまが多いことも特徴の1つです。そのような病棟でのケアは、患者さまからの反応(表情の変化、言葉での感想の伝達など)を得られないことが少なからずあります。そこで、私は「声にならない思いを推し量る(推し量ろうとする)」ことを心掛けるようにしています。

患者さまと接する北村さん

言葉や何らかの方法で思いを伝えることが可能であれば、それを患者さまの反応として受け取ることが出来るかもしれません。では、意思疎通が困難な患者さまの場合にどのような対応をすればよいのでしょう?「患者さまにとって正しいことを行えているのか?」と疑問に感じることもあります。でも、そんな時こそ、「声にならない思い」を推し量り、患者さまに行っているケアが「正しい」か「正しくない」という判断の基準ではなく、患者さまが求めていること、嬉しいことを考え続ける自分でありたいと思います。

笑顔の北村さん

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)

介護リレーコラム バックナンバー

3階東病棟 梅雨の季節~壁面製作が告げる季節の変わり目~

2021年8月

今年もじめっとする梅雨の季節が到来しました。他の地域がどんどん梅雨入りする中で、関東の梅雨入りはずいぶん遅く感じましたが、気象予報士の解説では、今年の関東の梅雨入りは例年に比べると3日遅かっただけだったそうです。

さて、今回の3階東病棟のコラムは患者様と職員が手掛ける壁面製作について取り上げていきたいと思います。当病棟ではレクリエーション担当が月ごとに担当職員を設定し、どんな催しをするか考えることになっています。
写真で紹介する製作は6月の担当職員4名による作品です。季節ごとにテーマを決め、院内で代り映えしない景色を壁面製作で彩ることで、患者様に季節を感じていただくことができます。6月の担当者がてるてる坊主を製作している過程を見ていましたが、とても楽しそうに製作していました。彩られた壁面を見た患者様は、笑顔で「もうこの季節が来たのね~」と楽しそうに話されていました。壁面製作は患者の笑顔に繋がるツールにもなり、会話も弾む要素にもなります。

私は保育士の資格も所有しており、実際に保育の現場でも実践経験があります。壁面製作はテーマを決めるまでの過程は難しいですが、テーマが決まって実際作っていく過程になると、とても楽しく実践できます。
皆さんもぜひ作品を作って、彩ってみてはいかがでしょうか?

てるてる坊主を製作

2階南病棟  新人ナースが来た!!

2021年6月

新型コロナウイルスが蔓延している中、一生懸命勉強して無事国家試験に合格した吉岡さんが2階南病棟に入職しました。おめでとうございます。
初めての職場、初めての一人暮らしで期待と不安でいっぱいだと思いますが、そんな吉岡さんにアンケートを実施しました。

病棟スタッフが準備したWERCOMEボード

病棟スタッフが準備したWERCOMEボード

Q1:なぜ看護師になろうと思いましたか?

吉岡さん:幼い時に祖母を亡くし、「自分はどう生きたいか」を考えるようになりました。色々な人から話を聞いたり、考えた結果「その人らしい人生を好きなように過ごしてほしい」と思うようになりました。また、多くの患者さんがリハビリをして家に帰ったり、やりたいことができるようお手伝いをしたいと思い看護師を目指しました。

Q2:どんな看護師になりたいですか?

吉岡さん:1人でも多くの患者さんが悔いのない人生を送る手伝いがしたいので、サポートできる技術と知識、寄り添える心を持った看護師になりたいです。2階南病棟でこれからの人生のためにリハビリに励む患者さんとその家族を支えられる看護師を目指してがんばります。

ありがとうございました。とても熱い思いが伝わってきました。私も初心を忘れず、仕事に取り組んでいきたいと思います。
こんな一生懸命な吉岡さんを病棟スタッフ一同、全力でサポートしていきます。

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