春というのにまだ寒さを感じる日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、新型コロナウイルスも5類へ移行し、病院での実習も可能となってきました。そこで今回は実習指導者の資格を獲得した2名の看護師にインタビューをしました。
(左)紺野さん (右)伊巻さん
Q:なぜ資格を取得しようと思いましたか?
A:
伊巻さん:新人指導を通じて指導というものに興味を持ちはじめ、教育における知識を更に学びたいと思い、研修に参加しようと思いました。
紺野さん:新人・後輩指導をする中で関わり方について学びたいと思い、研修に参加しました。
Q:実際に指導をおこなった感想は?
A:
伊巻さん:Z世代における風当たりが強い中で学生たちは全員がまじめに、そして一生懸命に実習と向き合っていると感じました。自身の「臨床の知」から得た学びを上手く伝えられない部分もありましたが、指導を行う楽しさも感じられました。これからも学生の満足度と自己効力感を高められるよう、看護のやりがいや楽しさを伝えていきたいです。
インタビューを受けて下さったお二人ありがとうございました。もうすぐ新年度を迎え、たとえ環境に変わりはなくても心機一転して新しいスタートを切りたいなという気持ちになりますよね。4月からの新生活をよりよいものにできるよう何か新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
こんにちは3階南病棟です。
今年度もそろそろ終わりが近づいてきました。フレッシャーの顔つきも立派になり、病棟でも頼もしい存在となっています。そこでフレッシャーの小西さんに1年間を振り返り、話を聞いてみました。
Q:嬉しかった出来事はありますか?
A:
・日々の業務をこなしていく中で色々な技術が身についたこと
・患者さんに名前を憶えてもらえたこと
・患者さんにお礼をいわれたこと
・チームの一員として、業務に関われるようになったこと
Q:辛かった出来事はありますか?
A:
・技術の獲得がなかなか難しかったこと(時間や自分の技術不足)
・同じ職種の同期がいなかったため、同期の人たちがどこまでできているのか不安だった
Q:来年度の抱負を教えてください。
A:
・新たな看護技術習得に向けて、積極的に行動することができる
・患者・家族も含めた看護について考えることができる
1年間、辛いことや嬉しいことを経験して、とても立派に成長し、素敵な看護師にとして働いています。1年前、右も左もわからずあたふたしていた頃が懐かしいですね。4月には後輩が入ってきて先輩としてもっと成長する姿を見せてくれることを期待したいです。
来年度も3階南病棟は、みんなで手を取り合い、チーム一丸となってより良いケアを提供出来るように頑張っていきます。
私は、メディカルアシスタントとして、患者さんの生活支援をしています。今年の4月に医療療養病棟から回復期リハビリテーション病棟へ異動となり、入職後5年目となりました。医療療養病棟には4年いました。声で思いを伝えられないたくさんの患者さんが、安楽に療養生活を送れるようにケアをしていました。
今年から回復期リハビリテーション病棟です。ここでは生活歴や個別性を把握し、退院後の生活を見据えた関わりが必要になります。患者さんとの密なコミュニケーションとスタッフ間の連携がすごく大事だなと思いました。患者さんの介助量がすぐに変わるので、情報収集も欠かせません。また、患者さんから直接、「ありがとう」と感謝の声をいただけるのは嬉しいです。
新しい環境に慣れるまですごく大変でしたが、以前とは異なる経験ができています。このことが自分と向き合う機会になりました。私はもっと、専門的な知識や技術を身につけたいので、介護福祉士を目指すことを決めました! 頑張ります!