当病棟のいつでもさわやか、笑顔が素敵な看護師の後田さんを紹介します!
後田さんは勤続9年目のベテラン!夜勤専従(夜勤のみの勤務)で働いています。今回は後田さんにお話を伺ってみました。
鶴巻温泉病院で勤務して約9年、夜勤専従になって7年になります。就職時は二交替勤務でしたが、家族の都合で引っ越すことになり、通勤時間の兼ね合いで一度は退職を考えました。しかし、上司に相談した際に夜勤専従を提案してもらいました。
夜勤専従は体力的にも仕事としても自分に務まるのか不安でしたが、徐々に慣れてきて今も鶴巻温泉病院で働き続けることができています。
当院では、ケアプランや業務内容が日々具体的に更新されており、夜勤だけの勤務でも継続しやすいシステムになっています。また、スタッフの理解もあり、患者さんのために、助け合って仕事をしています。チームの一員として、私も前向きに仕事をすることができています。ただ、夜勤専従は日々の患者さんとのコミュニケーションが、日勤に比べて少なく、身近でリハビリの成果を見守ることが難しいので、いずれは日勤も含めた勤務形態に戻ることが目標です。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
3階西病棟(地域包括ケア病棟) 原田将光
私は、病気や障がいがあるから=病人としてではなく、一人の人として関わることを大切にしています。そして、個人のことを理解して安心感の与えられる介護福祉士を目標にケアを行っています。
ある時、緊張した表情で口調も強く、頻繁にナースコールされる患者さまと出会いました。しかし、日々関わる中で「編み物がしたい」、「誕生日が近いから美味しいものが食べたい」と話されるのを聞き、編み物のレクリエーションや誕生日の当日に希望していた食事を提供するプランを立て、ニーズに近づけるように対応しました。すると、緊張が和らぎ、時折、笑顔も見られるようになり、「いい時間を過ごせたから良かったよ。ありがとう。」と感謝の言葉を頂くことができました。この経験から、入院生活の中でも自分のペースで過ごせるように環境を整えたことで安心感を得て頂けたのではないか、と私は思っています。
患者さまは人生の先輩です。私はこの仕事を通して、以前の自分よりも一人の人として関わり、相手のことを理解することができるようになって来たのではないかと感じます。介護の仕事は、日常生活を支援するだけでなく、その人の人生を支える仕事であると教えていただいたことがあります。介護は素敵な仕事です。今後も「一人の人として関わる」その目標を大切にして日々、努力をしたいと思っています。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)
4階西病棟(医療療養病棟) 桑島彩香
現状に満足せず、よりよい介護を提供できるようにもっと知識と技術を身につけたい(学びたい)と思い、教育に力をいれている当院に入職して1年が経ちました。
私は、介護福祉士として、高齢者の方や障害を抱えている方と関わることが自分自身の成長に繋がっていると思っています。日々、患者様と関わることで「生きていくために必要な多くのものを得ることができる」というのが、その理由のひとつです。
「関わりの中には、喜ばしいものばかりではなく、悩みをもたらすこともあります。でも、それら一つ一つに向き合うことで人生を豊かに生きる知恵を得ることができると考えています。例えば、一人ひとりの患者様と関わりを通して、その人の価値観や経験に触れることで、様々な物事の見方や考え方があると知ることができます。また、情報の幅も広がります。
私は「介護福祉士」という職業に誇りに思っています。今日まで多くの方々に成長させていただいた分、これまで以上によりよい介護を提供し、恩返しがしたいと考えています。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)