新型コロナの影響で面会自粛が続く中、「入院中に少しでも思い出に残ることがしたい」と考え、4階南病棟では、10月31日にスタッフが仮装し、ハロウィンパーティーを開催しました。緊急事態宣言が明けたこのタイミングを逃す手はない、と今年度初めてジュースとケーキを患者様に召し上がっていただくことにしました。
患者様からは「ケーキ美味しかった。」や「あのスタッフと一緒に写真が撮りたい」等のリクエストもあり、日頃スタッフとの会話の少ない患者様も笑顔で話しかけてくれました。パーティー中は終始笑い声が響き渡り、短い時間でしたが、スタッフも患者様の笑顔を見ることで、「パーティー出来てよかったね」や「すごい笑顔で写真撮れてるね」と楽しむことができました。
今回のパーティーで、距離は保ちつつ、心の距離は近くなれたと思います。
※患者様、スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しています)
回復期リハビリテーション病棟の患者さんたちは、日々リハビリに取り組まれています。
今回は、そんな患者さんたちが、リハビリの合間で休憩しつつも、脳を鍛えながら、交流している場面を撮影させて頂きました。
コロナ禍の面会制限で、ご家族やご友人とも逢えず、寂しい思いをされる方も多い中で、オセロを楽しむおふたりは、入院中に仲良くなりました。お互い励まし合ってリハビリに取り組まれ、オセロの際にも「こっちもひっくり返していいんだよ」「そうきたか!」と終始楽しそうな様子でした。そんな姿を見て私たち職員も癒されていました。
おふたりは退院までオセロで息抜きし、リハビリに励まれていらっしゃいました!
おふたりの姿をみて、患者様にリハビリを頑張っていただくだけではなく、日々の生活の中で楽しみを見つけて過ごしていただけるようなお手伝いを今後もしていけたらな、と改めて感じました。
※患者様には写真公開の同意と許可を事前に得ております。
当病棟のいつでもさわやか、笑顔が素敵な看護師の後田さんを紹介します!
後田さんは勤続9年目のベテラン!夜勤専従(夜勤のみの勤務)で働いています。今回は後田さんにお話を伺ってみました。
鶴巻温泉病院で勤務して約9年、夜勤専従になって7年になります。就職時は二交替勤務でしたが、家族の都合で引っ越すことになり、通勤時間の兼ね合いで一度は退職を考えました。しかし、上司に相談した際に夜勤専従を提案してもらいました。
夜勤専従は体力的にも仕事としても自分に務まるのか不安でしたが、徐々に慣れてきて今も鶴巻温泉病院で働き続けることができています。
当院では、ケアプランや業務内容が日々具体的に更新されており、夜勤だけの勤務でも継続しやすいシステムになっています。また、スタッフの理解もあり、患者さんのために、助け合って仕事をしています。チームの一員として、私も前向きに仕事をすることができています。ただ、夜勤専従は日々の患者さんとのコミュニケーションが、日勤に比べて少なく、身近でリハビリの成果を見守ることが難しいので、いずれは日勤も含めた勤務形態に戻ることが目標です。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。