リハビリテーション看護を極める 第2弾
~リハビリナース(MCメディカ出版)に執筆しました~
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 岩川彰子
この度、脳卒中と頭部外傷のリハ看護について、『転院~2週間までのリハと看護のポイント』を執筆させていただきました。
当院では、頭部外傷の患者さまの受け入れは、あまり多くはありませんが、遷延性の意識障害や多様な高次脳機能障害により、患者さまもご家族も、障がいの理解や受容に時間を要し、日々の変化に一喜一憂されます。回復期リハ病棟の看護師として、退院後の生活を見通した長期的な目標と、日々の生活を営むための短期的な目標を設定し、患者さまの『できる力』に着目し、チーム医療を推進する役割が求められます。
脳卒中と頭部外傷について、『全身観察のポイント・残存機能の評価・ADL支援』について、現場の看護実践に役立てていただけるように、図表を用いた具体的な説明を心がけました。少しでも現場の看護に活かしていただけたら嬉しいです。


*2021年認定資格更新審査を受審し、無事に合格することができました。今後も脳卒中を中心に、リハビリテーション看護を必要とされる患者さま・ご家族・職員の笑顔につながる活動に取り組んできたいと思います。
教育専従科長 加藤 久美子
看護部では2016年度よりオリジナルのクリニカルラダーを開始しました。理由としては、実践能力に重点を置き、あらゆる場で活躍する看護師・介護福祉士を育成することを目指すためです。また、看護協会版は全国標準での指標となり、客観的に評価できることもメリットでした。
導入して5年が経過し、今年度、評価を行いました。その結果、看護師は日本看護協会版のクリニカルラダーを導入、介護福祉士は新たにオリジナルのクリニカルラダーを作成することになりました。
しかし、2016年度から使用してきたラダーには実践能力以外の能力もあり、看護部としてはそこも大切にしたいため、プラスの能力として「キャリアラダー」と名前を変え、残すことにしました。名前は「つるキャリ」です。 つるキャリは「管理能力」「自己教育・研究能力」「人間関係能力」に分かれています。概念図(下記参照)は看護と介護の柱の上部は実践能力、下部はつるキャリの能力を示しています。新年度に向け、新たなラダーを活用しながら、実践能力が高められるような研修も企画しています。
新たなラダー概念図
10月29日にクリニカルラダー保有新人(2年目)の『ケア実践報告会』を開催しました。
Covid-19による神奈川県の緊急事態宣言に伴い、8月から院内での研修も中止していましたが、10月より研修を再開することができました。延期していたクリニカルラダー保有新人のケア実践報告会も密になることを防ぐために午前・午後の2回に分け、感染対策を行うことで無事に開催することができました。

<ケア実践報告会の冊子を作成>
当日は、「緊張するー」「夜眠れなかった」と表情が固くなっている人もいましたが、皆 自分達の看護観・介護観も交えて発表を行いました。1人1人が患者さま・利用者さまと向き合い、相手を知るところから始まりましたが、堂々と発表し成長した姿を見ることができました。報告会が終わり、11月1日に病棟異動を行いました。新しい病棟で緊張した面持ちで働いていますが、25人のこれからの活躍が楽しみです!!

<ケア実践発表会の様子>