摂食・嚥下障害看護認定看護師 加藤 久美子
新人研修の「食事介助」や「口腔ケア」は新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、中止としていましたが、2年ぶりに開催することができました。
今回は感染対策として新人職員が自分自身で体験する方法とし、スプーンの操作やKポイントの位置を確認したり、固体と液体を一緒に摂取したり様々な体験をしてもらいました。
「患者さんの姿勢やスプーンの入れる位置、出すタイミングに気をつけたい」や「自分の立ち位置を考えて介助する」などの学びの意見を頂きました。病院食の試食も行いましたが、「嚥下調整食2より4が美味しい」「嚥下調整食の違いが食べてわかった」などの感想がありました。患者体験からの学びを実践に活かして欲しいと思います。
病院食を取り分けているところ
病院食を試食しているところ(黙食)
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、写真撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)
コロナ禍により、今年も夏にちなんだ行事の中止が相次いでいた中、この夏患者さんと一緒に心を踊らせながら注目していたのが、夏の高校野球でした。
全49校の出場校決定後、病棟スタッフが大きなトーナメント表を作成・掲示し、準備も万端!
連日暑さも厳しい中、一人ひとりの選手が勝利を目指して一生懸命に頑張る姿を応援していました。そして優勝校が決まる決勝戦は皆で声援を送ろうと当日は歓声も響き渡る大きなスクリーンで決勝戦を観戦しました。
得点が入ると皆で拍手をして喜び合いました。中には満塁ホームランを見て、涙を流されていた患者さんもいました。また、ラジオ観戦していた患者さんも得点が入ると満面の笑みを見せてくれていました。
感染対策をとることに加え、色々な物事に対して制限を重ね、苦しい思いをしながら諦めずに前を向いて一生懸命に頑張る多くの選手を見て、大きな感動を受けました。
この観戦会を患者さんと一緒に開催することができ、病棟スタッフ一同もこの夏の素敵な思い出となりました。
こんにちは。2階西病棟です。
暑い夏から徐々に秋めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏と言えば、花火やお祭りですね!コロナの影響で開催が難しいですが、昨年や一昨年に比べたら少しずつ解禁されてきました。
2階西病棟でも、そんなお祭り気分を味わっていただけるよう、ロビーに花火や提灯の飾りつけをしました。ロビーで過ごされていた患者様からは「かわいい」との声をいただき、離床した時やレクリエーションの時に見て、夏気分を味わっていただけたようです。
最近は秋も深まり、天候の変化が激しく体調を崩しやすい季節です。
皆様、お体には気をつけてお過ごしください。