コロナが5類に分類された今年の夏、皆さんはどこかにお出かけはしましたか?
4東病棟スタッフも旅行や里帰り、行楽地などにお出かけされ、お土産をいただいたりしました。今年の私は行きつけである静岡でキャンプをしたり、港で美味しい海鮮を食べたり、自転車で海沿いを走ったり、花火大会に参加したりして過ごしました。コロナが流行する前は北海道函館市に行ったりもしていました。
さて、休みと言えば、医療や介護の現場に就職すると、まとまった休みが取りづらいのではないかといったイメージがあるのではと思う方もいるのではと思います。しかし、当院には「リフレッシュ休暇」という制度があり、1年で10日間(5日ずつに分けても可)の申請ができます。このまとまった休みを利用して私たちスタッフは自宅でのんびりしたり、里帰りをしたり、行楽地へ出かけるといった過ごし方をしています。
前回のコラムでも触れましたが、私たちの職業はいろいろな方と接する仕事です。リフレッシュできないでいるとストレスを溜め込みがちになり、少しのことでイライラし、それが自然と相手に伝わり、良くない印象を与えてしまうことにつながります。これは自分にも相手にも良いものではないことを綴りました。
リフレッシュ休暇はむしろ積極的に取得し、自身の心身のケアを行うことはとても必要であると上司が以前に話してくれました。
終わりに、休みの過ごし方はどうであれ、皆さんも休めるときには楽しく休むことに全力を尽くしましょう。
皆さんこんにちは。今年の夏は暑かったですね。9月も暑い日が続きました。
さて、少し遡って・・・8月はお祭りの季節!!ということで、患者さんからのご希望もあり、病棟レクリエーションにて夏の風物詩でもある「カキ氷」を提供しました。
患者さん、それぞれの状態に合わせてトロミ剤で調整したり、シロップを凍らしたモノを提供しました。患者さんからも「美味しい」とのコメントをいただき、普段より患者さんの笑顔を多く見ることができました。
このように入院生活のなかでも四季を感じられるように様々な工夫をしていますので、今後もコラムで紹介していきます。
※患者様とスタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
塗り絵と聞いて、大人よりも子供が行うイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし近年では、大人向けの繊細なデザインや有名な絵画、キャラクターの塗り絵など種類がたくさんあり、簡単に始めることができます。
塗り絵には、いろいろな効果があります。絵の形を認識したり色を選んだりする頭を使う作業と、色を塗っていくという体を動かす作業を同時並行して行うため、脳の活動を促しているそうです。また色鉛筆などの用具をつかむ、握る、線からはみ出さないように色を塗るという繊細な作業を行うので手や指先の機能を維持するためのリハビリとして有効です。そして集中することで気持ちをリラックスさせる効果が期待でき、さらにやりがいや達成感が味わえるそうです。
4階南病棟では、リハビリテーションやレクリエーションの時間に塗り絵を取り入れています。季節の行事、身近な花や食べ物など知っているものや興味のあるものを選択していただき、患者さんに合わせた題材を用意しています。作成された塗り絵付きのカレンダーは、入院生活で役立っているそうです。
脳の活性化や手指のリハビリ、ストレス解消の効果がある塗り絵で、日々の生活を豊かにしてみてはいかがでしょうか。
※患者さんには写真公開の許可を事前に得ています。尚、写真撮影時のみ一時的にマスクを外しています。