9月になりましたが。まだまだ暑い日が続いております。皆さん、体調を崩されていませんか?
さて、少し前のことですが、5階南病棟では、7月、七夕にあわせて患者さんがフロアに集まり、季節の装飾作成をしました。リハビリテーションスタッフが患者さんのお手伝いを行い、色鮮やかな星々、煌びやかな衣装を折り紙や画用紙を貼って彩ってくれました。
この作品を観た方は、「かわいいね」「すごいね」といった評価をくださり、作成した患者さんは笑顔で頷いたり、嬉しいといった表情で、我々スタッフも笑顔にさせてくれました。この秋もレクリエーションを増やして、患者さんに楽しんでいただくイベントを行っていきます。
家族支援専門看護師 栗田智美
6月17日 神奈川県看護協会 小田原支部大会シンポジウムが開催され、シンポジストとして参加させていただきました。テーマは「患者と家族を支える看護~つなぐ・つなげる~」で、他の登壇者とともに、家族看護の概論、入院治療の場・訪問看護の場における家族支援について発表を行いました。私は、「入院治療の場における家族支援」を担当しました。
私自身はとても緊張しましたが、他のシンポジストの方々や司会者(当院の看護部長でした)に助けていただき、また、質疑応答では活発にご意見やご質問をいただき、和やかな雰囲気の中で意見交換をすることができました。
私たち看護師は、急性期、慢性期、在宅などさまざまな場で活動していますが、『家族看護』というキーワードを通じて、どのジャンルの方とも言葉を交わすことができ、有意義な時間でした。新型コロナ感染によって、患者さんとご家族は分断を余儀なくされましたが、何とかそこをつなぎとめ、その間に培った工夫や対策も加えて、これからのご家族を含めたケアに取り組んでいきたいと思います。
ドキドキしながら、発表しています
質疑応答の場面
※写真公開の同意を事前に得ております
皆さんこんにちは! まだまだ暑い日が続きますね。
今回ご紹介するAさんは、入院前から細かな手作業が好きで、リハビリとして貼り絵をされていました。入院当初は、ロビーで何もせず過ごすことが多かったそうですが、貼り絵を始めてからは、リハビリ以外の時間にも積極的に離床され、作品作りに取り組まれていました。また、その様子を見て他の患者さんも興味を持ち、一緒に作るなどの交流もうまれました。そして「ただ起きる」から、「楽しんで起きる」へと変化が見られました。
回復期病棟では耐久性向上を目指し、積極的に離床を促しています。促されて起きるのではなく、自分から起きたくなる様な環境作り、レクリエーションの提供をしていきたいと思います。今年度は2南、3南病棟の介護スタッフが合同でレクリエーションの開催をして行く予定です。皆様に楽しんでもらえるイベント企画をしていくのでどうぞお楽しみに!
Aさん素敵な作品ありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますので、皆様も身体に気をつけてお過ごしください。
作品作りに精を出すAさん
とても色鮮やかな作品ができました!
※患者様(ご家族)には写真公開の同意と許可を事前に得ております。