4月に2階東病棟に2人の新人看護師が仲間入りしました。今回はそんな新人にインタビューを行いました。
Q1:出身はどこですか?また、出身地のアピールをお願いします。
栗原さん:地元です。自然豊かでお水が美味しいところが魅力だと思います。
林さん:静岡です。気候が良く過ごしやすい所です。お魚もおいしいので食べに来て下さい。
Q2:看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?
栗原さん:幼い時、通院していた病院のスタッフの方々の優しい言葉や態度に励まされたのがきっかけです。
林さん:中学生の職業体験で病院に行き、人の役に立つことのできる看護師に魅力を感じました。
Q3:2階東病棟に配属となりましたが、目標や実施したいことはありますか。
栗原さん:目標は、実施するケアに根拠を持ち、患者さんの声に寄り添った関りをすることです。実施したいことは、2東は文字盤などのツールを使用されている患者さんもいらっしゃるので、コミュニケーションできるように練習していきたいです。
林さん:2階東病棟では意志を言葉で伝えられない患者様がいます。患者様に合ったコミュニケーションツールを使用し、思いを聴くことができるようになりたいです。
Q4:どんな看護師になりたいですか?
栗原さん:今行われているケアをそのまま受け入れるのではなく、本当に患者さんの思いによりそえているのか、今の現状に適しているのか、常に考え続けられるような看護師になりたいです。がんばります!
林さん:知識や技術を身に着け、患者様のニーズに答えられるような看護師になりたいです。
最後に、各々の指導者からのメッセージをいただきました。
*鈴木さんから栗原さんへ*
入職おめでとうございます。新しい仲間ができて嬉しいです。「心」を大切にして患者さんの想いに応えられるように、一緒に悩んで、一緒に成長していきましょう!
*長田さんから林さんへ*
林さんは業務中も自主的にメモを取ったり、懸命に学ぼうとしている姿があります。まだ入職したばかりで緊張や不安もあると思いますが、積極的に患者さんと関わりたくさん経験を積めたらよいなと思います。一緒に成長していきましょう。
入職から1ヶ月が経過し、日々一生懸命に取り組んでいる新人2人です。頑張りを見ていると、私たちも頑張らなければ、と改めて思います。今後の成長を楽しみにしています。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
すっかり、秋から初冬の季節となりました。
さて、さる9月1日は何の日だったか、ご存知でしょうか。実は大正12年9月1日に発生した関東大震災をきっかけとして、この日は「防災の日」と定められています。
私は災害支援委員として活動しており、災害に関する知識の共有や発信、防災物品・防災訓練の見直しを行っています。近年では台風や地震などによる災害が増えており、災害は平時からの事前準備が重要と言われています。そこで、2階東病棟では災害時でもスムーズに避難誘導が行えるよう、毎朝スタッフで協力して、消火器は適切な位置に配置されているか、避難口や防火扉付近に障害物がないかといった点検を行っています。
また、防災訓練に関しては全員が参加できるよう調整し、緊張感を持って毎月取り組んでいます。災害は必ず起きるという確かなものではないですが、その事前の準備によって実際の対応が左右されます。万が一の災害に備えて点検や訓練を今後も実践していきたいと思います。
2階西病棟(特殊疾患病棟)北村大輝
皆様こんにちは。 介護福祉士の北村大輝です。
私は現在、特殊疾患病棟で勤務しています。この病棟は患者さまが自身で身体を動かすことが難しく、多くの介助を必要とすることが特徴です。また自分の思いを声に出すことが難しい患者さまが多いことも特徴の1つです。そのような病棟でのケアは、患者さまからの反応(表情の変化、言葉での感想の伝達など)を得られないことが少なからずあります。そこで、私は「声にならない思いを推し量る(推し量ろうとする)」ことを心掛けるようにしています。
言葉や何らかの方法で思いを伝えることが可能であれば、それを患者さまの反応として受け取ることが出来るかもしれません。では、意思疎通が困難な患者さまの場合にどのような対応をすればよいのでしょう?「患者さまにとって正しいことを行えているのか?」と疑問に感じることもあります。でも、そんな時こそ、「声にならない思い」を推し量り、患者さまに行っているケアが「正しい」か「正しくない」という判断の基準ではなく、患者さまが求めていること、嬉しいことを考え続ける自分でありたいと思います。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)