朝晩は冷え込みが厳しくなってきましたが、さる10月のイベントと言えば、そう!ハロウィン。2階東病棟ではスタッフが仮装を行い、ハロウィンを楽しむために音楽をかけながら患者さんと一緒に写真を撮りました。
「ハロウィン」をモチーフに飾り付けをし、楽しい雰囲気が病棟を包み込む中で、患者さん一人一人とお化けたちが写真を撮りながら病棟内を練り歩きました。患者さんは怖がる様子はなく、にっこり笑顔が見られました。
また、本年度はコスモス祭が開催できなかったため患者さんへのプレゼントとして、スタッフおすすめの靴下を贈りました。足を温めると血管が拡張され、リラックス効果やむくみが取れるなどの嬉しい効果があります。メリノウールで編まれている暖かい靴下なので、これからの冬に大活躍すると思います。
患者さんと一緒にスタッフもハロウィンを楽しむことができました。今後も入院生活に少しでも楽しみが出来るようにイベントを行っていきたいです。
10月のとある晴れた日に...
患者さんをお連れして、外気浴をしました。
当院敷地内には、1階バルコニーや屋上庭園があります。夏は、猛暑で台風等の悪天候でなかなか外へ行く機会がありませんでしたが、季節は秋に移り変わり、快晴となったタイミングで1階バルコニーの足湯へ行ったり、10月にきれいに整備され、完成した本館屋上の歩行訓練所のベンチでゆっくり外の景色が眺められるようになりました。
外気に触れたり、草木の植物を見ることで少しでも季節を感じていただける日になりました。
コロナ禍により、今年も夏にちなんだ行事の中止が相次いでいた中、この夏患者さんと一緒に心を踊らせながら注目していたのが、夏の高校野球でした。
全49校の出場校決定後、病棟スタッフが大きなトーナメント表を作成・掲示し、準備も万端!
連日暑さも厳しい中、一人ひとりの選手が勝利を目指して一生懸命に頑張る姿を応援していました。そして優勝校が決まる決勝戦は皆で声援を送ろうと当日は歓声も響き渡る大きなスクリーンで決勝戦を観戦しました。
得点が入ると皆で拍手をして喜び合いました。中には満塁ホームランを見て、涙を流されていた患者さんもいました。また、ラジオ観戦していた患者さんも得点が入ると満面の笑みを見せてくれていました。
感染対策をとることに加え、色々な物事に対して制限を重ね、苦しい思いをしながら諦めずに前を向いて一生懸命に頑張る多くの選手を見て、大きな感動を受けました。
この観戦会を患者さんと一緒に開催することができ、病棟スタッフ一同もこの夏の素敵な思い出となりました。