スタッフコラム
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鶴巻温泉病院 看護部では、インターンシップ研修を随時受け付けております。

スタッフコラム

看護部より

祝!2周年 「介護職員喀痰吸引等実地研修」

2020年3月

重要なお知らせ

最新の介護喀痰吸引等研修実地研修受け入れについては 【こちら】をご覧ください。


指導看護師 栗田智美

当院では2017年10月より、「介護職員喀痰吸引等実地研修」の受け入れを始めました。開始より丸2年が経過し、これまでにちょうど100名の研修生を受け入れることができました。研修中は技術の伝達だけでなく、受講者の皆さんが働かれている施設での様子を伺うこともでき、教える側の私たちにとっても学びのある時間です。一番最初に来てくださったAさんのことは、今でもよく覚えています。その節は、ありがとうございました。

現在、指導看護師10名、事務局3名で運営しています。皆、配属部署が違うので、月1回のミーティングを大切にして、課題を共有し解決するようにしています。

本研修は、社会的意義が深いと思っていますが、システムが複雑だとも感じています。お問い合わせいただけたら、ご相談にのることができますので、ご希望、ご興味のある方はご連絡ください。

<連絡先>

TEL:0463‐78‐1311 介護喀痰吸引等研修事務局あて
電話での対応は平日の9:00~17:00までとさせていただきます。

介護喀痰吸引等研修事務局

指導看護師の3名
若々しい(!?)指導看護師です

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。※写真撮影時に限り、一時的にマスクを外しております

(追記)
最新の「介護喀痰吸引等研修(実地研修)開催要項」はこちらです。ご不明点は事務局までご連絡ください。


「二人三脚の看護を実践して」  看護科長 下田優子

2019年1月

掲載日 2015-03-05

回復期リハビリテーション病棟の入院基本料は、回復期1の看護配置13:1、介護配置は30:1です。日々1人で複数の患者を受け持ち、責任を持ってケアするスタッフの精神的重圧を何とかしたい。また、普段1人でケアしていると見えないスタッフの良いケアを見せ合って、お互いに学び合ってほしいという思いからパートナーシップに着目して、平成26年11月から当院オリジナル方式を実践して半年が経過しました。


導入3か月ぐらいは、「2人でケアするためのマニュアルがない」「一人でやったほうが早い」等ネガティブな意見が多くありました。しかし、安全で安心してケアを提供するために、とにかく2人でケアすることを言い続け、3か月が経過したころからスタッフの行動に変化が見られ、日々ペアで話し合ってケアする場面を見かけることが増えてきました。また、2人で困った時は「○○さんは○○について詳しいから聞いてみよう」とペア以外でも話す姿を目にすることが多くなりました。これは、今まで1人で黙々とケアをしていたスタッフの行動では考えられない光景でした。


おかげで新人や中途入職者は1人でケアする精神的重圧から解放され、聞きやすい環境が少しずつ出来てきているのではないかと思います。何よりも成果が出ているのは、導入3か月後の混乱期を過ぎたころから、残業時間が減少したことです。


↓ クリックでグラフを拡大表示します ↓

残業時間の推移グラフ

グラフに示したように、1年前と比較し、1人当たり看護7.8時間、介護は6.5時間減少しました。これからも二人三脚のケアを追及し、工夫しながらワークライフバランスの充実に努めていきたい。


「自己完結型から二人三脚の看護へ」 看護科長 下田優子

2019年1月

掲載日 2015-03-05

慢性期病院は、亜急性期患者の増加や医療ニーズの多様化により、患者や家族から質の高い医療が求められています。

当院は固定チームナーシングを導入してから7年が経過します。

固定チームナーシングは、1人で複数の患者を受け持ち、責任を持ってその日を終わらせる自己完結型の看護と言われており、精神的重圧も大きい。

そこで、パートナーシップに着目し、看護職はペアでパートナーシップを発揮しながら二人三脚の看護を実践し、介護職は日常生活援助のスペシャリストの専門性を活かし補完する役割を担いながら、協働してケアを提供できる当院オリジナルの看護方式を考案しています。

今後も創意工夫しながら、安全で安心して看護・介護が提供できる職場環境を目指して取り組んでいきます。

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