10月29日にクリニカルラダー保有新人(2年目)の『ケア実践報告会』を開催しました。
Covid-19による神奈川県の緊急事態宣言に伴い、8月から院内での研修も中止していましたが、10月より研修を再開することができました。延期していたクリニカルラダー保有新人のケア実践報告会も密になることを防ぐために午前・午後の2回に分け、感染対策を行うことで無事に開催することができました。
<ケア実践報告会の冊子を作成>
当日は、「緊張するー」「夜眠れなかった」と表情が固くなっている人もいましたが、皆 自分達の看護観・介護観も交えて発表を行いました。1人1人が患者さま・利用者さまと向き合い、相手を知るところから始まりましたが、堂々と発表し成長した姿を見ることができました。報告会が終わり、11月1日に病棟異動を行いました。新しい病棟で緊張した面持ちで働いていますが、25人のこれからの活躍が楽しみです!!
<ケア実践発表会の様子>
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 岩川彰子
6年間 地域連携室に所属し、院内外の多職種連携を推進する役割を担い、入院審査や調整、退院支援に取り組んできました。その中で、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の強みを活かし、急性期病院の医師や看護師から、直接電話相談を受け転院調整をする『看看連携』の強化をしてきました。さらに、難渋する疾患や治療過程が複雑な方のリハビリ適応や療養先の選定に悩まれるケースでは、急性期病院へ訪問し、患者さま・ご家族との合同面談に参加する取り組みにも力を入れてきました。
そして今年4月から現場復帰しました。回復期リハビリテーション病棟では、多くのセラピストが配置され、医師やMSW、在宅支援チームとの多職種連携が必須です。その中で、看護の果たす役割は多岐に渡りますが、患者さま・ご家族と医療者や在宅チームをつなぐ、調整役として期待されていると実感するケースがありました。
リハビリテーション看護とは、その人らしく生きることを支援し、お一人お一人の違いを考慮した個別的で専門性の高い援助です。そして、疾病や障害を持ちながらも、道具や方法を工夫して、できる限りの自立を目指します。そのためには、日々の変化に気づける観察力が重要です。1日を通して生活の中で『できる力』に着目し、少しでも一つでも『できた』を実感できる看護を提供したいと考えています。そして、新しい生活にチャレンジする勇気を持てるように、患者さまの『できる』を信じて、共に歩む看護師でありたいと思います。
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2020年10月
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介護喀痰吸引等研修事務局
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