感染管理認定看護師 前田奈美江
5月31日、6月1日につくば国際会議場で開催された第12回日本感染管理ネットワーク学会学術集会に参加してきました。今年度も様々なシンポジウムや教育講演等がありました。
学会に参加して困る点として聴講したい内容が重なることが多々あります。コロナ前はどれか1つに絞って聴講するか、参加した仲間同士で情報共有することが精一杯でした。しかし、現在は主要な講演や発表、シンポジウム等がオンデマンド配信されるようになり、聴講できなかったものも後から聴講できる機会があります。コロナ禍で大変なことも多いですが、学会参加後も学べるシステムが整備されたことは唯一の救いと思います。
学会に参加する際の楽しみとして、ランチョンセミナーのお弁当があります。大人気で事前申し込みが早期に締め切られてしまうことが多いのですが、稀に当日朝にチケットが入手できる場合があります。今回は運よくチケットが入手できましたのでお弁当を美味しくいただきながら学んできました。
学会・ランチョンセミナーのお弁当
学びサポート室 科長 加藤久美子
本年(2024年)度、看護部の委員会の見直しがあり「教育委員会」も対象でした。これまでの「教育」は受動的であったため、看護部教育理念「専門職としての自覚を主体的に持ち、豊かな人間性と実践能力を兼ね備えた人材を育成する」から、学びの主体性を尊重し、それを私達がサポートするという意味で「教育専従」から「学びサポート室」という名称としました。「教育委員会」は「学びサポート隊」です。
看護師、介護福祉士は学び続けることが必須です。それを学びサポート室が支援していきたいと考えています。
新生・学びサポート室メンバー(左から栗田、加藤、富樫)
こんにちは。穏やかな春が終わり、だいぶ暑い季節になってきました。
さて、今回は今年、配属された新人さんへのインタビューを行いました。
Q1:看護師、介護福祉士を目指したきっかけは何ですか。
松本さん:人を助ける仕事がしたかったからです。
木屋さん:研修やアルバイトで高齢者に関わることが多く、日々の生活を直接的に支えたり活き活き過ごすことができるようにサポートしていきたいと思ったからです。
Q2:鶴巻温泉病院を選んだ理由を教えて下さい。
松本さん:回復期に興味があったからです。
木屋さん:研修や発表など学ぶ機会が多く深く学べることや看護部理念の感ずる心、行動する心を大切にすることに共感したからです。
Q3:どんな看護師、介護福祉士になりたいですか。
松本さん:笑顔で寄り添い患者さんの立場になって考えることができる看護師になりたいです。
木屋さん:患者さんやご家族に信頼され、多職種と関わり、患者さんにとって一番良い支援が提供できる介護福祉士になりたいです。
Q4:これからの抱負を教えて下さい。
松本さん:知識、技術を身につけ、患者さんの声に耳を傾け思いに寄り添った看護を提供できるように頑張ります。
木屋さん:介護技術を身につけ、安全に介助を行えるようになり、患者さんの細かい変化に気づくことができるようになりたいです。
ご協力ありがとうございました。まだまだ不安なことも多いと思います。焦らず一生懸命に患者さんと向き合い、成長してもらえると嬉しいです。私たちも初心を忘れず頑張ろうと思います。新人さん達を4階南病棟全体で支えていきたいと思っています。
看護師の松本さん(左)と介護福祉士の木屋さん(右)
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。尚、写真撮影時に限り、一時的にマスクを外しております。