4階西病棟は長期療養の病棟です。病棟には医師、看護師、介護福祉士、リハビリスタッフ、ナースエイド、クラーク、歯科衛生士など様々な職種が日々患者さんの状態に合わせてケアを行い、それを支えています。今回はその様子をご紹介します。
まずはケアカンファレンスの様子です。
2か月ごとに看護師や介護福祉士、栄養師、リハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、薬剤師などと情報共有を行い、栄養状態やベッド周辺の環境調整、内服薬の調整などを行い、患者さんのよりよいケアに繋げています。
次にレクリエーション(カラオケ、書道、編物など)を行っている様子です。
患者さんの趣味や特技、入院前などに行っていたことなどをレクリエーションスタッフと協力しながら行っています。
このように病棟スタッフ一丸となって、患者さんの日々の生活を支えられるよう、努めています。
4階西病棟(医療療養病棟) 桑島彩香
現状に満足せず、よりよい介護を提供できるようにもっと知識と技術を身につけたい(学びたい)と思い、教育に力をいれている当院に入職して1年が経ちました。
私は、介護福祉士として、高齢者の方や障害を抱えている方と関わることが自分自身の成長に繋がっていると思っています。日々、患者様と関わることで「生きていくために必要な多くのものを得ることができる」というのが、その理由のひとつです。
「関わりの中には、喜ばしいものばかりではなく、悩みをもたらすこともあります。でも、それら一つ一つに向き合うことで人生を豊かに生きる知恵を得ることができると考えています。例えば、一人ひとりの患者様と関わりを通して、その人の価値観や経験に触れることで、様々な物事の見方や考え方があると知ることができます。また、情報の幅も広がります。
私は「介護福祉士」という職業に誇りに思っています。今日まで多くの方々に成長させていただいた分、これまで以上によりよい介護を提供し、恩返しがしたいと考えています。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)
新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るうこの夏。今年も満足に楽しめない我慢の日々が続いていますが、皆さんはいかが過ごされたでしょうか。
今回は食を通じて皆さんに楽しんで頂けたレクリエーションを紹介したいと思います。
8月上旬、私も含めたレクリエーションチームはどんなことをしようかと考えました。8月は夏真っ盛りでお祭りシーズン。やはり無難に夏祭りの縁日を病棟で再現?「それだと何かマンネリ化するんじゃない」との意見。そんな中で出た「ジェラート作りはどう?材料固めれば簡単にできる機会があるみたいだし、嚥下困難な方でも食べられるし。」その意見に「それだ!!」とその場の全員が賛同、8月のレクリエーションが決定しました。
今回は5階東病棟より凍らせただけの果物で簡単にジェラートを作ることができる機械をお借りしました。事前にスタッフによる試作と試食を実施し、栄養科からも許可をもらい、いざ実行!!今回使用した果物は、バナナ・白桃・マンゴーです。
昼食でのお楽しみとして提供した今回のジェラート。物珍しさからマンゴーを求めるかと予測していましたが、意外にもバナナの人気が高かったです。「冷たくていいな」「マンゴー初めて食べた、美味しいんだね!」と喜びの声もたくさん頂きました。
夏らしいデザートに満足いただけて、こちらも試行錯誤して実施した甲斐がありました!これからも我々スタッフは、皆さんがより楽しく日々充実した生活を送れるようにこれからもサポートをしていきたいと思っています。
※患者様には写真公開の同意と許可を事前に得ております。