暑かった夏、厳しい残暑も終わり、すっかり寒くなってきました。コロナ禍の中で迎える3度目の冬、「今年はインフルエンザが流行するのでは」とのニュースもあり、コロナはもちろん、インフルエンザにも注意していきたいですね。
さて、もう2ヶ月も前になりますが、10月31日はハロウィンでした。ハロウィンは秋から冬の季節の変わり目に行われています。そこで、病棟を装飾することで季節の変わり目を感じてもらいたいという10月の行事担当スタッフがハロウィンに目をつけ、病棟内をハロウィン装飾にしました。
装飾に使われた物はなんと、「クリスマスツリー」。クリスマスの時期にしか使うことのないこのツリーをハロウィン仕様に装飾!!患者様だけでなくスタッフもそのアイデアに思わず拍手。私自身もこの発想はなかったと驚きました。
皆さんも来年ぜひ飾ってみてはいかがでしょうか?年に1度でなく年に2度出番があると思うと、なんだか得した気分になるかもしれませんよ?(笑)
3階東病棟(医療療養病棟) 後藤成美 ※コラム執筆当時
3階東病棟で介護福祉士として働いている後藤です。体調を崩し、介護の仕事から離れていた時期もありましたが、鶴巻温泉病院と老人保健施設等で7年程この仕事をしています。
介護の仕事は心身ともに大変だなと思います。ですが仕事を通して沢山の人生を知ることができ、様々な価値観、幸せの形があるのだなと勉強になることが魅力の一つです。
どの仕事も私たちが生活していく上で必要なものですが、感謝の言葉が行きかう環境は少ないと思います。私はよく失敗してしまうので、その度にスタッフは勿論、患者さんやご家族に励まされて来ました。また、これまで「もっと患者さんのためにできたことがあったかもしれない」と後悔し、何度も諦めたくなりました。でも、苦しいことがあっても患者さんの笑顔が見られると「やっぱりこの仕事に戻ってきてよかった!」と嬉しくなります。
「人の温かみ」を感じることが私にとっての原動力なんだなと改めて思います。これまで関わらせていただいた患者さんへの感謝も込めて、自分も楽しく、そして沢山の方が笑顔で過ごせるよう生活を支えていくのが今の目標です。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
4階西病棟は長期療養の病棟です。病棟には医師、看護師、介護福祉士、リハビリスタッフ、ナースエイド、クラーク、歯科衛生士など様々な職種が日々患者さんの状態に合わせてケアを行い、それを支えています。今回はその様子をご紹介します。
まずはケアカンファレンスの様子です。
2か月ごとに看護師や介護福祉士、栄養師、リハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、薬剤師などと情報共有を行い、栄養状態やベッド周辺の環境調整、内服薬の調整などを行い、患者さんのよりよいケアに繋げています。
次にレクリエーション(カラオケ、書道、編物など)を行っている様子です。
患者さんの趣味や特技、入院前などに行っていたことなどをレクリエーションスタッフと協力しながら行っています。
このように病棟スタッフ一丸となって、患者さんの日々の生活を支えられるよう、努めています。