4階西病棟(医療療養病棟) 桑島彩香
現状に満足せず、よりよい介護を提供できるようにもっと知識と技術を身につけたい(学びたい)と思い、教育に力をいれている当院に入職して1年が経ちました。
私は、介護福祉士として、高齢者の方や障害を抱えている方と関わることが自分自身の成長に繋がっていると思っています。日々、患者様と関わることで「生きていくために必要な多くのものを得ることができる」というのが、その理由のひとつです。
「関わりの中には、喜ばしいものばかりではなく、悩みをもたらすこともあります。でも、それら一つ一つに向き合うことで人生を豊かに生きる知恵を得ることができると考えています。例えば、一人ひとりの患者様と関わりを通して、その人の価値観や経験に触れることで、様々な物事の見方や考え方があると知ることができます。また、情報の幅も広がります。
私は「介護福祉士」という職業に誇りに思っています。今日まで多くの方々に成長させていただいた分、これまで以上によりよい介護を提供し、恩返しがしたいと考えています。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)
新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るうこの夏。今年も満足に楽しめない我慢の日々が続いていますが、皆さんはいかが過ごされたでしょうか。
今回は食を通じて皆さんに楽しんで頂けたレクリエーションを紹介したいと思います。
8月上旬、私も含めたレクリエーションチームはどんなことをしようかと考えました。8月は夏真っ盛りでお祭りシーズン。やはり無難に夏祭りの縁日を病棟で再現?「それだと何かマンネリ化するんじゃない」との意見。そんな中で出た「ジェラート作りはどう?材料固めれば簡単にできる機会があるみたいだし、嚥下困難な方でも食べられるし。」その意見に「それだ!!」とその場の全員が賛同、8月のレクリエーションが決定しました。
今回は5階東病棟より凍らせただけの果物で簡単にジェラートを作ることができる機械をお借りしました。事前にスタッフによる試作と試食を実施し、栄養科からも許可をもらい、いざ実行!!今回使用した果物は、バナナ・白桃・マンゴーです。
昼食でのお楽しみとして提供した今回のジェラート。物珍しさからマンゴーを求めるかと予測していましたが、意外にもバナナの人気が高かったです。「冷たくていいな」「マンゴー初めて食べた、美味しいんだね!」と喜びの声もたくさん頂きました。
夏らしいデザートに満足いただけて、こちらも試行錯誤して実施した甲斐がありました!これからも我々スタッフは、皆さんがより楽しく日々充実した生活を送れるようにこれからもサポートをしていきたいと思っています。
※患者様には写真公開の同意と許可を事前に得ております。
3階東病棟(医療療養病棟) 大元洋平
3階東病棟で、介護福祉士として働いている大元です。介護を仕事として13年程になります。鶴巻温泉病院の他、介護老人保健施設等での勤務も経験してきました。
「介護を仕事にすること」に対して「大変」とイメージされる方も少なからずいると思います。確かに仕事にしてみると意外と肉体労働だったり、夜勤があったりと大変な部分もあると思います。その中で、自分はどうして介護を仕事として続けてこられたのかと考えると、やはり「やりがいのある仕事」だからだと思います。患者さまから何気なくかけられた「ありがとう」の言葉や介護を通して「感謝されること」がやりがいとなり、これまで続けてこられたのだと思います。
介護を仕事にしようかどうか迷っていたら、まず始めてみてください。自分自身で経験してみることが1番だと、私は思います。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。