こんにちは。新年度がスタートして、早くも2ヶ月が経ちました。今年度、3階東病棟のコラムを担当させていただく介護福祉士の髙山です。よろしくお願いいたします。
私は昨年までメディカルアシスタントとして働いていましたが、今年度からは介護福祉士となりました。そして、今年も当病棟に新しい仲間が増えました。看護師の下野さんと介護福祉士の里見さんです。フレッシュなお二人にインタビューしてみました。
Q1:看護師、介護福祉士になろうと思ったきっかけはありますか?
下野さん:人の役に立つ仕事がしたいと思ったことと高齢者の方と話すのが好きだったからです。
里見さん:高齢者の多い地元で働く、介護福祉士を見て憧れたからです。
Q2:3階東病棟と先輩たちの印象を教えてください。
下野さん:他職種とも連携が取れており、優しく教えてくれます。また、仲が良く、職場の雰囲気も良くて、働きやすいです。
里見さん:地元の方たちだけではなく、県外(特に九州)の方が多く、関わりやすかったです。頼もしく、親しみやすさのある先輩方だと思いました。
Q3:九州から来た2人に、地元をPRして下さい。
下野さん:九州にはおいしい食べ物がたくさんあります。離島の方は海がとってもきれいです。ぜひ、桜島を見に来てください。
里見さん:私の地元は九州の離島です。美しい自然と、おいしい郷土料理が魅力です。ぜひいらしてください!
二人とも九州の同県出身なんて運命ですね。病棟スタッフも九州出身が多いので、地元話で盛り上がりそうです。病棟で働く二人にとっては、期待感や不安が沢山あると思いますが、3階東は優しくて明るいスタッフが多くいる病棟です。分からないことや悩んでいることなど、溜め込まずにどんどん先輩たちに聞きに行きましょう!
私自身、入職して4年目ですが、今年から新人二人と研修に参加しています。二人へのインタビューを通して、私も初心に戻りフレッシュさを取り戻していきたいと思います。また、3階東病棟スタッフ一同、常に学ぶ意識を持ちながら、明るく楽しく働けるように心がけていきたいと思います。
写真左:里見さん(介護福祉士)、右:下野さん(看護師)
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。尚、撮影時のみ一時的にマスクを外しております。
新年おめでとうございます。2022年は鉄道開通150年だったり、岸田内閣が増税をするぞと言って世間(特にSNS)がざわついていたと感じた1年だったと思います。
突然ですが皆さんの正月のイメージはどんな物がありますか?
初詣やおせち料理、正月遊び等色々あるかと思います。私の正月の楽しみは、お餅を食べることです。お米が大好きな私は、毎年この時期にはたくさん餅を食べます。コロナが流行する以前は、友人の所属するボーイスカウトのお餅つきの手伝いで参加して、つきたての餅を食べていたものです。
お餅に関して記載して行くにつれ、私が関東に引っ越してきたばかりの頃を思い出しました。それはお雑煮の餅が四角であったことです。関西で育った私はお雑煮の餅=丸い餅と思っていましたが、地域によって異なっていた事実を知って驚いたことを思い出します。この話題で患者さんとお話をすると、私の所は四角、私の地域は丸、お餅は苦手と言った話で盛り上がり、お餅だけでなく、だしの色や桜餅の形など地域の違いを話し、懐かしむといった会話で楽しむことができました。
前回のコラムとやや似たような内容となりましたが、地域性ある話題はちょっとの違いから話が広がっていくものだと思いました。自分が感じたことを口に出して話してみることで話がどんどん広がり、お互いに楽しい時間が過ごせるきっかけになるかと思います。
今年はコロナで患者さんと新年を祝う雰囲気ではなかったですが、来年は一緒に新年をお祝いできることを願っております。 今年もよろしくお願いいたします。
猛暑が続き、各地で暑い日が続く中、今年は3年ぶりに行動制限が緩和された夏になりました。お盆休みを使って帰省する方、観光地へ旅行する方、キャンプや釣りといったアウトドアを楽しむ方など様々な楽しみ方をしたのではないでしょうか。そんな中、今回のコラムではお盆をテーマに取り上げたいと思います。
お盆にすることと言えば、先祖の墓参りが多いかと思います。墓参り一つでも地域によってさまざま風習があるといいます。私の生まれ故郷である山陽地方では、墓の周りに灯篭(写真1)を飾ります。
調べたところ、この風習があるのは山陽地方の一部だけであることが分かりました。TVでも紹介されたこともあったようで、なじみの風景がこのような形で紹介されてびっくりしました。
お盆になると制作されるものと言えば、キュウリの馬となすの牛(精霊馬)があります。先祖の霊を連れてくるお供として作られますが、近年では先祖に楽に早く来て欲しいという理由から、とても凝った馬と牛を制作する方が出てきます。今年は某カーメーカーが制作した馬と牛(写真2)が話題になりました。
ご先祖が好きだったものや、快適さを求めてこのような精霊馬を制作する、これは日本人の先祖を思う気持ちが形として現れているものであると私は思います。
故人を思う心は、人を思いやる心ですね。これは看護・介護の仕事にはとても大切な要素であると思います。お盆を通じて思いやり、寄り添いながら見て考え、よりよい看護・介護を提供することが大切なことだと改めて感じました。