家族支援専門看護師 栗田 智美
2020年7月、3か月ぶりに院内の集合研修が再開されました。その中で、新人看護師・介護福祉士を対象に「臨床倫理」について講義を行いました。今回は、3密を避けるために少人数制とし、3回に分けて実施しました。
写真は、「もしバナゲーム」をしている様子です。カードゲームを通して、自分自身がどんな価値観を持っているのかを自らが知る機会となり、価値観というのは十人十色であることを、実感をもって学ぶことができました。
また、事前指示書の記入体験を行いました。まずは自分自身のことをチェックしてみた後に、今度は立場を変えて、家族や親しい人が病気となり、その身内として考えてみました。立場が変わると意思表明の内容が変わることを体験し、家族看護ではよくみられる患者と家族のズレについて伝えました。
新人さん達は、素直で吸収力があり、成長が楽しみです。
摂食・嚥下障害看護認定看護師 加藤 久美子
専門・認定看護師企画勉強会「経口与薬の方法について考えましょう」というテーマで開催しました
摂食嚥下障害のある患者さまに経口与薬する時、安全に内服するためにはどうしたらよいのか悩むことがあるかと思います。さらに絶食中の患者さまの場合には、不安に思うことがあるのではないでしょうか。
今回の勉強会では、内服を安全に実施できる方法を自分自身で体験してもらいました。アンケートの結果では、「実際に飲みにくいと感じたので、患者さんには1錠ずつ内服させたい」「嚥下障害の方がどのぐらい内服が大変か理解でき、実践で工夫できると思った」などの意見を頂きました。
掲載日 2015-01-19
2014年4月、「家族支援専門看護師」の栗田看護師の入職を機に、「専門・認定看護師会」を発足しました。
それまでは、すでに在籍する感染管理認定看護師と脳卒中リハビリテーション看護認定看護師がそれぞれの専門分野で個々に活動していました。
新しい出会いは、'コラボレーションすることで看護の幅が拡がる!'という思いを抱かせ、わくわくした感じに向かってこの会は始りました。
栗田家族支援専門看護師(前部)・岩川脳卒中リハビリテーション看護認定看護師(中央)
感染管理認定看護師(後部)
さて、発足第1回目の勉強会を、2014年11月に開催しました。
「事例を通して、脳卒中・感染管理・家族看護が一度に学べる」という謳い文句で、テーマは「目がてん」!
家族への関わりに悩んでいるスタッフや意味深なテーマにひかれてか(?)、看護師、医師、リハスタッフ、管理栄養士、介護福祉士等、多くの方にご参加いただきました。
それぞれの専門資格を生かして切磋琢磨し、楽しく成長していける、そんな会をこれから目指して活動していきたいと考えます。