5階南病棟では、昨年夏からパートナーシップを導入、6ヶ月が経ちました。当初はパートナーとのケアに戸惑いを感じていましたが、今ではお互いに情報共有しながら患者様のスケジュールに合わせたケア実施に慣れてきました。また、新人は先輩職員と一緒にケアを行うため、知識や技術に不安があっても先輩の対応や技術を確認することができ、スキルアップに繋がっています。
導入直後はカンファレンスで行動調整を行っても、「大丈夫です」というメンバーが多かったですが、現在はメンバー間で出来ていること、出来ていないことを報告する場面が増え、介護職員も協働してケアを行うことが出来るようになってきました。
まだまだ課題もありますが、出てきた課題を病棟全体で解決していき、今後もより良い5階南病棟にして行きたいと思います。
今回は私たちの病棟で頑張っている2019年4月入職のフレッシュな新人さん2名が主役です!
看護師:伊集院さん
入職して8ヶ月が経ち、自分で出来ることが増えました。思うように出来ず、日々看護の難しさを痛感していますが患者様との関りを通して、やはり「看護は楽しい」、「看護師になって良かった」と思っています。これからも日々精進して、先輩方のように患者様のためにしっかり自分の看護ができるよう頑張っていきたいと思います。
介護福祉士:高橋さん
8ヶ月経って、自分に出来ることが増えてきて、技術も徐々に上達してきました。時々悩むこともありますが、充実した日々を過ごせていると思います。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。
5階南病棟では、今年度の看護部目標である「安全で質の高い看護・介護を提供する」「新たなものをつくり、挑戦する力を発揮する」「つなげる・つながる看護・介護を実践する」を達成するために、看護・介護提供方式の変更を行うことにしました。4月から勉強会、年間パートナー選定会、日勤業務のマニュアル見直しなどを行い、7月1日からPNSを導入・開始しました。
ペアで情報を共有し、ケアを実践することに戸惑いがあったり、看護・介護の協働にも課題がありますが、患者さまによりよい看護・介護が提供できるよう、出てきた問題を1つ1つ病棟全体で解決していきたいと思います。