新年おめでとうございます。
2021年はオリンピック開催やコロナ感染への警戒・対策など、慌ただしく、駆け足な1年だったかと思います。前回のコラムでクリスマスツリーの意外な使い道についてお話しました。ハロウィン仕様に飾られたツリーはなかなか見物で、どれも個性ある飾りつけでクリスマス気分を味わうことができました。
さて、ここで年は明けましたが、サンタクロースについての豆知識をひとつ。サンタクロースは聖ニコラス司教であると言われています。4世紀頃、日頃から困っている人を助け、自らの持ち物も惜しまずに与えていた彼は、近所に住む大変貧しい家の煙突から金貨を投げ入れ、その金貨がちょうど暖炉の傍に干してあった靴下に入ったとありました。その金貨のおかげでその家族は救われたというお話があり、これがクリスマスに靴下を下げるとサンタがプレゼントを入れる始まりになったと言われています。
私の通った短期大学はキリスト教系の学校であったため、聖書で学ぶ授業があり、聖ニコラス司教の自分の持つ物を惜しまずに与える考えは、介護の仕事にも繋がると教わりました。実際勤めてみて、自分の持てる力をケアに役立て、患者の生活を支援するという考えに至り、学んだ通りであったと感じています。
自分の持つ力や技術がたくさんの人の役に立つようにこれからも精進していきたいと記載して改めて思いました。今年も1年よろしくお願い致します。