スタッフコラム
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地域包括ケア

地域包括ケア病棟(3階西) ~フレッシュな新しい仲間の紹介~

2022年6月

こんにちは。春から夏へと移り変わるこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。新年度が始まり、3階西病棟にも新しい仲間がやって来ました。介護福祉士の清塚さんと看護師の佐藤さんです。

今回は病棟へ新しい風を運んでくれるフレッシュな新人お二人にインタビューをさせていただきました!!

フレッシュな新しい仲間
清塚さん(写真左)と 佐藤さん(写真右)

Q1:看護師、介護福祉士になったきっかけを教えて下さい。

佐藤さん:看護師という職業に興味があり、看護師体験をした際に看護師の患者様に寄り添う優しい姿が印象的でした。私も看護師になり、多くの方に寄り添い役に立ちたいと思い、看護師を目指しました。

清塚さん:父を自宅で介護していた際にお世話になった介護福祉士さんが父だけでなく、一緒に暮らす家族の悩みも一緒に考え、暮らしやすいようにと家族の力にもなってくれました。そんな姿を見て、私も患者様だけでなく患者様の家族のことも考えられるような介護福祉士になりたいと思い、目指しました。

Q2:3階西病棟の印象を教えて下さい。

佐藤さん:明るく優しさに溢れている病棟だと感じています。また、患者様との丁寧な関わり方だけでなく、スタッフ間での連携・サポートを密に行われていて、スタッフ一丸となって患者様を支えていると思いました。明るく温かみのある3階西病棟のスタッフの一員になれるよう頑張ります。

清塚さん:スタッフの皆さん、明るく笑いが絶えない病棟だと思いました。実際、皆さん優しく「大丈夫?もう慣れた?」など先輩から声をかけていただいてます。

Q3:今後どのような看護、介護を実践していきたいですか。

佐藤さん:常に思いやりの気持ちを持ち、患者さんの一人一人の心にきちんと寄り添い、その方らしく過していけるような看護を提供していきたいです。また、笑顔を忘れず、患者様やご家族様、スタッフから 信頼される看護師を目指したいです。少しでも早く、一人前の看護師になれるよう頑張ります。

清塚さん:患者様だけでなく、ご家族様にも患者様の生活背景を意識した支援をしていきたいです。

インタビューへのご協力ありがとうございました。お二人とも笑顔の素敵な方々です。初めてのことばかりで不安が大きい中、現在先輩達と一緒に学びながら、仕事をしています。まだまだ分からないことが多く、戸惑うこともたくさんあると思いますが、一生懸命頑張っています。

病棟スタッフ一同、理想の看護、介護が実践できるよう、全力でサポートしていきたいと思います。また、これからも患者様やご家族様に暖かく寄り添い、明るく楽しく笑顔の絶えない病棟づくりを心掛けていこうと思います。

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。尚、写真撮影時に限り、一時的にマスクを外しております。

3階西病棟 過ぎ去った夏を取り戻そう!

2021年11月

こんにちは。地域包括ケア病棟の3階西です。
今年の夏もコロナが蔓延し、過ごしにくい日々を送られたのではないでしょうか。夏祭りや花火大会、海に行くなど夏らしいことはできず、夏が終わってしまいました...。

そこで当病棟では、少々季節外れではありましたが、患者さんとスタッフ共に、過ぎ去った夏を取り戻そうではないかと、10月上旬に花火鑑賞会を開催しました。

プロジェクターで花火鑑賞会
扇子や浴衣などの小道具を使った写真撮影

スクリーンが小さく花火のダイナミックさを表現できなかったことは悔やまれますが、ソーシャルディスタンスを保ちながら、ロビーに多くの方が集まり、皆さんと花火を観ることが出来ました。

参加された患者さんからは「20年前に花火大会へ行ったのが最後だなぁ。」「家の近くから見えたのよ。」と懐かしむ様子が見られました。また、スタッフからも「○○さんが花火をうっとり見てて、ほっこりしちゃいました。」と感想をもらうことができました。

離床することが難しい患者さんは、天井にプロジェクターで花火を映し出し、扇子や浴衣などの小道具を使った写真撮影を行いました。1時間程度の鑑賞会ではありましたが、夏を感じるいい機会になったのではないかと思います。

コロナ禍となり、当たり前にあった夏の風物詩が色々と中止となり何か物足りない夏でありましたが、皆さんと花火鑑賞をし、季節を感じることの大切さを学ぶことができました。

コロナによって伝統行事が行えない中ではありますが、是非、「視覚」「嗅覚」「聴覚」「味覚」「触覚」の五感を研ぎ澄まし、日本で暮らしているからこそ味わえる四季を感じ取り、心を豊かにしていきましょう!

※患者さまには写真公開の同意と許可を事前に得ています。

介護リレーコラム 第5弾 ~一人の人として関わる~

2021年10月

3階西病棟(地域包括ケア病棟) 原田将光

 私は、病気や障がいがあるから=病人としてではなく、一人の人として関わることを大切にしています。そして、個人のことを理解して安心感の与えられる介護福祉士を目標にケアを行っています。

 ある時、緊張した表情で口調も強く、頻繁にナースコールされる患者さまと出会いました。しかし、日々関わる中で「編み物がしたい」、「誕生日が近いから美味しいものが食べたい」と話されるのを聞き、編み物のレクリエーションや誕生日の当日に希望していた食事を提供するプランを立て、ニーズに近づけるように対応しました。すると、緊張が和らぎ、時折、笑顔も見られるようになり、「いい時間を過ごせたから良かったよ。ありがとう。」と感謝の言葉を頂くことができました。この経験から、入院生活の中でも自分のペースで過ごせるように環境を整えたことで安心感を得て頂けたのではないか、と私は思っています。

一人の人として関わる

 患者さまは人生の先輩です。私はこの仕事を通して、以前の自分よりも一人の人として関わり、相手のことを理解することができるようになって来たのではないかと感じます。介護の仕事は、日常生活を支援するだけでなく、その人の人生を支える仕事であると教えていただいたことがあります。介護は素敵な仕事です。今後も「一人の人として関わる」その目標を大切にして日々、努力をしたいと思っています。

一人の人として関わる

※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)

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